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わが故郷「和歌山県御坊市」に縁のある大名子孫の婿養子になった世界的な物理学者

昨日(2008年3月27日)の
クイズミリオネアで、
女優の富司純子が出演し、1000万円を獲得した。

その女優寺島しのぶの母でもある富司純子が生まれたのは
1945年(昭和20年)12月1日、
和歌山県御坊市で生まれた。

その和歌山県御坊市は私の故郷である。
和歌山県御坊市は
昭和の大合併と1953年の7・18大水害などの影響があり、
1954年に市制施行。
私は1973年に生まれて以来、
高校卒業時の1992年3月末まで住んでいた。

当時は、人口3万人あったが、
平成になり人口は3万人を切り、
現在は2万6000人余りである。


その御坊市では、日本一のシェア製品がある。
それは、麻雀牌である。
御坊市には、
国内の麻雀牌生産シェアで70%を誇る
大洋化学」があるからだ。
また、同社は全自動麻雀卓のシェアは50%に
なっている。

御坊市で有名なものと言えば、
特に鉄道フアンの間で、知られている
「紀州鉄道」である。

この、紀州鉄道はJR御坊駅〜西御坊間の2.7kmを結ぶ鉄道であり、
「長らく日本一の短い私鉄」と言われてきた。
(2002年に千葉県に、2.2kmの芝山鉄道が開業して、
現在は、日本一ではないが、芝山鉄道の延伸計画があるので、
再び紀州鉄道が日本一短い私鉄になる可能性がある)。

この西御坊駅は、私の現在の実家から歩いて1分もかからない。

紀州鉄道の駅に「学門駅」がある。
学門駅は、
私の母校でもある日高高校の裏門の前にある駅である。
その「学門駅」の入場券や入場券を形取ったキーホルダーは
学業御守として、受験生が購入したりしている。

この紀州鉄道は、地元では「臨港」と呼ばれている。
もともとは、1928年の開業から
1973年まで、御坊臨港鉄道という名称であった。

この紀州鉄道は今年開業80周年を迎える。

この紀州鉄道の起点である
JR御坊駅の近くに
亀山という標高120mの山がある。

その亀山には、室町時代に、城があった。
その亀山に城を作ったのは、
甲斐源氏の子孫の湯川氏であった。
その辺りは、御坊市湯川町と呼ばれていて、
私の母校湯川小学校の校歌に「亀山城址」という歌詞がある。

その湯川氏と御坊には大きな関わりがある。

その湯川家十一代の直光が1532年(天文元年)、
現在の御坊市に隣接する美浜町に
吉原坊舎を建て、本願寺へ寄進した。
この寺院が御坊と深く関係していくことになる。

直光が亡くなった後、
跡を継いだ
嫡男・直春が、1585年(天正十三年)、豊臣秀吉の紀州攻めのにより、
破れ、その時、吉原坊舎を失った。
そこで、翌年の1586年(天正十四年)
吉原坊舎の代わりに、現在の御坊市中心地に
仮堂を建立、
本願寺の門徒達により
その9年後の1595年(文禄四年)に、
仮堂の近くに、本願寺日高別院が建立され現在にいたるが、

その日高別院周辺は
家が集まりだし門前町として栄えていったが、
その本願寺日高別院のことを
「御坊様」と呼んだ。これが、御坊の名前の由来である。

湯川氏縁の寺院が、御坊市の名前の由来を作ったのだ。

その湯川氏の子孫に、湯川澄子という女性がいて、
彼女は、1932年、京都帝国大学で物理の講師をしていた小川という
男と結婚する。彼は婿養子になったので、湯川に性を改めた。
その澄子の夫の名は「秀樹」。

秀樹は1934年、中間子の存在を予言、やがて、中間子の存在が確認され、
1949年、日本人初のノーベル賞を受賞する。

御坊の名前の由来のきっかけの寺院を建立した湯川氏の子孫に
婿養子に来た青年が、日本人初のノーベル賞を受賞したのであった。


このブログでの関連リンク

御坊市誕生の背景にある大水害
1953年7月18日 〜 和歌山県地方を襲った大水害の日

御坊市が麻雀牌生産日本一にちなみ・・・
「パニック」と「テンパる」 〜 ギリシア神話と麻雀

御坊市境近くにある隣町の有名寺院
安珍・清姫伝説の道成寺の番組〜なつかしいなあ


テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術


この記事に対するコメント

わたしの祖父は日高郡の山奥の上うぶ湯川村というところの出身です。先祖は秀吉の紀州攻めの際に山奥に逃げたと聞いています。
【2008/04/03 22:35】 URL | 湯川鶴章 #uK8NglzA[ 編集]

以前、御坊に住んでいたことがあります。
名田にある学校の寮に7年ほど住んでいました。
故郷を離れ久しく帰っていませんが、ふと懐かしくなりコメントさせていただきました。
【2008/04/22 22:57】 URL | 杉 #-[ 編集]


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