恋をしている女性が綺麗なわけは
恋をしている女性は綺麗になると言われるが、 それには医学的な理由がある。
恋心を抱くと 脳内にPEA(フェニルエチルアミン)という化学物質が 大量に放出される。
PEAには食欲抑制作用がある。そうなると 食べる量は自然と少なくなり、体重が減り、スリムになっていくのだ。
ちなみにPEAを多く含む食品はチョコレートである。 PEAは女性だけでなく男もでる。 恋の記念日のバレンタインデーにチョコを贈ることは 理にかなっているのだ。 古代アステカの歴代の王たちは、女性を愛する時に恋の媚薬として必ずホットチョコレートをあおり、恋心を高揚させていたという。
恋をして、ときめきを感じているときは 脳内の神経伝達物質の「ドーパミン」が放出され 交感神経に働きかけ、向上心を持たせ、 心身とも活発になり、輝きがあるように感じる。
恋をすると女性の卵巣から「エストロゲン」という 分泌される女性ホルモンが大量に放出される。 エストロゲンは、 卵胞期(生理開始日6~12日)から 排卵期(生理開始日13~15日)にかけて 分泌されるのだが、 このエストロゲンは 肌の新陳代謝を良くし、キメのそろった若々しい肌にする 効能があるのだ。 エストロゲンが大量に分泌されるほど お肌はピカピカになるのだ。
もともとは エストロゲンは生理後~排卵日にかけて 男性を惹きつけるために分泌されるホルモンであるが、 気に入った彼を受け入れたいため エストロゲンがよりいっそう分泌されるというのだ。 だから、恋をしている女性は綺麗になっていくのだ。
恋心を抱いた時に女性の体内で生み出される PEAとエストロゲンによって、 恋する女性は綺麗になるのだ。
ただ、恋愛をして PEAが出るのは2~3年だという。
恋愛期間が長くなり、PEAの代わりに出てくるのが 「βエンドルフィン」である。
βエンドルフィンは脳下垂体から分泌される。 βエンドルフィンは やすらぎといった快感を与える作用がある。 つまり、恋愛初期の熱烈な恋心から やすらぐということは「安心」「信頼」の気持ちを抱くことになる。
つまり、 βエンドルフィンは 長くつきあっている恋人といるときに脳内に分泌される物質なのだ。
βエンドルフィンが分泌されると、精神的ストレスが解消された 状態になり、 その興奮が 自律神経を通して心臓に伝達され鼓動が高まり、 血行が促進される。
また、βエンドルフィンは 角化細胞、繊維芽細胞からも分泌され、 これらの細胞を活性させるのであるが、 そのことにより、肌の新陳代謝が活発になり、 お肌を美しく保つのだという。
恋心や情愛を抱き続ける女性は美しくなるのだ。
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