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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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よすが「縁」「因」「便」 ~ 拠り所を意味する「寄す処」に由来

「身や心のよりどころ」という意味で
「便」と書いて、「よすが」と呼ぶ。

この「よすが」意味としては、
「拠り所」という意味以外に
「縁者」「頼れる人」「手がかり」「手段」
という意味があり、
「縁」と書いたり「因」と書いても、
「よすが」と呼ばれる。

その「よすが」の語源は
「寄す処」(よすが)である。

「寄す」の「寄」という文字は
家を意味する「宀」と、
音を表す「奇」からなる。
それには「よる」という意味があり、
つまり、家に身を「よせる」という意味がある。

家は人にとっては、頼れる処
身や心を置くところとなる。

もともと「寄」は漢語で「キ」と呼ばれていたので、
日本の「よす」に当たられた字と思う。

「よす」そのものはどのような意味があったのか
わからないが、

「よす」の口語体の「寄る」には
・近づく
・1か所に集まる。一緒になる。
・味方になる
・気持ちが傾く

という意味があるが、まとめると

「心が惹かれ一緒になる」という感じだろう。

それに「家に身をよせる」という意味の漢語の「寄」と
あてたのだろうか?

家は場所なので「処(ところ)」であるので、
「寄す処」となったのだろうか?


「寄す処」は、はじめ「よすか」と清音で呼ばれていた。
「住み処」と書いて「すみか」と呼ぶのと同じである。


それが濁音化して「寄す処」は「よすが」と
呼ばれるようになった。

「縁」「因」「便」という文字を用いて「よすが」と
呼ぶようになる。

どうしてそうなったのかきちんと調べていないが

「縁」は「人が心のよりどころ」となるというので
人とのつながりを示す「縁」が使われたのだろうか?

「因」には、 関係、縁、繋がりという意味があるので、
使われるようになったのだろうか?


「便」は「つごうがよい」という意味があるが、つまり
「あてになる」「頼りになる」ということなので、
「寄す処」という意味で使われるようになったのだろうか?











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テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術


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