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スマトラ沖地震・インド洋大津波から1年

明日の12月26日で、スマトラ沖大地震インド洋大津波の発生から1年になる。

実は、スマトラ沖地震の時、地球はつながっていると感じさせる現象が日本で観測されていた。

独立行政法人「産業技術総合研究所」によると、地震の約10分後、日本各地の設置した水位計で一斉に水位が変化。兵庫県安富町では、基準値より2・78メートル上昇し、さらに最大2・26メートル下降して、最大約5メートルの水位変動が生じた。松山市の道後温泉では49センチ上昇したほか、神奈川県真鶴町では最大120センチ上下動があった。

さらに独立行政法人・防災科学技術研究所の観測によると、スマトラ沖大地震の直後から6日間にわたり、四国西部の地下で体に感じない「ゆっくり地震」(深部低周波微動と呼ばれる微小な地震)が起きていたという。低周波微動は、この地域の地下30キロ付近で年に何回か断続的に多発しており、周辺部の地震で誘発されることがある。スマトラ沖の地震は、はるか遠方で起きたが超巨大だったため、誘発された可能性があるという。低周波微動は通常の地震よりゆっくりとした揺れで、地下の水やマグマなどの流体が関係していると考えられているようである。

スマトラ沖大地震は、M9という超巨大地震だったが、日本でも、東海・東南海・南海の大地震が同時発生すれば、スマトラ級の超巨大地震になるリスクはあるという。ある研究によると、21世紀中に発生すると予想されるその3つの大地震が、同時発生する可能性があるかもしれないということである。実際に、1707年に発生した江戸時代の宝永地震(M8.4)は、東海・東南海・南海の大地震が同時発生したケースであり、その地震の49日後、富士山が宝永の大噴火を起こす。
もし、現代、富士山が大噴火した時、その大量の火山灰が首都圏を襲った時、精密機器に何がしかの影響を及ぼして、生活機能がマヒする事態になることがないのかなと私は思ったりする。

その3つの巨大地震が発生すれば、太平洋沿岸に大津波襲来が予想される。私は、阪神間に住んでいるが、1854年に発生した安政南海地震では、海から道頓堀川を津波が逆流し、現在の大阪ミナミあたりに被害が出たという記録がある。

次の南海地震が発生した場合、津波は大阪市内には、地震発生から2時間で到着すると予想されている。
大阪梅田には巨大地下街があるが、梅田周辺の海抜は1m。2mの津波が来た場合、水は防水板を乗り越えて、地下街に侵入していくとも予想される。地上からの津波が階段を滝のようにして流れてくる。たとえ、それが水深30センチくらいの膝下くらいの水流だとしても、流れが強く、かつ、ゴミなどの浮遊物が障害となり、大人の男でも、その水流の階段を上がれない。それは、シュミレーション実験の結果、証明されている。

もし、大阪梅田地下街で大地震に遭遇したら、津波到着まで2時間はあるので、地上の耐震性のあり、かつ、地震による損害が少ない、高さのあるビルに逃げることである。

津波が大阪湾を襲来した時、ある悪夢のシナリオがある。津波による大阪湾沿岸に接岸されている巨大な船が、陸地内に入り、様々な家屋や建造物を破壊、その破壊されたもののなかにガスタンクや石油タンクがあれば、大爆発が発生したり、破壊され石油タンクから漏れた油に引火し、その引火した油が津波と共に大阪市内に逆流して、それによる大規模火災が発生するシナリオである。

津波は、震源地に近い紀伊半島・四国沖沿岸では、早いところでは、地震発生から10分ぐらいで津波襲来が予想されている。
その避難に対して、ある設備を製造・販売している会社が大阪市にある。その企業名は「フジワラ産業」で、津波避難用の塔を製造・販売している。その商品名は

「タスカルタワー」

で、既に三重県志摩市(旧大央町地域)に設置されている。


それは地震発生時には津波避難塔として機能するが、平時では多目的利用を想定している。利用方法は

 大・小風力発電の主柱
 ソーラー発電の架台(平常時は売電、地震時の電力)
 子供の滑り台、盆踊りの櫓
 非常時の飲料水貯蔵庫
 海水浴場の監視塔
 火の見やぐら(ホース乾燥装置付)

があるということだ。
受注生産で、40〜50人が避難できる大型のものから5人程が避難できる家庭用のものまで応じて、価格は245万円(消費税込み)からということである。

津波は南海地震だけでなく、インドネシアやパプアニューギニアの太平洋岸で発生した地震のよる津波もある。その場合は、西日本沿岸に大きな津波が来る可能性があるかもしれない。

南海地震などで、懸念されていることは、津波だけでなく、長周期波動により、高層ビル、高層マンションが、建物の破損がなくても、室内で長時間振動が続き、家具が倒れたりして、ケガ人が出る可能性が想定されている。

スマトラ沖大地震・インド洋大津波から1年、あらためて地震国に住む日本人として、地震と津波に対する防災知識は、必修と言って良いと思う。


テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術


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