言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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原田マハ 作の「長良川」を、耳で聞く短編小説NHKラジオ文芸館で聴いて・・・亡き夫との思い出が詰まった長良川を娘と娘の婚約者との旅で回想しながら、長良川の風景がいっさいがにじんで美しく見えていた。

今日は、2018年(平成30年)3月18日 日曜日

昨日の午前8時05分から
NHKラジオで
「耳で聞く短編小説 ラジオ文芸館」を
小型のポケットラジオで聴いた。

昨日の小説は、原田マハの作品の
「長良川」でラジオ文芸館のページから引用すると、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2018年3月17日
作:原田マハ

 娘の麻紀とその婚約者とともに1年ぶりに長良川の鵜飼いを見にきた堯子(タカコ)。
去年、横にいた夫・芳雄の姿はもうない。川原町の小路を歩くうちに、
麻紀(マキ)が一軒の「水うちわ」の店に気づく。
そこは、25年前にも夫と新婚旅行で立ち寄った店だった。
 やがて、屋形船に乗り込んだ三人。夫が一年前、
「おれが、死んだら。」と言った言葉がよみがえってくる…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と簡単なあらすじの説明があるが、
堯子(タカコ)が
娘の麻紀(マキ)と麻紀の婚約者のショウゴともに
鵜飼見物のため長良川に旅行に行くのだが、
その旅行のひとこまとそれに付随して
堯子が亡き夫の回想場面が交互に
展開される物語である。

どんな物語か詳細を以下に書いていく。

一部記憶が曖昧な部分があり、少し内容が間違っているかもしれまん。
お許し下さい。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

1年前に夫を亡くした堯子(タカコ)は
娘の麻紀(マキ)と麻紀に婚約者のショウゴと
長良川に旅をしていて、宿屋にいた。


宿屋の仲居が
「失礼ですが 奥様 昨年の今頃お泊りになられましたでしょうか」
と声をかけてっきた

堯子「じゃあ あの時もお世話になったのかしら」

仲居「確か昨年の花火大会の前の日で
ご主人様が娘が嫁に行って
夫婦2人きりになるので
今回の旅はその予行演習とおっしゃって」

堯子「そんなこと覚えておられるのですね。」


仲居「それはもうとても仲のよろしい素敵なご夫婦でいらっしゃいましたから。
今回はご主人様はお留守番でいらっしゃいますか」
何気なく仲居が尋ねる

一瞬3人はこおりついたが

「一緒に来たかったのですが」堯子はそう答えた。



堯子が見合い結婚をしたのが25歳の時。
その倍生きてきて、娘が自分と同じ25歳で結婚するのを
不思議に思っている。

縁談は父の姉がもってきて、堯子はあまり乗り気でなかったが、
付き合っている男性もいるわけでもなく、断る理由もなかった

芳雄は堯子は好みのタイプだったが、
堯子は芳雄は好みではなく、この縁談を無かったことに
してもらおうと思った。
見合いの時、
お互いにムッツリしていた。するとおばが席を外して
堯子と芳雄の2人だけになり、

芳雄が「僕といても退屈でしょう。あなたにせっかくえくぼがあるのに
それがはっきり見れませんから」

思わぬ芳雄の一言に
堯子はプッとふき出してしまった。
その堯子の顔を見て、芳雄も笑顔になった。

芳雄「そのえくぼいただきました。」

堯子はいつも笑顔を絶やさない家庭が築ける予感が嬉しかった。
6回目のデートで芳雄は堯子のプロポーズをして

芳雄「あなたのえくぼ一生絶やさないようにします。」
そして、芳雄は堯子の手を壊れ物にもさわるかの感じで握った。
あの時のあの手の暖かさが今もふと蘇る。



堯子と麻紀とショウゴは3人で歩いていると
水うちわを売っている店に着いた。

麻紀はそのうちわを父の芳雄が使っていたのを覚えていた。
堯子は昨年芳雄とその店に来たことを思い出す。

芳雄「はじめて来た時も水うちわがあったよな」
堯子と芳雄の新婚旅行の時のことであった。安くはないが
珍しいということで買ったのだ。

芳雄「生まれたばかりの麻紀に君が添い寝しながら、このうちわを扇いで
やっているのを見たとき、青い風が目に見えるくらい涼しそうだった。
まるで、幸福のかたちが目に見えた。そんな気がした」

1年前のその日、普段と違って饒舌になり
堯子を笑わせたり、文学的なことを言ったりして、
芳雄はその日だけは詩人だった。

麻紀を出産した時、産道が狭く難産だった。
陣痛が始まり3日3晩苦しんだ。
芳雄はトイレ以外はひと時も堯子のそばから
離れず寄り添った。
陣痛で額に汗かき苦しむ堯子は芳雄に
こう懇願した。

「ねえ、何か話して。気がまぎれること。」

急に言われた芳雄は

「何かって?何を?」

とオロオロした。

「何でもいい。おもしろいこと」

「おもしろいこと?小話みたいなことか?」

堯子は歯を食いしばる。

「ああ、痛!何でも良いってばあ。早く」

「ええと、ええと、それじゃあ。
日本全国の一級河川と支流の名前。」

芳雄は大学の土木建築科で河川と橋の研究をしていて、
主に橋梁の耐久性で教鞭を取っていた。

芳雄は苦しむ堯子の背をさすりながら
日本の一級河川を北から順番に

「北海道。天塩川。支流、似峡川、ペンケヌカナンプ川・・・」と

一級河川と支流の名前をスラスラといい始めた。
芳雄や研究や役所の依頼で
全国の河川に行くとそれを写真に撮り
堯子に見せていた。
芳雄にはなかなか写真の腕前があるようで、
記録用に撮影した川や橋の写真には
光のさざめき、川面を吹き渡る風の気配など
風情が感じられた。

堯子は朦朧としながらも表れては消える
大河を想像した。
いつしか堯子は川の流れに身を委ねるような感覚になった。
堯子は川面に悠々と浮かび、その川は
長良川のイメージだった。

芳雄は君に見せたいものがあると、
新婚旅行の行き先を長良川にしたのであった。

「自分が調査してきた川で、一番好きな川だ」

夏の夕刻の長良川河畔にて、
新婚の2人が佇んだ。
夕陽がゆらゆらと川面を燃え立たせていた。
芳雄は
「研究でつまづいたりしたら、この川を思い出す。
川があって、橋があって、人々が行き来して、川辺があり、
家が並び、釣り人が糸を垂れて、大昔から続く人間の営み、
その中心を静かに流れていく川。
人間は小さいが、小さいなりに川と付き合っている。
人間はなんだかかわいい。俺も小さい、かわいいもんだ。」

夫になったばかりの人とささやかな川風を感じながら、
歩いた川辺。どこまでも続くなだらかで真っ直ぐな川。
長く苦しい分娩の最後にスーと真ん中を通ったのは
川のイメージだった。
そして、無事、麻紀を出産したのであった。

すると、芳雄のつぶやきが聞こえてきた。
なんと、途中で言いやめていた
全国の一級河川や支流の名前を言い続けてきた。
そのうち羽毛のような柔らかな眠りが降りてくる。
半分夢の中で、堯子の耳はずっと遠くで
さらさらと流れる川の音を聞いている。



窓の外はすっかり夜の帳が降り、
堯子と麻紀とショウゴの3人は鮎料理屋のカウンターで
座っていた。
麻紀の結婚相手の の
「うまい」と言っての鮎の食べっぷりが
芳雄と似ていた。

堯子「周りの目を気にせずうまいものはうまい。
好きなものは好き。やりたいことはやる。
お父さん(芳雄)の場合は研究者だったから
そういう人だったからそんな人と知らず結婚した。」

麻紀「後悔しているの?」

堯子「後悔していない。幸せだったわ。すごく」

堯子は手にしたグラスをコトンと置き、

「幸せだった」夫の芳雄も1年前のあの夜
このカウンターでそうつぶやいていた。



1年前この鮎料理屋のカウンターで
芳雄と堯子は2人ならんで座っていた。
抗がん剤で頭髪が無くなった芳雄は
鮎をおいしそうに食べていた。

病院の暮らしをようやく芳雄は
見違えるように生き生きしていた。
鮎を食べながら「うまい。うまい。生きてて良かった」と
連呼していた。
芳雄のそのような姿に命の輝きを見た。
鮎をむさぼる
みずみずしい芳雄の姿に
堯子は「ひょっとして」と思わずに
いられなかった。


ひょっとしてこんな感じで
毎日大好きな食べて、自分が片時も離れず
傍にいて楽しく笑って暮らす生活をしばらく続ければ
ひょっとして病気が治ってしまうのでは。
笑いは特効薬と何かの本で読んだことがある。
笑い続けることで病巣もなくなってしまうこともあると。
毎日毎日鮎を食べればいい。そのため
この長良川の川辺の町に引っ越してもいいかもしれない。
麻紀は来年結婚をする。
夫婦2人でこの川風を感じるまちで暮らす。
悲しみも心配もない平穏な日々を。

そのような空想を堯子はめぐらせた。

すると、食事を満足に終わらせた芳雄がひとこと

「ありがとう。幸せだった」

その堯子の中に怒りに似た気持ちがこみ上げてきた。

「どうして過去形なの」

ムキになって堯子は返した。

「幸せだった、じゃないでしょ。幸せだ。でしょ
言い直してよ。じゃなきゃ。嫌だ。許さない。
この後、鵜飼も見にいかない」

堯子のあまりの剣幕に芳雄はきょとんとした。
そして、芳雄は自分の禿げた頭をぺチンと叩くと、

「ああ、悪かった。言い間違えた。
幸せだ。幸せだよ」

とあわてて言うと、芳雄は自分のはげ頭を
何度もペチペチと叩くと、
芳雄をぐっとにらんでいた堯子は
そのペチペチする芳雄のしぐさがあまりも
おかしくてついつい笑ってしまった。
2人は肩を寄せ合って笑いあった。

しあわせだった・・・



鵜飼観覧船の屋形船に
浴衣姿の堯子と麻紀とショウゴは乗った。
すると、
堯子は少々得意気に
「鵜飼は1300年の歴史があり
鵜飼は世襲制」など
鵜飼の歴史などについて
若い2人に話した。

堯子はそのように話ながら
不思議な気がした。
新婚旅行の時、鵜飼について
あれこれ語ってくれたのは芳雄だった。
その説明をこんなにもつぶさに覚えているなんて。

鵜飼観覧船の屋形船から
堯子達3人が鵜飼の様子を見ていると
堯子は芳雄の1年前に言ったことを思い出す。

「俺が、死んだら。」


1年前のあの夜、鵜飼見物をしながら夫は言ったのだ。

「なあ、堯子。俺が死んだら。
どうか君が好きなように残りの人生を生きてくれるか。
今まで俺は随分身勝手だった。
研究にかまけて、調査や現場に出かけてばかりで
何日も何日も帰らずに。気の利いたみやげ物を買いもせず。
家庭のこと。麻紀のこと。全部、君に任せきりだった。
それでも君は嫌な顔をひとつもせずに、立派にあの子(麻紀)を
育ててくれたね。麻紀は本当にいい娘になった。
恋をして、随分綺麗になったもんだ。
時々、ふと、昔の君の面影が重なるよ。
そう、出会ったころの。
(中略)
なあ、堯子。俺が死んで、麻紀が嫁にいっちまったら、
君は独りになるけれど、淋しくなるかもしれないけれど、
第2に人生を始めて欲しいんだ。
好きなところに行って、好きなものを食べて、
好きな音楽を聞いて、好きな絵を見て、
好きな花を育てて、好きな本を読んで、
そして、もし、好きな男ができたら
迷わずにそいつと生きて行って欲しい。
なあ、堯子。そうしてくれるかな。
そうしてくれよな。
俺が、死んだら・・・」

堯子達3人を乗せた屋形船は
船着場に到着した。
3人は下船して、

「ああ、楽しかったね」

麻紀がはずんだ声で言った。
母(堯子)はまだ
川辺にたたずんでいる。
暗い川の流れを黙って眺めているようだ。

「お母さん」と麻紀が呼びかけようとするのを
ショウゴが止めた。
そしてささやいた。

「今は、そっとしておこう」

麻紀はじっと母の後姿を見つめていたが
やがて小さく頷いた。

カラコロと心地よい下駄の音が遠ざかっていくのを
堯子は背中で聞いている。
波が引くように観光客の群れは旅館街へと消えていった。
明るく声を掛け合いながら、船を仕舞いにかける船頭達。
長良橋を行き交う車の音。
とうとうと流れる水の音。
川面には光を戻した宿の灯りが
ゆらゆらと灯っている。

堯子の目には
いっさいがにじんで美しく見える。

(終)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

堯子はとても亡くなった夫の芳雄を深く愛していたのだなと
思える物語であった。
亡くなった夫と過ごした思い出が詰まった長良川でのできごとを
娘と娘の婚約者との旅で、次々と思い返される。

特に最終場面にかけての
1年前に、亡き夫となる芳雄が
「俺が、死んだら、君が好きなことをして、
好きな男ができたら、そいつと一緒に生きて行って欲しい」
と言うところを堯子が
娘らと屋形船に乗船している時に思いだして、
そして、屋形船からおりて
ひとりただずんで夜の長良川の風景が

いっさいがにじんで美しく見える。

とあり、堯子の目が潤んだゆえに
にじんで見えてしまったのだろうかと
想像する終わり方であった。
このとき、私は西宮市内を目的地に向いながら
ポケットラジオで交差点の信号を渡っていた。

この原田マハの長良川という作品は
彼女の短編小説集の「星がひとつほしいとの祈り」に
収録されている。

「星がひとつほしいとの祈り」について
原田マハさんは次のように語っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

原田 寄り道しながら私も生きてきました。旅をして、敢えて寄り道をする
ことで気がつくことが多いんじゃないかなと思います。
「長良川」「沈下橋」で、私より上の年代の女性を主人公にしたというのも、
自分が四十代、五十代になってくると、母親の世代がどういう苦労をしてきたかなど、
若い時になかなか分からなかったことにようやく気がついてきたからですね。
旅先で、自分の両親のことやいろいろお世話になった人を思い出しながら、
申し訳なかったな、ありがたかったなと思ったりします。
この物語は人生の先輩に捧げたいという想いがありました。
この親本が出た時も、伴侶を亡くされて落ち込んでいた方や、
疲れて病気になってしまった方などに本をプレゼントしたのですが、
とても喜ばれました。小説を読んでいる時に、自分の人生を振り返ってみたり、
それで少し癒されたりしてくれたら、私もうれしいですね。

――母と娘という関係もありますね。

原田 最近は、一卵性のような母娘の方々もいると思うんですが、
母親って子どもに対して、いつも片思いしているようなものだというのを、
なにかの本で読んだんです。自分たちが思っているほど、
子どもの方はなかなか応えてくれない。自分を省みると、
そうだったなと思います。
だから、すれ違いながらも近付いていくみたいな、通じ合える母娘の関係を、
お母さんの世代と娘さんの世代の両方に伝えられると良いなと思って書きました。

実業之日本社 
『星がひとつほしいとの祈り』原田マハ氏インタビュー
「親子関係、旅、女性の物語です。この文庫を持って旅に出てください」より


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、当ブログでは
ラジオ文芸館で放送された短編小説を複数とりあげているが、
原田マハさんの作品を取り扱うのは今回で2回目である。

前回は平成27年(2015年)5月9日に放送された
「無用の人」である。この作品も素敵な作品で
後ほど載せるリンク集の冒頭にリンク先があるので
ご興味ある方はお読みいただければと思います。

ニコニコ動画。
【ラジオ文芸館】浜田 マハ 「長良川」(「原田マハ」を間違えたのか「浜田 マハ 」と表記している)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm32897559





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