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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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「遠い野ばらの村」(安房直子 作)を耳で聞く短編小説NHKラジオ文芸館で聴いて・・・小さな村の雑貨店店主のおばあさんは実在しない息子家族の空想話を楽しそうにいつもしていると、なんと本当に孫娘が表れた!!おばあさんは孫娘の正体を知っても孫に会える嬉しさは変わらなかった

今日は、2017年(平成29年)11月 5日 日曜日

昨日の午前8時05分から
NHKラジオで
「耳で聞く短編小説 ラジオ文芸館」を聴いた。

昨日の小説は、ラジオ文芸館のページから引用すると、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「遠い野ばらの村」2017年11月4日
作:安房 直子

 主人公は一人暮らしのおばあさん。楽しみは、店にやってくるお客さんに
遠くに住んでいる息子家族の話をすること。でもそれは、おばあさんの作り話だった。
ところがある日、その孫娘が本当に訪ねて来る。これまでおばあさんがうっとりと
語ってきた自慢のお下げ髪の女の子は…。
 児童文学者、安房直子の、幻想的でどこか懐かしく、
限りなく優しい作品世界をお楽しみいただく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というおとぎ話のようなファンタジーを思わせる。
聴いていくと心温まるお話だった。
どんな物語か詳細を以下に書いていく。

一部記憶が曖昧な部分があり、少し内容が間違っているかもしれまん。
お許し下さい。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

谷間の小さな村で雑貨屋を営むおばあさんがいた。
そのおばあさんは遠くに住む息子家族の話を楽しそうに来店客に
するのだが、お客さんらはおばあさんに子供がいないことを
知っていて、おばあさんの息子自慢は空想の作り話であると
知っている。
ただ、どのお客さんもそれに突っ込んだりする人はいなかった。
おばあさんが、空想の息子家族の話をするとき
楽しそうにするからだ。

空想の中に存在するだけの息子家族であるが、
おばさんは
人に話しているうちに本当にいるような気がしてきて、
孫娘のためにゆかたを縫い始めたりしていた。

すると、ある日、おばあさんのお店に
空想どおりのまん丸の目をしたかわいい顔をした
「千枝(ちえ)」と名乗る孫娘が実際に現われてしまったのだ!!!
おばあさんは孫娘が来てくれたことをとても喜んだ。

千枝はお父さんが作った石鹸をおばあさんのお店において欲しい
と頼み、おばあさんはそんな安い値段で売っていいのかいと
思うような値段で売っていいということで、
その石鹸20個をお店に置いていった。
おばあさんは千枝にゆっくりしていきなよというが、
「一週間たったら、また来ます」と去っていった。

千枝が置いていったバラの香がする石鹸は評判が良く
次々売れていき、そして、おばあさんは孫娘の千枝のことを
お客さんに楽しそうに話す。
おばあさんは千枝が来る日が楽しみで楽しみでたまらず、
千枝が来る日の前日から
ゆかたを縫い上げて、おはぎを作ろうと、
もち米と上等のあずきを用意して、あずきを水につけて
やわらかくしようとしていた。

すると、千枝は約束の日よりも1日早くきて、
すると千枝の他に千枝の弟の男の2人もいた。
おばあさんは千枝以外にも孫がいることに
とても嬉しく思った。
ただ、ちょっと困ったことがあった。
千枝のために作っていたおはぎのためのあずきが柔らかくなるには
翌日までかかる。おばあさんは千枝に泊まって行くように
言うが、石鹸を置いてその日に帰るつもりでいた。

すると、千枝は
「あずきとお米が、すぐやわらかくなるように、
わたしがおまじないしてあげる」と言い出し、
あずきの桶ともち米のお釜に
小さなばらの花びらを浮かべて、

「のんのんのん」

と呪文を唱えると、
あずきは柔らかくなりもち米はふくらみ
おはぎはその日のうちにおいしく食べることが
できるようになった。

千枝の弟の男の子達は
おいしいおはぎを食べているうちに眠たくなってきて
寝ようとすると、
千枝は「寝ちゃだめだよ。おまじないがとけてしまう」と
言いつつ、千枝も眠たくなってしまい眠ってしまう。

おばあさんは3人を布団に寝させ、
孫達と過ごせたのをとても嬉しく感じた。
そして、おばあさんも眠る孫達とともに就寝する。

翌朝、おばあさんが目が覚めると
3人の孫達が眠っていた布団には誰もいなかったが、
布団には茶色の短い毛が落ちていた。

おばあさんは、千枝ら孫達は実は
狸が化けた姿だったとわかったが、
それでもそれを気にすることはなく
また、千枝たちがおばあさんの店に
やってきて、石鹸を届けに来てくれればと
思った。

しかし、それから1週間経っても、
10日経っても、半月過ぎても
千枝たちはおばあさんの店に姿を表す
ことはなかった。

そのようなある日、村の子供たちが
おばあさんの店で買ったあの石鹸で
シャボン玉を飛ばしていた。

おばあさんはそのうちひとつのなかなか割れない
シャボン玉を追いかけていった。
そのシャボン玉に誘われるように
何里も離れているある場所におばあさんは
たどり着いた。
そこはあの石鹸の野ばらの香がする場所であった。

すると、3匹のこだぬきが座っているのが見えた。

おばあさんは、そのこだぬきに近づくと、
こだぬき達は顔を下に向ける。
そのうち一番大きいこだぬきにおばあさんが
「千枝かい?」と言うと、小さく頷いた。

すると、近くで紫色の煙が立ち上った。
それは、千枝たちのお父さんとお母さんたぬきが
野ばらの香りがする石鹸作りでたちのぼる煙であった。


やがて、日が暮れて、
おばあさんは千枝たちのたぬき一家の住まいの場から
ほのかな提灯に道案内され
家路に付くのであった。

(物語の最後の部分は大まかにこんな感じであったが、
詳細は忘れてしまった)

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

という感じの物語ですが、
今回は語りの中條誠子アナの朗読がとても良かった。
おばあさんが孫とのふれあいに喜ぶ様が
伝わってきた。

孫達が布団からいなくなって茶色の毛が残っていたという
ところで、

ああ、たぬきが化けていたのかと思ったら
その通りだった。

おばあさんの淋しさと切なさがありつつ、
たぬきであっても孫とのふれあえることが
とてもうれしいく喜んでいる様子に
温かくほっこりした気分になりつつ
涙腺が緩みそうになりました。

作者の安房直子さんは
児童文学作家でこの「遠い野ばらの村」で
昭和57年(1982年)に
野間児童文芸賞を受賞している。

*野間児童文芸賞(のまじどうぶんげいしょう)は、
講談社初代社長、野間清治の遺志により設立された
財団法人野間文化財団が昭和38年(1963年)から設けた文学賞。

安房直子さんは他の作品で、
昭和60年(1985年)には
新美南吉児童文学賞を受賞している。

安房直子さんは平成5年(1993年)2月25日
肺炎で逝去、享年50歳。





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