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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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台風18号が、東北地方日本海沖で再発達した理由は熱帯低気圧としての台風から温帯低気圧化していたから・・・熱帯低気圧と温帯低気圧の違いはエネルギー源にある

今日は、2017年(平成29年) 9月19日 火曜日

一昨日、私が住む兵庫県を通過した台風18号が
新潟県沖の日本海で明け方に台風中心気圧が980hPaまで
上昇して、中心付近の最大風速が25m毎秒にまで弱まり
風速が25m毎秒以上の暴風域が無くなったが、
予報では、「今後、再発達して、再び暴風域が出てくる」
ということで、台風の予報円に暴風警戒域も表示されていた。

台風進路 9月18日05時
2017年9月18日05時の台風位置と進路予報

そして、予報通り台風18号は再発達して、
中心気圧が975hPaに下がり、
中心付近の最大風速が30m毎秒となり、
風速が25m毎秒以上の暴風域が再び現れた。


台風進路 9月18日16時
2017年9月18日16時の台風位置と進路予報

台風の発達には海水温の高さが欠かせないが
どうして、海水温がそれほど高くもない東北地方の
日本海でどうして再発達することができたのか?

それは、熱帯低気圧としての台風が、
温帯低気圧に変化しようとしているからであった。

台風と温帯低気圧の違いについて
そのエネルギー源の違いなどについて
説明する。

まず台風から説明すると、
台風とは低気圧で言えば熱帯低気圧である。
熱帯低気圧のうち中心の
最大風速(10分間平均)がおよそ17m毎秒を
超えた熱帯低気圧を台風としている。

さて、その熱帯低気圧でもある台風のエネルギー源は
水蒸気の潜熱をエネルギーとしている。
熱帯低気圧が生まれる熱帯の高温の地域の海で
たくさんの水蒸気が発生する。
その水蒸気が上昇気流で上空高くあがった時、上空の温度が下がる
水蒸気が飽和して凝縮し水滴になるが、その時、水蒸気から
熱が放出される。これが潜熱である。
熱で暖められた大気は密度が小さくなるので
軽い大気になり、さらに上昇気流が強まり、熱帯低気圧が発達して
台風と呼ばれる状態になっていく。

台風が北上すれば、北からの
比較的水蒸気が少ない寒気が混じってくるので、
水蒸気からの潜熱の放出が弱まり、台風が衰弱していく。
やがて、北上するにつれて、熱帯低気圧としての台風は、
もともと台風が南から運んできた暖気と
北からの寒気が入り混じって、
水蒸気の潜熱ではなく、
大気の密度が高い(重たい空気)寒気と
大気の密度が低い(軽い空気)暖気の落差によって生じる
重力による位置エネルギーがエネルギー源となる
温帯低気圧に変化していく。
その落差が大きいほど、
重たい空気である寒気が下降していく時の
位置エネルギーが
運動エネルギーに変化するエネルギーが
大きくなり、温帯低気圧は発達する。

さて、今回の台風18号が
東北地方の日本海沖発達したのは
この台風から温帯低気圧に変化していく過程で
再発達したのだ。

いったん、台風の中心風速が
25m毎秒にまで弱まったが、
北から冷たい空気が流れ込むことによって、
水蒸気の潜熱ではなく、
大気の密度が高い(重たい空気)寒気と
大気の密度が低い(軽い空気)暖気の落差によって生じる
重力による位置エネルギーが高まり、
台風の中心風速が30m毎秒となり、
風速が25m毎秒以上の暴風域が再び現れたのだ。

台風18号が温帯低気圧化していることが
気象衛星の画像からもうかがえる。
台風の中心から進行方向の北側に雲が集中して、
南側に雲がないことである。

熱帯低気圧としての台風は
温帯低気圧化が進行すると、
雨雲は進行方向に集中するようになり、
台風中心から進行方向とは反対の
後方側には、乾燥した冷気
が入り込むことにる晴れ間(ドライスロット)が
広がる。

まさに気象衛星の画像を見ると、
その通りになっている。

気象衛星 201709181600-00
2017年9月18日16時の気象衛星

天気図からも台風の気圧の等圧線の南東方向に
寒冷前線と温暖前線が現れている。


天気図 17091818
2017年9月18日18時の天気図

温帯低気圧化しつつあると言っても、
もともと台風として、たくさんの
大気の密度が低い(軽い空気)暖気があるので、
大気の密度が高い(重たい空気)寒気が流れ込んでくると、
台風の状態でありながら、
温帯低気圧的に(重たい空気)寒気と(重たい空気)寒気と
大気の密度が低い(軽い空気)暖気の落差によって生じる
重力による位置エネルギーが高くなることで、
再び発達してしまうのである。

ちなみに、同じ中心風速が30m毎秒であっても
台風より温帯低気圧の方が
暴風域や強風域が広くなる傾向がある。


台風18号は昨日の21時に
熱帯低気圧から完全に
温暖低気圧になり、
天気図では、その温暖低気圧の中心に
温暖前線と寒冷前線とが重なった閉塞前線が
つながっている。

天気図 17091821
2017年9月18日21時の天気図

その時点での中心気圧が976hPaなので、
中心付近の中心付近の最大風速が30m毎秒程度と
見られるので、
エネルギー源が完全に水蒸気の潜熱から
位置エネルギーになっただけで、
温暖低気圧になったからといって
勢力が弱まったわけでないのである。

画像は気象庁より

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2013年(平成25年)9月18日の記事
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2014年(平成26年)10月14日の記事
台風19号、温帯低気圧化しながらの秋の台風は吹き返しの風が強い・・・ネットが発達して家にいながら最新の気象情報をすぐ見ることができてすごいなあ

2017年(平成29年)9月18日の記事
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