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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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自分は正しい答えに気づいてもみんなが間違った回答をしたら言い出せない・・・場の空気に同調して大きな災いをもたらした歴史が 日本にはある

今日は、2017年(平成29年)9月 5日 火曜日

自分が正しい回答に気づいていても
他の周りの皆が間違った回答を正しいと思って
言い出すと、正しい回答を言えなくなるという
有名な心理実験がある。
心理学者のソロモン・アッシュは次のような実験を行った。

被験者に次の図で、右のAにある線と同じ長さの線を
Bの3本の線の中から選ぶように問いを出した。

アッシュの同調実験図-

すると、前に一人だけで単独回答させると
ほとんど「2」と正しい回答ができたのに、

7人の集団がいるなかで、
5人のサクラが「2」以外の誤った
回答をした後であれば、
同じ問いを被験者にすると65%にまで
正解率が落ちた。

そう、皆が間違った回答をしてしまうと
「あれ、おかしいなあ」と思いつつも
それに同調してしまう心理が作用してしまうのである。

例えば同調による誤りで次のような場面を考えてみた。

場所は、大阪の梅田の地下鉄御堂筋線の梅田駅の南改札を出たところ。
その改札口をA、B、C、Dの4名の男友達が集団で出た時、
ある女性がその4名に
「あの~、八尾南に行きたくて、西梅田駅に行こうと思うのですが
その駅への行き方がわからなくて」と道案内の質問をしてきた。

その質問をされて、「西梅田駅」ということで、
AとBとCの3名は自信を持って、
梅田駅の南改札から方角で「西」で改札口から左の方の
阪神百貨店の方を指差して案内した。

ただ、その時、この4人グループで、少し控えめな性格の
Dは、「八尾南に行きたいに『西梅田』?」と疑問を抱いた。
なぜかと言うと、八尾南駅があるのは、地下鉄谷町線で
谷町線の駅に西梅田はなく、東梅田が正しい。
そこでDは、この女性は
「西梅田」と「東梅田」を言い間違っているのかもしれないと
思ったが、他の3名のAとBとCが自信を持って
西梅田駅方向を案内していて、Dは自分が抱いた疑問を言い出せ
なかった。そのまま、その女性は西梅田方向に歩いていってしまった。
実際は、Dが思った通り、その女性は「東梅田」と「西梅田」を
言い間違って質問してしまったのであった。

これもアッシュの心理実験から見られたような
同調により皆が間違っているのに正しいことが言えなくなる
心理と同じである。

ヒトは場の空気に容易に呑まれ同調してしまうのである。

福島原発事故の事故調査において、
関係者の多くが「安全対策が不十分との問題意識はあったが、
『場の空気』で発言できなかった」と言っていたという。
それは、まさに、1941年の日米開戦前に
政府の当時の意思決定に関与した者達が、
「日米開戦はまずいと思いながら、
場の空気、世論の空気に抗えなかった」と
語っていたのと重なる。


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テーマ:ヒューマンエラー・ヒューマンファクターズ - ジャンル:学問・文化・芸術


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