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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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刺青=ヤクザだけなのか? 遠山の金さん=ヤクザなのか?・・・アニメキャラデザイン刺青「ヲタトゥー」が広がっているというニュースより、ちなみに須磨海水浴場の刺青禁止条例は憲法違反だわ

今日は、2017年(平成29年) 9月3日 日曜日

刺青・タトゥ=ヤクザという固定観念に捕われている人が多い日本では、
プールや公衆浴場で、刺青・タトゥをしている方は入場お断りとなっているが、

そうすると、「遠山の金さん=ヤクザ」なのかと突っ込みたくなる。

「遠山の金さん」という時代劇ドラマでは、
江戸時代に実在した江戸町奉行・遠山金四郎景元をモデルに
なっていて、ドラマで金さんが決め台詞で
自分の腕に彫られている桜吹雪の刺青を見せながら
「この桜吹雪がぁ目に入らぬかぁ」と悪人を一喝して
裁きを下すというストーリーであるが、

刺青を入れている「遠山の金さん」は
幕府直轄の公的機関の奉行所の現在で言うところの
裁判官である。そのような金さんがヤクザでない。

実際は、遠山金四郎が奉行のお裁き中に、
刺青を見せていたかどうかは定かではないが、
自分の体に刺青は入れていたようである。

江戸時代では、刺青を入れることは馴染みのある風景だったようである。
そのブログ記事を引用してみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「札幌のマウンテン・ハイ・タトゥーワークス」公式ブログ
『取り戻したい「江戸の粋」…誰も知らない日本刺青の真実』より


様々な古文献をあたりますと、江戸の刺青はもともと
「褌一丁になった時の心許なさをカバーするために、身体に服を彫ってしまえばいい」
という発想から生まれたようです。

日本の刺青は服の代わりなので、世界的にも稀な全身に総柄を入れる、
”総彫り”のスタイルが生まれたようです。

(中略)

田中香涯(明治〜大正期の医学者)「医事雑考 妖。異。変」
(1940年 鳳鳴堂書房)より『江戸末期の文身(刺青)』

「(江戸時代の)安政の頃から萬延までの間も、刺青の有る若者は、
強面に見えたため、飲食店に行けば歓待され、また女子供は、
その威勢良さに感服して刺青のある者を慕い、芸者や娼婦は刺青の
有る者を恋人に持つことを一種の見栄とするような風習がおこなわれていた。

それから刺青の流行には演劇の影響があったことも看過してはならない。
歌舞伎芝居の舞台で、弁天小僧吉之助や國七九郎兵衛などが衣装を脱いで
見せびらかす刺青の勇ましさ、華やかさ、凄さは、
勇み足の人間を恍惚とさせ、多数の模倣者を輩出せしめたのである。」

シンプルに表現すれば、「刺青を入れると、ヒーロー扱いされモテた」のだという事です。
これを現代で言えば、モテモテのEXILEのメンバー達といった所なのでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで、江戸時代末期には、
刺青の有る若者は町の人気者だったようですね。

ところで、私は刺青はしていないし、したいとも思わないが、
神戸須磨海水浴場の刺青禁止条例は、憲法違反だと考え、
それについて以下の記事を
2014年6月18日に書いたことがあり一部再掲する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

W杯、外国人選手、刺青をしている人見かけるね・・・・神戸須磨海水浴場の刺青禁止条例は、憲法違反だと思う

外国の人は、刺青はしている人が多いが、
2020年の東京オリンピックや観光大国として
外国人旅行者数を増やす政策をしている日本にとって、
異様な刺青排除策はやっていけるのだろうか。

また、日本国籍を取得している
元サッカー日本代表のラモス瑠偉氏は
とても夫婦仲が良く、妻への思いを込めてか
左肩に夫人の名前とハートマークに矢が刺さった刺青を
ほどこしている。(ラモス氏の妻は3年前に他界している)

刺青をする人は必ずしも反社会的勢力のものばかりでない。
ヤクザの刺青はダメ、ファッションの刺青はダメ、
ただ、文化的に背景を持つ外国人の刺青ならO.K,
何か深い思いでやっている刺青でもO.Kと
そのような線引きはできるのだろうかと思う。

それを思うと、
神戸市の須磨海水浴場に、刺青をしている人に対して
入場禁止にする条例を制定したが、
刺青をしているだけで、そのものが反社会的勢力と規定される
団体に所属していようが、いまいが、いっしょくたに
行政機関が規制することは、
私は、日本国憲法13条の表現の自由、
そして、同14条の法の下の平等に反して、憲法違反だと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と書いたが、
神戸須磨海水浴場の刺青禁止条例のおかしさの突っ込み
どころはいろいろあるが、
例えば、背中に大きな真紅のバラの刺青を入れた人が
須磨海水浴場に来たとしよう。監視員が「条例で刺青禁止なので、
服を着てください」と注意したとする。注意された人はその指示に
従って、服を着たところ、その服の生地の色がその人の肌と同じ色で
服の背中に、その人の背中にある真紅のバラの刺青と同じ図柄の
デザインがあるとすれば、その服もダメということになってしまいかねないし、
また、その服は許可できるが、服と同じ図柄の刺青は不許可というのは
おかしな不平等極まる論理である。

刺青規制条例の賛成意見で、子供をつれた母親が
「刺青を見て、子供が怖がる」という意見があったが、
そうすると、刺青でなくても、怖いデザインの服もダメとなってしまう。
逆に、もし、ある発想的にぶっ飛んでいる人がいて、
背中の刺青のデザインが、
ポケモンのかわいいピカチュウを
大きく彫っているものであれば、
おそらく子供たちは

あ!ピカチュウだあ。わあ~い

という感じで、その人に強い興味を持って喜ぶ可能性が高いと思う。
そのようなことを考えたりしたりもしていた。

最近、刺青に関してこんなニュースがあった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
アニメキャラ刺青「ヲタトゥー」 怖いイメージ変える?
2017年9月1日12時01分 ヤフーニュース 朝日新聞提供


 アニメやマンガ、ゲームなどのキャラクターを題材にしたタトゥー
(刺青(いれずみ))が、「ヲタトゥー」として注目を集めている。
日本では「怖い」「威圧的」と抵抗感を抱かれがちなタトゥーだが、
見方が変わるきっかけになるだろうか。

ヲタトゥーはオタクとタトゥーを掛け合わせた造語。
モチーフは美少女などのアニメキャラだ。

 20年近く彫り師をしている横浜市のAkiさんは、
アニメ好きが高じて2010年ごろからヲタトゥーを彫り始めた。
ネットで反響が広がり、ヲタトゥー目当ての客が急増。
最近では注文の3~4割を占める。

 「お気に入りのキャラと一緒にいたい」「普通のタトゥーに飽きた」。
注文に来るのは、サラリーマンや学生、公務員も。
男女はほぼ半々で、20~40代が中心だ。
Akiさんの作品は海外メディアで紹介され、外国人客も多い。
ヲタトゥーの彫り師は米国やメキシコにもいて、
なかにはインスタグラムのフォロワーが20万人を超える人もいるという。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

神戸須磨海水浴場の刺青禁止条例制定時に
ピカチュウなどアニメやゲームキャラの刺青を入れたいという人は
いるのではないかと私は思ったが、このニュース記事のように
やはりいるのだ。

日本において過去に江戸時代に刺青が許容されていた社会があった
ことを思うと、この「ヲタトゥー」も不思議ではないし、
刺青文化が現在的に再編集されアレンジされているに過ぎない。
海外では刺青をするのはサッカーなどのプロスポーツ選手を見れば
普通である。先日のW杯アジア予選で、
日本と対戦したオーストラリアの選手に
腕にタトゥーを入れている選手もいた。

いつのまにか、現代日本では、
刺青=ヤクザゆえに排除するという
日本の文化史も世界の風習も理解できていない狭い
固定観念に捕われてしまっている。

日本の刺青文化史という時間軸、
海外でごく当たり前なタトゥー文化という空間軸から
刺青=ヤクザという固定観念の解除を
日本社会からしてもらいたいもんだ。

それは、特に、神戸須磨海水浴場の刺青禁止条例制定という
日本国憲法13条の表現の自由、
そして、同14条の法の下の平等に反する違憲条例を
制定してしまう由々しき事態を招いているゆえ
より強く思う。
神戸須磨海水浴場の刺青禁止条例に関して
誰か、違憲訴訟をしてくれたら面白いと思う。
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