言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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日本の高校生の科学の成績良好だが好奇心は低いという現状とノーベル賞の大隅教授の「科学を役立つためのものではなく、文化として育てて欲しい」という発言より・・・好奇心に基づく探究心を育むことが長期的に役立つものを豊かに生み出す社会にする

今日は、2016年(平成28年)12月11日 日曜日

今年のノーベル医学生理学賞を受賞した
大隅良典栄誉教授が受賞式に先立ち
ストックホルムにあるカロリンスカ研究所の大ホールで
行われた記念講演で大隅教授は次のように語った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ノーベル医学・生理学賞の大隅さんが記念講演
NHKニュース2016年12月8日 5時08分


「私の研究は、細胞の中の仕組みを解明したいという純粋な好奇心によって続けられてきたが、
今や生物学において主要な分野になっている。科学を何かに役立てるためのものではなく、
文化としてとらえ、育んでくれる社会になってほしい」と訴え

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

科学を役立てるというよりも文化として育んで欲しい
という大隅教授の主張に私は強く共感する。

現在43歳の私はもともと文系学部の出身で、
仕事も理系のこことはほぼ無縁の状況であるが、
ここ数年、量子力学から素粒子物理学に興味を抱き、
それに関する著書をいろいろ買って、読み返している。

原子よりも小さな世界の力学が宇宙の成り立ち、
また人類の存在条件に強く関わっているということを知り
より好奇心をかきたてられている。

大隅教授は昨今の日本の科学研究のめぐり、
「役に立つという言葉がとっても社会を駄目にしている」と
すぐに役立つものという短期に実用性の成果を求める
風潮に危惧を抱いている。

さらに私がその大隅教授の一連の発言を思い出すニュースが
最近あった。それは以下のニュースである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国際学力調査 科学の学力トップクラスも意欲に課題
NHKニュース2016年112月7日 4時46分


OECD=経済協力開発機構は世界の15歳の子どもを対象に科学と数学、
それに読解力を測定する調査を実施し、日本の高校1年生の科学の成績は
参加国中2位とトップクラスでした。

参加した日本の子どもたちに「科学の楽しさ」について聞くと、
「科学の本を読むのが好きだ」と答えたのは35%で、
OECDの平均より17ポイント低くなりました。
また、「科学の知識を得ることなどが楽しい」と答えたのは55%で、
こちらも平均より12ポイント低くなりました。
さらに、これらの結果は10年前と比べていずれも低下するなど、
学ぶ意欲に大きな課題がありました。

一方、「自分の就きたい仕事で役に立つから理科を勉強するのは大切だ」という
設問に対し、「そう思う」と答えたのは61%で、こちらは10年前と比べると
15ポイント高くなっていました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本の高校生は科学の成績は高いが、それは
単純に言えば、科学が好きという知的好奇心よりも
就職のためやむを得ず勉強しているということだろうか。

毎年、夏休みのNHKラジオの

子供科学電話相談」に、全国各地の小学生達が
「どうして、だんごむしは汗をかかないの?」など
素朴な好奇心から「知りたい!」という気持ちで
様々な質問をしてくる。

しかし、そのニュースを聞くと、
日本の学校教育環境は子供や青少年が抱く
素朴な知的好奇心を育むというより
やむ得ず学業をさせるという状況になっているのだろうか。

そして、ノーベル賞を受賞する大隅教授
が危惧を抱く
すぐに科学に実利的な成果を求める環境が
子供や青少年に素朴な知的好奇心を育むよりも
いやいや学業をさせられる環境を強いることに
拍車をかけているのかもしれない。

ふと、20世紀の初頭に
相対性理論を世に発表して、それまでの
物理学の時間や空間の概念に革命をもたらした
アインシュタインは、
5歳の時に父親からもらった方位磁石のコンパスが
常に北を指すののを見て、
何もない空間に見えない力が働いていることに不思議を
感じて、自然界の摂理に好奇心を抱いていった。

ちなみに、1905年に
彼が特殊相対性理論を世に発表した時は、
大学の教員ではなく、特許局の役人をしていた時だった。

彼は、自然の摂理に対する幼い時からの好奇心を
どのような立場であっても、それを深い探究に育み
時間や空間、重力に関わる自然の摂理を解明していったのだ。

彼の死後の現代において、
アインシュタインの相対性理論によって
活用されている製品がある。
それはカーナビのGPSである。

相対性理論が発表された時、
将来、GPSという機器にそれが活用されるとは
ほぼ、多くの人々は思わなかっただろう。

自然の摂理を解き明かす基礎研究が
将来、何の技術に活用されるかはわからない。
ただ、知りたいという知的好奇心に基づく探究心が
自然の摂理を解き明かしていくことにつながっていく。
目先の実用性を拙速にめるのではなく、
そのような知的好奇心を育む環境が
長期的に見て、実用性の幅を広げることにつながる
のではなかろうか。


このブログ内の関連記事

ノーベル賞受賞の大隅良典氏の「役に立つという言葉がとっても社会を駄目にしている」という発言から・・・・100年以上経って、実用性に活用される基礎研究がある

カーナビと相対性理論・・・GPS用衛星は地上よりも時間が早く進むので、相対性理論に基づく時間の補正が必要

原子爆弾と相対性理論・・・たった1000グラム、たった1グラムで、広島市が破壊され、10万人以上の命が奪われた

ガン治療と相対性理論・・・・動きが早い物質ほど、時間の進みが遅くなる、その原理を活用してガン治療に活用

ガン検診と量子力学・・・量子力学で見出されたプラスの電子がガン検診に活用されている

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