名曲は人々に表舞台に引き立てられるもの・・「愛のオルゴール」・・この曲名を知らなくても多くの方々が耳にしているだろう名曲である・・・「愛のオルゴール」も、それをベースにした「潮騒のメロディ」も、もともとB面曲であった。
今日は、2016年(平成28年)11月06日 日曜日
一昨日、仕事を終え 西宮ガーデンズの丸福珈琲店で、 45分ほどかけて、 読書をしつつティオレを飲み干し 席を立とうとしたら、 BGMのメロディで、久々にある名曲を耳にして そのまま座って聴くことにした。
その曲は、 カナダ人のFrank Mills(フランク・ミルズ)の Music Box Dancer=邦題が、「愛のオルゴール」 である。
その曲名を知らなくても、多くの方々が おそらく耳にしたことがある インストゥルメンタルのスタンダード曲である。
この曲が発表されたのは 1974年で、彼のファーストアルバムの 「詩人と私」に収録されていたが、 実際に大ヒットするのは4~5年後である。
1978年に、このアルバムを ラジオ向けのプロモーションのためにシングル・カット しようとした。 レコードにはメイン曲のA面とそうではないB面があったが、 この「Music Box Dancer」はB面の曲で、 地元のイージーリスニングのラジオにそのB面になるはずの 「Music Box Dancer」を送るつもりが、何かの手違いで カナダの首都のオタワにあるポップラジオ局に届けられた。
すると、その局のDJのデップ・ワッツが その「Music Box Dancer」を気に入ってしまい 何回もオンエアにかけた。 するとカナダでこの曲の人気が広がりだした。
すると、カナダの隣国である超大国アメリカでも 話題となり始め、 アメリカで発売されることとなった。 1979年の1月のヒットチャートは初登場は84位であったが、 あれよあれよとヒットチャートを上昇して、 1975年5月5日には、最高位3位を獲得した。
そして、日本では、1979年に 「愛のオルゴール」というタイトルで発売された。 日本でもあれよあれよとヒットして、 ヒットチャートの最高位9位を記録した。
そして、もともとはインストゥルメンタルであった 「愛のオルゴール」に斉藤仁子が日本語詞を加えた 「潮騒のメロディ」という曲名でも広まることとなる。
その「潮騒のメロディ」を当時の人気女性歌手である 高田みずえが「子守唄を聞かせて」というA面曲の B面曲として「潮騒のメロディ」を発売したが、
原曲の「愛のオルゴール」がヒットしていて、 それに歌詞をつけた「潮騒のメロディ」が評判となり、 急遽、「潮騒のメロディ」をA面として発売することとなり、 レコードのジャケットのタイトルが 「子守唄を聞かせて」から「潮騒のメロディ」となった。
「潮騒のメロディ」は最高位25位とあまり上昇しなかったが、 100位以内に35週チャートインするロングヒットとなっ
「潮騒のメロディ」 作詞 斎藤仁子
長い髪をなびかせて 海辺の向こうにかけてゆく 七色の幸せが 空いっぱいに広がった
指と指をからませて 喜びの涙 ひとしずく 小さな貝殻に 二人の胸のときめきを
何にも見えないあなただけ やさしい言葉のあやとりを 海の果てまでも続けたい 誰も知らない愛の世界
バラ色の空見上げ 素敵な香りの花びらを 私だけのアルバムに 秘密のページができました
潮騒のメロディーに あなたの微笑み暖かい さくら貝に語りかけ 愛のきらめきをいつまでも
何にも見えないあなただけ やさしい言葉のあやとりを 海の果てまでも続けたい 誰も知らない愛の世界
何にも見えないあなただけ やさしい言葉のあやとりを 海の果てまでも続けたい 誰も知らない愛の世界
愛のオルゴール:フランク ミルズ https://www.youtube.com/watch?v=8BIrSYL11e0
高田みづえ 潮騒のメロディー https://www.youtube.com/watch?v=s-2aUYm5dEQ
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テーマ:今日の1曲 - ジャンル:音楽
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