言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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ノーベル賞受賞の大隅良典氏の「役に立つという言葉がとっても社会を駄目にしている」という発言から・・・・100年以上経って、実用性に活用される基礎研究がある

今日は、2016年(平成28年)10月9日 日曜日

今月、今年のノーベル医学生理学賞を東京工業大の
大隅良典栄誉教授が受賞したが、彼は
昨今の日本におけるの基礎研究をめぐる環境を憂慮する
発言をしている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今、科学が役に立つというのが数年後に企業化できることと
同義語になっているのは問題。役に立つという言葉がとっても
社会を駄目にしている。実際、役に立つのは十年後、百年後かもしれない

ノーベル賞・大隅氏 「科学が役に立つのは100年後かも」
(東京新聞 2016年10月4日朝刊 より)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と発言されていたが、昨今の文部科学省の大学への自然科学の
研究費を配分に関して、
目先に技術開発につながるもの、粗っぽく言えば、
「3年で成果を出せ」ということであり、
もし、現在のそのような大学の研究環境では、
大隅良典氏はノーベル賞級の研究成果を出せなかったかもしれない。

彼は、「科学が役に立つのは百年後かもしれない」と発言しているが、
それですぐに思いつくのは数学のオイラーの公式である。

1748年、オイラーと言う数学者が
虚数(マイナス1の平方根)を使うことによって
三角関数と指数関数を統合する数学の公式を発表した。
オイラーの公式と呼ばれる公式である。

そのオイラーの公式を活用することにより
現在のスマートフォンなど電子機器文明を支える
量子力学の基本方程式であるシュレディンがー方程式が
オイラーの公式の発表から約180年後の1926年に発表された。

このように100年以上経って、技術的実用性に応用される
基礎的な学問研究があるのだ。

そんな科学史の教養もないのかと思えるほどの
昨今の文部科学省の短期に成果を志向する態度は
日本の基礎科学研究力を劣化させることにつながるのではないか
と危惧する。

大隅良典氏の
「役に立つという言葉がとっても社会を駄目にしている」という
発言を受けて、
鶴保庸介・科学技術担当相が

「社会に役立つか役立たないかわからないものであっても、
どんどん好きにやってくださいと言えるほど、この社会、国の財政状況はおおらかではない」

とのたまっていたそうだが、
まず、私のここ15年以上の日本の財政に対する認識として、
史上最低の低金利が続き、物価も上昇しない日本は
財政危機ではないと考えている。
(本当に財政危機なら、金利と物価が高騰しているはずである)

そして、まさに大学の基礎研究は未来への投資であり、
国債を発行して財源を当てるにふさわしい分野である。

そんなに借金がいやなら、日本政府の借金にならない
政府紙幣発行を活用して、
大学の基礎研究資金の財源を確保すればいい。

まあ、財務省とその発表を鵜呑みにするマスコミによる
財政危機キャンペーンが、日本の大学の基礎研究力劣化を
誘っているなあと思ったりする。

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テーマ:自然科学 - ジャンル:学問・文化・芸術


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