言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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政治的テロ事件としての19名障害者殺害事件・・・・経済的な生産性がなき者は価値がないと見なされる現代社会において

今日は、2016年(平成28年)7月 31日 日曜日

7月26日に、神奈川県相模原市の障害者施設で、
そこで勤務していた元職員によって、障害者19名が
殺害される事件が発生した。
日本国内の殺人事件として、確定している事件において、
殺害された方の人数の多さとしては、
昭和13年(1938年)に発生した
津山事件で30名が殺害された事件以来の大量殺人事件である。
(ちなみに津山事件は横溝正史の金田一耕助シリーズの「八つ墓村」のモデルになった)

実行犯が、今年2月に衆議院議長に送った手紙の中で、
重度の障害者は生きている価値がなく
安楽死させるべきであるという主旨の主張を展開していた。

かつて、そのような思想により実際にそのような政策を実行した
政府があった。それはナチスドイツである。

まさに、今回の事件の実行犯はまさにナチスがやったことと同様の
障害者に対する政策を実行するべきだと衆議院議長にアピールして、
その思想に基づき今回の大量殺人を実行したのだ。
(その手紙にはナチスにふれていなが主張はナチスと同じである)

ふと、テロの定義を思い出した。
「政治的な目的を達成するために暴力および暴力による脅迫を用いること」
とテロが定義されることがある。

まさしく、今回の19名の障害者を殺害した実行犯は
彼の障害者に対する思想とそれにもとづく政策を政府が実現する
べきであるということを暴力を用いてアピールしたのであり、
まさしく政治的なテロ行為である。

しかし、このたびの事件の報道を見ると、あまりテロ事件として
報道しているようには思えない。

テロを実行するにあたって、その思想というものが動機の解明の
大きな要素となるが、その思想的に背景にあたっての推察で
日本障害者協議会の藤井克徳代表(この方は全盲者)は
ニュース専門ネット局 ビデオニュース・ドットコムへのインタビューで
次のようにコメントしている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

障害者の多くが、生産活動における効率や生産性が絶対視される風潮の中で、
必ずしも効率よく仕事ができない自分たちが社会から取り残されたり、
そんな自分たちに対して批判的な眼差しが向けられていることを感じていたと、
日本障害者協議会の藤井克徳代表は語る。そうした中で今回の事件は起きた。

 「社会的に生産性が乏しいと、価値がない人間と断定されてしまう。
今の社会にもそんな風潮があるように思います」と自身が全盲の藤井氏は語る。
「今回のような犯罪に対して、社会の中に共感を覚えたり同調する人が
出ることを恐れています。」

 藤井氏はナチスドイツが「T4作戦」で障害者の大量虐殺を図ったことに触れ、
今回の事件の容疑者の考え方の根底には、ナチスの優生思想があることは明らかだという。
T4も最初は障害者から始まり、その対象が病人や同性愛者などに拡大されていった。
そして、最後はユダヤ人600万人の大虐殺にまで行きつくことになる。

ビデオニュース・ドットコム
相模原障害者殺傷事件
日本社会の中に潜む事件の遠因を考える(2016年7月30日)
より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とコメントしている。
平成になって、日本では市場経済万能、競争重視、生産性向上の新自由主義的な
経済思想が広く広がり、生産性というキーワードから見れば、
障害者の方々は肩身の狭い思いをしており、そのような思いを抱いている中、
今回の事件が発生して、ある意味、起こるべくして起こってしまったという
思いを抱いているいるかもしれない。

ナチスが行った障害者の大量虐殺の対象者に、労働能力無き者も
含まれており、ある意味、カネが稼げん奴はあかん奴という考え方が
極端化され表現されたことが
今回の障害者19名殺害のテロ事件ではないかと感じる。

活動行動能力が低いものまたはその意欲が低いものを順次排除していくと
その組織や社会は結局縮小して、存続が困難になると言われたりする。
それは、「2:6:2」の法則と言われる事象である。

その集団の2割が積極的に活動して、他の6割は普通に活動して、
残りの2割はあまり活動せずに貢献度が低い。

その活動が低い2割を排除して、残りの人間たちで動くと
また、「2:6:2」の法則で、あまり活動せずに貢献度が低い
グループが生じると言われている。

ナチス的な優勢思想が極端化して、弱者や低能力者を
排除していけば、「2:6:2」の法則とされる現象が発生して、
その組織や社会は衰退を招いてしまうのではないかと感じる。

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