言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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新・映像の世紀の独裁者ヒトラーの特集を見て・・・その時々の政治家や企業家の思惑が史上最大の戦争を引き起こす独裁者誕生に手を貸していくことになるとは考えていなかっただろうなあと思う

今日は、2015年(平成27年)12月 23日 水曜日

先日の日曜日、NHKの「新・映像の世紀」の
第3集「時代は独裁者を求めた」で、
ヒトラー政権の誕生から第2次世界大戦にかけての
特集があったが、
20年前の「映像の世紀」の第4集の
「ヒトラーの野望」と同様に興味深いものであった。

ヒトラー政権誕生の経緯を見ると、
ふと、実業家や政治家のその時々の利害・思惑が、
世界の歴史の大きな激流をもたらしていく結末に
なるとはその時は誰も思っていなかっただろうと
ふと思った。

ヒトラーは、もっとも先進的で民主的な憲法を持つとも
いわれた第1次世界大戦後のドイツのワイマール憲法の体制下
において、選挙という民主主義な手続きで議員数が
第1党の地位を占めて、その後、首相になっていく。

ヒトラーの主張がドイツ国民に受け入れられていった
ひとつの背景に、第1次世界大戦で敗戦国となったドイツに
対して、ベルサイユ条約で課せられた過酷な賠償にあったとも
考えられている。

ベルサイユでの講和会議で、敗戦国ドイツに過酷な賠償を
率先したのはアメリカの財閥であったモルガン商会などである。

モルガン商会はイギリスなどに多額の戦費を貸し付けていて、
それの回収を確実にするためにも、
ドイツがイギリスなどの戦勝国に賠償を支払わせることが
必要だと考え、そうなるように積極的に動いた。

これが結果的にドイツ国民に大きな不満と鬱積を蓄積し、
そのドイツ国民の心理をくすぶり支持を高めていったのが
ヒトラーであったのだ。

ただ、ヒトラー率いる政党のナチスは議会の第1党になったが
過半数を占めておらず、ヒトラー政権誕生の当初は連立政権であった。

ナチスと連立政権と組んだ古参の政治家は、
ヒトラーを成り上がり者と見下していて、
政権をとって2ヶ月もすればダメになるだろう、
ここはヒトラーの人気を利用して、政権に関わろうと魂胆であったが、
ヒトラーは政権をとると、すぐに独裁権確立のために動く、
それが、議会の承認なしにヒトラー内閣が法律を制定できる
全権委任法の制定であった。

そして、ナチス以外の政党を認めない法律を
ヒトラー内閣は制定する。

そう、それは議会の承認を経て制定された
全権委任法に基づいて、ヒトラー内閣が出した法律なので、
ヒトラー内閣に参加していた他の連立政権の政党は文句は言えない。

このように、ヒトラーの独裁権の確立は
もっとも民主的な憲法ともいわれたワイマール体制下のドイツにおいて
選挙と議会での手続きという民主的かつ合法的な手続きで
成されたのであった。

ヒトラーを利用しようとした古参の政治家はまさか
自分の政党が認められなくなるとは考えていなかったかもしれない。

そして、そのヒトラーがやがて史上最大の戦争を引き起こして
いくことになるとも想像していなかったかもしれない。

ヒトラー政権が国民から支持を得続けた理由のひとつに
失業問題の解決があった。

世界大恐慌で大量の数百万の失業者が出て、失業率が40%にも
なったドイツであったが
ヒトラー政権は失業対策として公共事業を大掛かりに始める。

その公共事業のひとつがドイツの高速道路である
アウトバーンの建設であった。

また、国民の雇用を重視し、機械でできる作業も人力でさせ
より多くの失業者を雇えるようにした。

そして、独裁者ヒトラーは大衆にも自動車を乗れるように、
その大衆たちが運転する車がアウトバーンを走行できるようにするのだと
考え、
ポルシェに設計を依頼させ、大衆車を作らせ、
そのもとに作られたのが、ドイツで国民車を意味する
「フォルクスワーゲン」であった。

そして、ヒトラー政権の労働政策として、実施されたのが
週休2日、週40時間労働、ワークシェアリング、福利厚生の充実と
国民生活の向上につとめた。

また、一方で公共事業となったのが
ベルサイユ条約を破棄して再軍備に取り掛かり
軍需生産を増大させていった。

そのような政策などで、
ヒトラー政権下のドイツにおいて、
失業問題をわずか数年で解決し、経済を安定させ、
世界大恐慌からいち早く抜け出すことに成功して、
「ヒトラーの奇跡」とも言われ、ドイツ国民からの
ヒトラーへの支持が高まったのであった。


そのように経済が復興するナチスドイツに
アメリカの大企業が次々と投資をしていき、
ヒトラー政権のドイツの国力を高める機能を果たしていく。

それに危惧を抱いたドイツ駐在のアメリカの外交官が
本国に警鐘をならす報告を送っていたが、
アメリカの企業家はお金儲けができるとそんなこと
関係なくナチス政権のドイツに投資していく。

そのナチスドイツがやがて、日本とともに
アメリカと戦争をするということは全く考えて
いなかったのかもしれない。


その時々の企業家や政治家がその時々の利害打算で
動いた結果、独裁者ヒトラーの誕生に手を貸すこととなり
それが史上最大の戦争となった第2次世界大戦という惨劇
につながっていくとは、全く考えていなかったのではないかと
思う。


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