言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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再び、フランスの911が起きてしまった・・・イスラム国との力と力の衝突は無限ループで続きそう。ふと、今回のパリ同時テロで、2003年のイラク戦争に反対した当時のフランスの外務大臣の名演説を思い出した

今日は、2015年(平成27年)11月 15日 日曜日

フランスの911は、2回も起きてしまったんだなあ
と第一報速報を聞いたときそう思った。
昨日の朝、NHKで鹿児島県の地震津波情報を
報道している間に、現地時間の13日の夜に
発生したパリ同時多発テロ事件の速報が飛び込んできた。

今年の1月にアルカイダ系のイスラム過激派組織による
パリの新聞社へのテロ事件は、フランスの911だといわれたが、
今回のテロをそれを上回る100名以上が殺害される
大規模テロとなった。

今年1月のパリのテロの後の1月末に
日本人の後藤健二さんら2名が
イスラム国の人質として映し出され、その後、
殺害されたが、その時のイスラム国のビデオメッセージに
登場していたジハーディ・ジョンをアメリカ軍の空爆で
殺害した可能性が高いとアメリカ政府が成果を強調し、
NHKのニュース9のキャスターもジョンの殺害について
イスラム国へのダメージにある一定の効果があると
述べていた翌朝に、パリでの大規模テロ事件の
報道が飛び込んできたのだ。

フランスのオランド大統領は
今回の犯行はイスラム国の仕業と表明していたが、
もし、今回のテロ実行者らが
ジョン殺害の成果を強調するアメリカ政府の表明を
聞いていたら、
そのことをせせら笑っていたかもしれないし、
よりいっそうをテロを成功させようとモチベーションを
高めたのかもしれないと想像したりする。

今回のパリのテロ実行者が
フランスによるイスラム国掃討のためのシリア空爆を
非難していたというが、フランスという主権国家の
物理的暴力装置であるフランス軍の
爆撃機の攻撃という力の行使に対して、
イスラム国は、銃や爆弾という力の行使で
パリで大規模テロ事件を起こして、一般市民を
大量殺戮した。それは野蛮で残虐だと思うだろう。

しかし、テロを実行したイスラム国側、また、
イスラム国支持者は、
「てめえらも野蛮で残虐だ。目には目をだ」と
思う者がいるかもしれない。

それは、アメリカやフランスなどの欧米主導の
対イスラム国空爆で作戦で、
一般市民が巻き添えになって亡くなってしまったり、
たびたび、アフガン戦争などで、誤爆でテロリストらと
まったく関係のない市民を殺してしまったりしている
ことをがあるからだ。


今年の2月に、
イスラム国と欧米との戦いについて、
哲学者の山崎行太郎氏が
「正義は何処にも誰にもない。力と力の衝突」である。
とコメントしていたが、
その力と力の衝突が無限ループのように続いていく
ようにも感じてしまう。

それにしても、イスラム国の台頭は
フランスも反対したアメリカによる国際法違反の
イラク戦争によって混乱したイラク情勢の
不安定化が主原因のひとつである。

フランスにしてみれば、
アメリカの乱暴さのツケのとばっちりを受けている
ようなものである。

イラク戦争開戦前の2003年2月14日の
国連安全保障理事会において、
イラク問題で開戦に突っ走るアメリカに対して、
戦争に反対したフランスの
当時の外務大臣であるド・ビルパン外相の演説を思い出した。

その演説の一部を引用する。
それを読む前に、当時のアメリカ政府が対イラク開戦に
反対するフランスを「古い国」と揶揄していたこと知ってもらって
いればと思う。

ド・ビルパン外相の演説

 訳の引用はブログ「フランスの日々」
 2008年4月15日 国連安全保障理事会:ヴィルパン外相の演説
 より

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

戦争が終わった暁には、より安全で公正かつ安定した世界に到達できるとは
誰も主張できない。戦争は常に失敗に終わった場合の制裁手段なのである。
数多くの問題を抱える現在、これが我々にとって唯一の解決策だろうか。


(中略)

国連という殿堂において、我々は理想と良心の守護者である。
我々の担う重い責任と多大な名誉が、我々に平和的な武装解除を
優先させるはずである。

これが、戦争と占領と蛮行を経験したヨーロッパという
「古い大陸」の「古い国」、フランスのメッセージだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このド・ビルパン外相の演説のあと、
安全保障理事会議場の傍聴席で、
本来は禁止されている拍手が起こったのであった。

このとき、新大陸で建国されたアメリカ政府が
古い大陸の古い国のフランスの主張に耳を傾けて、
イラク戦争をしていなかったら、
イスラム国の台頭はなかったかもしれないし、
また、今回のパリの大規模テロ事件は
なかったのかもしれない。


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2015年2月5日の記事
可視化される残虐性と見えないままの残虐性・・・・イスラム国の行為とアメリカ主導の空爆
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