言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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2015年11月2日まで、10年間毎日更新してきましたが、その後は、週1回プラスアルファのペースで更新していきます。



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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ブログ開設10周年、10年間毎日書き続けて、様々な知を吸収してきた。知という文化遺伝子(ミーム)を残すことを果たせたらと思う

今日は、2015年(平成27年)11月 2日 月曜日

本日で、このブログ

「言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~」

を毎日書き続けて10周年になる。
それにしても、
10年前の平成17年(2005年)11月2日に
このブログを始めた時に、10年間も毎日書き続けるとは
思ってもいなかった。

この10年、語源のことや様々な雑学、
生きているうえで大切にしたいこと、その時々の時事問題の
ネタなどを調べては書き続けてきた。

最も多く調べて書いたのは、語源のことである。

特に日本語の語源を見ると、
仏教や日本の伝統文化の面影が
現代の日本人が使う日本語の中にあふれている
ということがわかる。

例えば仏教に由来する言葉として、

「挨拶」「以心伝心」「行儀」「玄関」「食堂」「しょっちゅう」「世界」
「どっこいしょ」「(コーヒーのフレッシュの)スジャータ」「ないしょ」

などなど、仏教に由来するという説がある語源を紹介してきた。

また、「旦那」という言葉も仏教に由来する表現であるが、
「旦那とデートする」という表現の「旦那」と「デート」は
両方とも元々の語源を遡ると、古代インドのサンスクリット語の
「与える」という意味の「dana(ダーナ)」を共通の語源とする
ことを知ったときはとても興味深く感動したものであった。

日本の伝統文化に由来する言葉として、

雅楽に由来する「打ち合わせ」、歌舞伎に由来する「段取り」
連歌に由来する「挙句の果て」「付き合い」

などなど、仏教や雅楽、歌舞伎、連歌など
日本の伝統文化芸能を日常において、あまり意識することがなくても
それに由来する言葉を現代の日本人が使い続け、
お互いの意思疎通をしており、
日本語にそれらの面影が残され続けていると感じる。


私は「面影」と「うつろい」という表現が好きである。
そうなったのは、編集工学を提唱しつづけている
松岡正剛氏の著書「日本という方法~おもかげ・うつろいの文化」を
読んだことに由来する。
それでは、おもかげとうつろいをキーワードに日本の社会や文化が
どのように編集されてきたかということを説明しているが、
それがとてもおもしろく私の愛読書になっている。

そして、その「おもかげ」「うつろい」という表現と
元々文系である私がここ10年近く、独学で少しずつ学んできた
量子力学・素粒子物理学が私の頭の中ではつながっている。

「日本という方法~おもかげ・うつろいの文化」に
次のような説明がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まず、空洞のようなウツがある。そこには何もない。
少なくともそう感じられる。そこから何かの折にウツロイが出てくる。
そのウツロイを追っていくと、どこからかウツツになっているのです。
非現実のウツはウツロイをへて現実のウツツになっていくのです。


「日本という方法~おもかげ・うつろいの文化」P112

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というところに量子力学を学んできた私は思うところがあり、
「電子陽電子反応」という書き込みをした。

書き込み 日本という方法 140802_1606~001

電気的にマイナスである電子と、電気的にプラスである陽電子、
陽電子は量子力学でのディラック方程式の発明をきっかけに発見された
ものであるが、それがなぜ、その日本文化を説明する本のところと
重なるように思えたのか。

ウツとは空(くう)であり無とも言える。
空を物理学で言い換えると真空となる。

量子力学が発展するまで、物理学では、
真空には、
全く何も目に見えない物も含めて全く物がない
完全な無であると考えられてきたが、
量子力学により、
真空のゆらぎによって、何もないところから
電子と陽電子がペアで対生成(ついせいせい)する
ことがわかってきた。

つまり、無と思われた真空から有が生じているように
思えてしまうのである。

なぜ、何も見えないように思えるかと言えば、
電子と陽電子は、プラスとマイナスで電気的に中性になるので、
一見何もない状態に思えるのである。

何もないと思われていた真空でのゆらぎによって
電子と陽電子がペアの有である物質が生み出されるという現象と
空洞で何もないウツからウツロイという動きによって
ウツツ(現)が表れるという日本に伝わる世界観と相通ずるものを
感じたのである。

つまり、日本古来から伝わる世界観が
現代物理学で説明される現象と重なるように感じたのだ。

これらは私のものの見方、世界観というものに
大きな影響を与えている。

さて、日本の伝統思想を含めた東洋思想と
量子力学の親和性を感じる学者さんたちもいるが、
特に、そのような流れのなかで、すごいと思ったのが
日本人初のノーベル賞を受賞した湯川秀樹である。

彼は小さいころから中国古来の老荘思想に関する書籍にふれ、
その老荘思想の世界観を背景に量子力学・素粒子物理学の研究を
深めてきたのである。

また、圧巻だったのは、湯川秀樹が漢詩から物理学の概念を
ひらめいたことである。
漢詩にも精通していた湯川秀樹は、
中国の唐の時代の詩人である李白の
「春夜桃李園に宴するの序」という漢詩の冒頭の

夫(そ)れ天地は万物の逆旅(げきりょ)にして
光陰は百代の過客(かかく)なり


から、素粒子物理学においての「素領域」という概念を
ひらめいたというのだ!!!

漢詩から物理学のコンセプトを発想する湯川秀樹の
天才ぷり、クリエイティビティに度肝を抜かされるような
衝撃を受けた。

それを知ったのは平成22年ごろだっただろうか、
量子力学やうつろいをキーワードにした日本文化のことに
関心を抱きつつ過ごしてきたが、
うつろいと言えば、無常感とも通ずるところがあるとされるが、
無常を感じさせるできごとが
平成23年(2011年)3月11日14時46分に発生した
マグニチュード9.0という超巨大地震によってもたらされた
ことである。

あの日、その地震の揺れは、私は京都の職場で体感した。
震度3でありながら、異様な船酔いするような長い揺れに
どこかで大地震が発生したと感じて、
すぐにメディアにアクセスして、地震津波情報を聞き続けた。
そして、当日に夕刻の帰宅途中の電車内で音声放送を聴いている時、

「東京電力、福島第一原子力発電所の原子炉が安定的に冷却できなくなった」

という報道を耳にして、原発や化学工場などの
ヒューマンエラー関係の研究調査に10年近く
携わってきた私は、それが何を意味するかはわかり、

「あああ、やられてしまった。大変なことになる」

その通り大変なことになってしまった。
事故現場で指揮を取っていた吉田所長は
最悪、東日本に人が住めなくなるという危機感を抱き、
当時の首相官邸では、首都圏3000万人避難のワーストシナリオを
想定するまさに日本の戦後最大の危機に直面した。

そして、私にとって、その原発事故が原因で、
翌年の平成24年8月で、14年間勤務してきた小さなシンクタンクを
失業することとなった。

その後、職を転々として、4つの職業に就いてきて、
このブログ10周年の日は、先月末で一旦失業して、仕事探しをしている
状況である。

また、その間、2度も入院をした。
ちょうど今から2年前の今日は病床の上に寝ていて、
そこから携帯電話で当ブログ開始8周年のことについて
書いてアップしている。

そのように入院して病床にいても、失業して、
その後、職を転々としても、
うつろいの人生の日々を過ごすなか、
10年間、毎日、このブログは更新し続けてきた。

このブログのタイトルにある「楽習社(がくしゅうしゃ)」について、

楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。
現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、
生涯、理系・文系を問わず、
古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、
架空の企業名を勤務先にしています。
その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。

と説明しているが、そのような人生観を抱いて
このブログを毎日書き続けてきたから、
失業して、職を転々としても、
私のアイデンティティのようなものは崩れず、
精神的にダメージは受けず、楽しく人生を過ごせて
きたのかもしれない。

まあ、そのような状況なので、結婚もできず
子供を授かって、物理的な遺伝子(gene:ジーン)は
残すことはできないが、
先月の10月27日に、
ほぼ10年前の11月27日にアップした
当ブログのある記事に「拍手」ボタンが
押されたりしていることをふまえると、
このように文字を通じて、
知という文化遺伝子(meme:ミーム)を残す
役割を果たせたらと思っている。


この10年の間に、素粒子物理学や素粒子宇宙論を
学んで、物理学的に「人間とは何か」を定義すると、

人間とは星屑のかけらの塊(かたまり)である。


人間だけでなく、万物は星屑のかけらの塊と言っていい。

人間も含む万物を構成する原子は、
夜空に輝く恒星のなかでの核融合と、
その恒星の最期である超新星爆発による核融合で
生み出された星屑のかけらの塊なのだ。

原子という星屑のかけらの塊で作られる
万物の自然の理をさらに学びつつ、
星屑のかけらの塊である人間が生み出す
言の葉について探求しつつこれからの人生を
過ごしたいと思う。
そのようなことを思うブログ開始10週年の日である。

さて、最後に、10年間、毎日書き続けてきたが、
今後は、アップのペースを落として、
週1回プラスαのアップのペースにしていく。

そうすることは、1年前から決めていた。
もう9年毎日書き続けてきたので、10年まで毎日しよう。

その後は、週1回のペースにしようと。

毎日、アウトプットをしていると知識をインプットする
時間が削られてしまうのである。

今後は、
インプットすることに充実させて、
週1回のアウトプットを充実させれたらと思っている。


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この記事に対するコメント

お久しぶりです。
ブログ開設10種年、おめでとうございます。

以前ほど、ブログ徘徊しなくなり、ここにはたまに来るぐらいになりましたが、
ブログを継続的に更新し、辛辣に世の中を見続けている姿勢に感心しています。

くわどんさんの<物理学的に「人間とは何か」>の考えは、私も賛成です。
人間を含めた生命他の物質は、全て、宇宙に還元され、宇宙に同化されるモノ、と 私は考えています。

古代中国の教えは、現代に繋がる思想とも思っています。

益々の更新を楽しみにしています。


【2015/11/02 19:07】 URL | mohariza #3cwenL/I[ 編集]


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