言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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木槿(むくげ)の名の語源・・・韓国の国花の読みに由来?英語名の「rose of Sharon」は聖書の恋に盲目になった乙女にちなむ

今日は、2015年(平成27年)8月2日 日曜日

夏の早朝、西宮市今津の自宅付近を歩いていると、
咲いている木槿(むくげ)の花を見かける。

むくげ 150703_0538~001


むくげの漢字表記の「木槿」は、
中国名の「木槿(ムージン)」が当てられている。

さて、「むくげ」という呼び名の語源については、
2つの説がある。

ひとつは、漢名の「木槿」の音読み「もくきん」が
変化して「むくげ」になったという説。

もうひとつは、
韓国語の「무궁화」=無窮花(ムグンファ)の読みが
変化して「むくげ」になったという説がある。

韓国では、散って咲き、また散っては咲く生命力の強さを
感じるむくげの花を 国の繁栄を意味する花として
韓国の国花に指定している。

木槿(むくげ)の英語名は、
rose of Sharon 「シャロンのバラ」で、
旧約聖書の男女の恋の歌である雅歌(がか)に出てくる言葉で、
雅歌第1章第1節の
私はシャロンのバラ、野のゆり。
に由来している。

シャロンのバラとは、恋人を目の前にして気分が高ぶっている乙女が
自分のことを指して語った言葉であり、
シャロンのバラは恋に盲目になった乙女の象徴となった。

そのようなrose of Sharon 「シャロンのバラ」の英語名がある
木槿(むくげ)ではあるが、
木槿はハイビスカスと同じアオイ科フヨウ属の植物であり、
学名は「Hibiscus syriacus」で、
「Hibiscus」は「フヨウ(ハイビスカス)属」という意味で、
「syriacus」は「シリア(小アジア)の」という意味がある。

木槿は中国原産で、シリア、インドなど東南アジアまで
自生している高さ3~4mになる低木で、日本には
平安時代に伝わってきたとも言われている。

木槿は6月から10月にかけての主に夏のころに咲き、
白、濃紅、濃紫、青紫、ピンク色の花を咲かす。

主に夏に咲く木槿ではあるが、俳句の季語としては「秋」である。

松尾芭蕉が貞享元年(1684年)から翌年にかけて書いた
「野ざらし紀行」で

道のべの
 木槿は馬に
   くはれけり


という一句を記している。

芭蕉が、ふと目の前にある白い木槿の花に気を取られて見つめていると、
不意に彼の視界の外にあった馬の首が現れて、
パクッと木槿の花を食べてしまった。

そのあっという間の瞬間のできごとに芭蕉は驚きながら我に返る。
そして、あっという間に木槿の花が馬に食べられなくなってしまったからこそ、
白い木槿の花の残像が面影の如くよりいっそう際立って記憶に残るのである。

この一句は、松尾芭蕉中期の最高傑作のひとつとも言われる。


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