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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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食堂~食べる事も修行

大きな会社や学校などで
食事をするスペースとして
「食堂」が設けられている。

その「食堂」という言葉はもともと仏教語である。

仏教の寺院には「七堂伽藍」と称される
7つの建物がある。

塔 (とう)、講堂 (こうどう)、金堂 (こんどう)、
経蔵(きょうぞう)僧房(そうぼう)、
鐘楼(しょうろう)
そして、僧侶が食事をする寺のお堂のことを
「食堂(じきどう)」と呼ぶ。

「食べる」という行動そのものが僧侶にとっては修行となる。
「食堂(じきどう)」における
食事では、音を立てず話もせず静かに食べるのが作法である。

そのように食事作法を教わり身につけることで、
心から賞味しつつ食物への感謝を抱き
食事を通して自己を磨く修行をする場であるので
「堂」とつくのである。

その寺院の「食堂(じきどう)」が一般社会でも
食事をする場として用いられるようになったが、
一般社会では賑やかにおしゃべりしながら食べる光景が
普通であるが、食事をしながら人々と言葉を交わし
おいしく食べ物をいただけることに
感謝の念をいだけるようにしたいですね。

そのために「いただきます」という食事を取るときに
言う事は本来の「食堂」の意味を表すことになるかもしれない。

そう言えば、こんなことを耳にした
ファミレスであるお母さんが
自分の幼子が
「いただきます」
と言ったことに対して
「お金を出して食べているのだから、いただきますは言わなくていい」
と言っていたという話をきいた。

その話をきいて、何かむなしいものを感じますね。

お金を払うのは、食べ物を作っていただいた対価であり、
ある意味、お礼の意味が含まれているのかもしれない。

食べるために
また、食べ物を作ってくれた農家の方々、
また、食べ物は日本だけでなく海外から運ばれてきている
その海外の農家の方々、また、運んで来てくれた方々、
いろいろな方々の手を借りているのである。
また、調理に火を使うが、そのガスは海外から持って来ている。

食べるときに「いただきます」ということで
自分が食べる事はできるのは、
自分だけでなく多くの方々のおかげであり、
また、日本においては、世界各国とのつながりが
あるおかげである
そのようなことを認識し、
食物に対する感謝の念をいだく機会になると思う。
そのようなことを「食堂」の語源をたどって
思うのであった。
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テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術


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