一葉落ちて天下の秋を知る
秋も深まる11月過ぎになってくると 木の葉も落葉するが、
そのことにまつわり 「一葉落ちて天下の秋を知る」という 言葉がある。
これは、古代中国の前漢の 淮南王(わいなんおう)であった劉安が著した『淮南子』に
「一葉(いちよう)落つるを見て。歳の将(まさ)に暮れんとするを知り、瓶中の氷を睹(み)て、天下の寒きを知る」
ということから、 小さな現象から大きな根本を知るという意味であったが、 やがて、
小さな兆候から、先々の凋落・衰亡が予想できる という意味になってきた。
ささやかな出来事から、マクロなことを知るように 洞察力を養っていきたいですね。
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テーマ:言霊(格言・名言・自分の考え) - ジャンル:学問・文化・芸術
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