言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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「超たぬき理論」(東野圭吾 作 )を耳で聞く短編小説NHKラジオ文芸館で聴いて・・・・えっ!UFOの正体はたぬきが化けた文福茶釜だってえええ??・・・こじつけと思い込みの想像力・・ちなみに、宇宙人って誰のこと

今日は、2015年(平成27年)7月6日 月曜日

一昨日、私の土曜日朝の習慣になっている
午前8時05分からNHKラジオ第一で放送される
耳で聞く短編小説ラジオ文芸館を聴いた。

一昨日の小説は
東野圭吾氏の作品の「超たぬき理論」であった。

このタイトルを見たとき、
物理学をかじっている私からすれば、
量子力学と一般相対性理論の統合をめざす
「超ひも理論」を思いつくが、

「超たぬき理論」って、何じゃこりゃ!と思った。
その小説のあらすじについて、ラジオ文芸館のHPには

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「超たぬき理論」2015年7月4日
作:東野 圭吾

少年時代、薄暗い倉庫の窓から外に飛び立つ小動物を見た主人公の空山一平。
目撃の瞬間、飛び立ったのはタヌキだと確信する。それ以来、一平は、
“タヌキは空を飛ぶ。UFOもタヌキが化けたものだ”
と考えるようになり、その研究に生涯をかけることになる。
テレビ番組で「UFOは宇宙人の乗り物説」を唱える宇宙人研究家と激論。
一平はユニークな持論を展開し、宇宙人研究家を圧倒したが…。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

という説明だが、どんなお話であったか詳しく説明していこう。
そして、これを聴いていて、耳で聞く小説の面白さを感じた。
ここから詳しく物語の説明をするが、
細かいところは覚えておらず、少々、内容について
不正確なところがある。


主人公の空山一平が小学生の入学する直前、
母に和歌山県にある母の実家に連れてこられた。
その実家は山間にあるよろず屋の酒屋であった。
テレビを見ていてもつまらないので、暇つぶしに
実家の倉庫に入った。

その倉庫には商品在庫の段ボールや酒のケースが
あるのが、一平の目に入った。

すると、何か小さな動物が倉庫にある業務用の冷蔵庫の裏に
隠れるのが見えた。

一平が冷蔵庫を叩くと
「きゅうー、きゅうー」と鳴く。

そのことは一平の秘密で誰にも言わなかった。
食事の時、おじさんに
「この辺り(実家辺り)に何か動物でもいるの」
と聞くと、おじさんは
「きつねやたぬきがいる」と言った。

一平は、冷蔵庫に隠れた小さな動物はたぬきではないかと
思い始める。

次の日に、冷蔵庫の近くに、何か食べ物を置いたりした。
そんなこんなで、一平が母の実家にいる間、
倉庫に行っては、冷蔵庫の裏に隠れている
たぬきと一平が思っている小動物と交流が続く。
そして、母の実家を離れる日、
倉庫に行くと、冷蔵庫の裏からたぬきらしい小動物が
勢いよく走り出し、そして、壁を駆け上り、天井近くの
小窓から飛び出した。そのまま下に落ちるかと思ったら、
山のほうにむかってふわっと飛んでいったのだ!
それは、鳥ではないのは確かだった。
一平は、たぬきが空を飛んだと思った。

その後、空飛ぶたぬきのことが気になり続けた
一平は、たぬきに関する童謡などの文献を読み漁った。
そして、一平は、たぬきがいろいろなものに化けて
人を騙すという話をいろいろ知り、
小学生の時、一平は、たぬきにはいろいろなものに
化ける超能力があると考える。
そして、たぬきが化けたという
「文福茶釜(ぶんぷくちゃがま)」のお話の
文献をいろいろ読み漁っていた。
たぬきが化けた文福茶釜が綱渡りをするお話など
いろいろ調べているうちに
一平が大学生の時、
たぬきが化けた文福茶釜が空を飛ぶ何かと形が似ていることに
気が付いた!!
そう、UFOだ。
UFOでも、アダムスキー型UFOと文福茶釜と似ている。
つまり、UFOの正体はたぬきが化けた文福茶釜だったのだ!!
と一平は確信する。

ちなみに、この場面が読まれたとき、効果音として
映画「スターウォーズ」のテーマ曲が流れた時には
思わず笑ってしまった!

しかし、一平はUFOに関する文献を読むと、
目撃されたUFOとされる物体の95%は見間違いであると
知りったが、
ただ、よく考えてみると、残りの5%は見間違いとは決まっていないわけで、
5%でも分母が大きいので、相当な数になる。
それで、一平はUFO=たぬきが化けた文福茶釜説に全く揺らがなかった。

ちなみに、この場面では効果音として、
SFテレビドラマの「トワイライト・ゾーン」のテーマ曲が流れる。
なんか、この番組の編集者も、滑稽な荒唐無稽な小説に乗り乗りだなあと
思いつつ、朗読を聴き続ける。

一平は、たぬきを英語で「raccoon(ラクーン)」と呼ばれていることから
ふとあることを思いつく、
綱渡りをするたぬきが化けた文福茶釜が綱の上でくるくる回転するが、
回転することを英語で「turning(ターンニング)」と言うが、

「turning raccoon」=ターニング・ラクーン

この「ターニング・ラクーン」が省略されて、「たぬき」という
表現が生まれたというたぬき英語語源説まで一平は考える。

一平は30歳の時
「UFOはたぬきだった」という本を出し、世間の話題となる。
そして、一平は、テレビ番組で
「UFOは宇宙人の乗り物」説を唱える大矢真(おおやまこと)と
一騎打ちの討論に挑む。

大矢真が威厳のある雰囲気で少し良かった様な口調で
一平のUFOたぬき説に対して反論をしてくるが、
一平は落ち着いてひょうひょうとして、
「超能力を持つたぬきが化けてUFOになっている」という持論で
大矢真の論を論破していく。

UFOが宇宙人乗り物説であるということを大矢真に対して、

一平
「超能力を持っていると自称している人間はいくらでもいますよ。だったら、
超能力を持っているタヌキがいても不思議ではないと思いますが。
それに、実在が証明されていないものを出しているのは、
あなただって同じじゃないですか」

じたばたあせりながら大矢真が
「宇宙人はいるっ、それはもう証明されているんだ。宇宙人と会ったという人は大勢いるし、
コンタクトして不思議な体験をしたという人もいる」

一平 「ははあ、よその星に連れていかれたとか、奇妙な手術をされたとかですね」
大矢 「そうだ」
一平は、はははと笑いながら
「それはね、タヌキに化かされたんです」とひょうひょうと大矢の論に切り返す。

大矢は、UFOが何かが燃えている炎の説を言う人がいるが、それはどう説明するのだと
一平に詰問しても、一平はひょうひょうとしながら
たぬきの置物を見ればお腹が膨れているが、それはたぬきのお腹にメタンガスが
貯まっているから。
人間のおならでおならにあるメタンガスで燃えるという話があるが、
それと同じで、たぬきのお尻からでるおならのメタンガスが発火したものだ
と説明する。

そのような主旨のことを言った一平に対して、

「なんでもかんでも、自分につごうのいいようにこじつけているだけじゃないか」

と大矢は罵りながら反論すると、一平は全く変わりなくひょうひょうとして

「あなたをはじめ、多くの超常現象研究家のやり方を見習っているつもりですが」

と切り返す。

さらに、一平は、たぬきのお腹にあるガスには、人間に幻覚させるガスがあり、
それでたぬきが化けているように見えるという。

この討論番組の女性アシスタントも一平の論に惹かれていき、
UFOが宇宙人乗り物説を主張する大矢は形成不利になり、
鳴きながら主張していくような状態に。

その番組の収録の後、
一平は、母の実家の隣に家を建てた。
そこで、たぬきの研究をするためだ。
そして、裏山の木にカメラを置いて録画を続けた。
それは、小学生に入る前に見た飛んで滑空するたぬきと
思った動物をきちんと確認しようとしたからだ。

そして、録画した映像を見ていると、
飛んでいる動物があった!
それは、モモンガであった。
(♪~ちゃん、ちゃん~♪ と音がなる)

ここでこの小説は終わる。

この小説は、東野圭吾氏が
平成5年(1993年)から平成7年(1995年)まで、
小説誌「小説すばる」と「小説新潮」に連載した
「怪笑小説」のひとつで、
この「超たぬき理論」は
小説すばるの1995年7月号に掲載された。

「怪笑小説」は平成7年10月に集英社から出版された。

この「超たぬき理論」で印象に残ったのが、
UFOたぬき化けた説の一平に対して、
UFO宇宙人乗り物説の大矢が、
「こじつけだ」と罵りながら反論すると

「あなたをはじめ、多くの超常現象研究家のやり方を見習っているつもりですが」

と一平が切り返すところである。

一平の論も大矢の論もこじつけである。
お互い、思い込んで信じたストーリーに都合の良いように
あらゆる情報を組み込んで、自分の理論を作っていくので、
論理の組み立て方や根拠の使用方法は似ているものになる。

これって、刑事事件の目撃証言や警察の見込み捜査も
きちんと思い込みを排して、証拠を検討すれば、
事実とは異なるのに、思い込みに沿ったストーリーに
こじつけて作り上げて、
冤罪事件を作ってしまうのと似ているなあと思う。

人間はいろんな妄想力や連想力や想像力があるので、
こじつけで、科学的にみれば、おかしなことでも、
おもしろい物語を作れるわけで、それを人間は楽しんでいて、
今回の「超たぬき理論」を聴き入った私も
その人間のうちのひとりである。

「超たぬき理論」というフレーズから私は
「超ひも理論」という物理学の理論を連想したが、
この作者の東野圭吾氏は
大阪府立大学工学部電気工学科卒業ということだが、
もしかしたら「超ひも理論」を拝借し、
そして、化ける能力を持つ「超能力のたぬき」ということで、
「超たぬき理論」というタイトルを考えたのではないかと
思ったりする。


さて、「超たぬき理論」で
「UFOは宇宙人の乗り物」説を唱える大矢真が登場するが、

宇宙人ということで、ちょっと、
このブログの筆者であるわたくしについて正体を告白しよう。

実は私は宇宙人なのです。

また、私は、日本国に住む日本国籍を持つ日本人です。

さらに、また、私は、日本がある惑星の地球に住む地球人です。

さらに、もっと説明すると、
その私が住む地球がある宇宙にいる宇宙人です。

つまり、我々地球人はみんな、宇宙人なのです。

UFOとは未確認飛行物体のことだが、
その未確認飛行物体がきちんと政府や国際機関などに
報告せず無許可で、どこかの地球人が乗って飛んでいるものであれば、
宇宙人でもある地球人がUFOたる未確認飛行物体を飛ばしている
ことになるので、
大矢真のUFO宇宙人乗り物説は成り立つわけであり、
一平のUFOたぬきが化けた説よりも説得力を持ちます。

あっ、こんなこと書いてたらあること思い出した。

私が小学生の時に、和歌山県の実家に
私の兄あてに、兄の友人から年賀状が届いたが、
そのうちのひとつにに、わが実家へのあて先住所に、

宇宙銀河系太陽系第三惑星地球日本国
和歌山県御坊市○○-△△番地

と書かれていたが、郵便さんは我が実家に
届けてくれていた。


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