言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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葵 (アオイ)の名の由来・・・お日さまを仰ぐ花が咲く日を逢う日にしましょう

今日は、2015年(平成27年)6月10日 水曜日

6月上旬、
西宮市今津の自宅周辺を朝歩きしていると、
立葵 (タチアオイ)が咲いているのを見かけた。

立葵 150605_0526~001

葵(アオイ)と言えば、
古代から中世までは、冬でも咲く冬葵(フユアオイ)であったが、
江戸時代の近世以降は、
葵(アオイ)と言えば、この立葵 (タチアオイ)のことを意味
するようになったとされる。

さて、どうして、「アオイ」と言うようになったのか?
諸説あるが、そのうちの1つは
この植物が太陽の方に花や葉をを向けて、
まるで、お日さまを
仰ぐように咲くことから「仰日(アフヒ)」と呼ばれ、
それが変化して「アオイ」になったという説がある。

もう1つ紹介すると、万葉集に遡る。
万葉集第十六巻に掲載されている「3834」という番号が
あてられている作者不明の歌

梨(なし)棗(なつめ) 黍(きび)に粟(あは)つぎ
延(は)ふ田葛(くず)の 後(のち)も逢はむと
葵(あふひ)花咲く


歌の意味

梨(なし)、棗(なつめ)、黍(きみ)に粟(あは)とつぎつぎと稔るように
続いてあなたに会いたい
延び続ける葛(くず)のつるが一旦離れて別れても
またつながるように、またあなたに会いたい。
あなたに逢う日は(葵の)花が咲くようにうれしい。


この歌には、
 黍(きび)に粟(あは)つぎ ⇒ 君に逢はつぎ
 葵(あふひ) ⇒ 逢う日

という掛詞になっている。

そう、
後(のち)も逢はむと 葵(あふひ)花咲く

から、「逢日(アフヒ)」に由来して、

葵(アオイ)になったという語源の説がある。

さて、この万葉集で歌われたこの歌の葵とは
冬葵(フユアオイ)のことだとされているが、
「日本の植物学の父」と称された
植物学者の牧野富太郎は
この万葉集で歌われた葵は立葵であると主張している。

さて、ちなみにこの立葵の学名は
Althaea rosea
 Althaeaは「アルテア属」で、roseaには、「バラのような」
という意味で、

Althaeaはギリシア語由来の古典ラテン語に由来し、
ギリシア語「althaia」は「althaino」(治療)が語源である。

Althaea roseaは、薬用の効果があるとされ、
その立葵が日本に伝わった古くから薬草として伝わって
きたという。

その立葵は、梅雨が始まるころの6月上旬に咲き、
梅雨明けのころの花の季節が終わるので、「梅雨葵」という
別名がある。
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テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術


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