一連托生~同じ蓮の花の上に生命を托す相手を間違うと大変
一蓮托生という四字熟語がある。
意味は 「最後まで行動や運命をともにすること」である。
死後、極楽浄土で同じ蓮の花の上に生命を托す ことを表していて、
仏教から生まれた言葉である。
最後まで行動や運命をともにする ということで思い出すのは 日米関係である。
日米関係は安全保障上・経済上の関係から 重要な関係であるが、 最近、アメリカのブッシュ政権の稚拙な外交に よって、アメリカの世界的な威信が下がってきており 中東イスラム諸国の親米政権も イランのようなイスラム革命が発生する可能性があり 一気に反米になる可能性がある。
また、欧州・ロシア・中国・インドと アメリカ以外の勢力がアメリカと一歩距離をおくような 姿勢をとっている。
世界最大の債務国であるアメリカはアフガン戦争・イラク戦争の 戦後処理につまづいており、多額の長期的な出費などが致命的な 経済の失速につながる可能性もある。
そうなれば、アメリカがこける可能性もあり 日本がアメリカと一蓮托生のように行動するのは 得策ではないのではないかと感じる
スポンサーサイト
テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術
|