言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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内閣、その語源・・・「cabinet」の訳語に何を使おうか・・・高床式の宮殿の内側にて・・

「内閣」と言えば、中央政府に行政機関の最高の合議機関を
意味するが、どうして「内閣」と言うようになったのか?

この「内閣」という表現は中国に由来する表現である。

「内閣」のうち「閣」には、「足がついた建物」という
意味があるが、わかりやすく言うと、高床式の建物のことである。

皇帝がいる宮殿は高床式の建物があり、
そのような建物は「閣」となる。

「内」というのは、外に対して内とあるように
「内」は「宮廷の内側」となる。

そのように
高床式に宮廷の内にあるということで「内閣」となるが、
中国の明帝国の時代の
永楽帝が1402年、宮殿である紫禁城の「文淵閣」に、
皇帝の政治の皇帝の補佐役を集い協議する場を設けて、
そこは「内閣」と称され、
その皇帝の補佐役は「内閣大学士」と称された。

徐々に、その内閣は徐々に重要な機関となり、
王朝が明から清に交代して、
清朝の時代に、内閣に軍関係の機関がおかれ
実権を握るほどまでになった。

さて、日本に、その中国で使われた「内閣」を
用いるようになったのは、明治時代であるが、
西欧に習った行政体制の構築を図っていたが、
イギリスで、行政の最高合議機関である
「cabinet(キャビネット)」のシステムを採用
しようとしていたが、そのイギリスの「cabinet」の
日本語訳を明治維新後の日本人達は考えていた。

さて、少し話はそれて、
英語の「cabinet」という単語であるが、
意味として、陳列棚とか戸棚という意味があるが、
他に「個室、私室、秘密部屋」という意味もある。

イギリスで17世紀にピューリタン革命が発生した後の
王政復古期に王になったチャールズ2世が、
秘密部屋の「cabinet」で腹心の大臣などを集めて
政治の決定をしていくことから、
行政の最高決定の合議をする場という意味で
「cabinet」が使用されるようになる。

やがて、名誉革命後に政党政治が確立され、
議会の多数を占める政党から信任され
「cabinet」が成立するようになっていく。

そのイギリスの「cabinet」の日本語訳として、
明治時代に、中国の王朝で機能していた「内閣」を用いるようになった。

そして、明治18年(1885年)12月22日、
それまでの、太政官制が廃止され、内閣制度が導入され、
初代内閣総理大臣として、伊藤博文が就任したのである。

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