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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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日本の独創性の高さの証し?~イグ・ノーベル賞大国ニッポン!!

10月5日
ハーバード大学で
「人々を笑わせ、考えさせてくれた研究」に贈られる
第16回イグノーベル賞の授与式が行われた。

イグノーベル賞は1991年
ハーバード大系の科学雑誌「ありそうもない研究」の編集者
マーク・エイブラハムズ氏が創設。

物理学賞、医学賞、平和賞など10部門ある。

今年も思わず、笑ってしまいそうな研究が受賞していた

例えば、
音響学賞
「爪(つめ)で黒板をひっかいた時に発生する音が嫌われる理由についての実験」
黒板を爪でひっかいた時の音が、どうしてこれほどまで、全世界中で嫌がられるのかを研究したという。

数学賞
「グループ写真で誰も目を閉じていない写真を撮るために必要な撮影回数の計算」


医学賞
「直腸刺激による、しつこく続くしゃっくりの停止」


など他にもいろいろへえそんなこと研究してんの!
と言いたくなるような研究にイグノーベル賞が与えられている。

日本はイグ・ノーベル賞大国で、
日本人が関係した受賞は11件に上り、
イグ・ノーベル賞受賞者数はイギリスなどとともに
世界トップクラスである。


いくつか事例をあげると


1992年 薬楽賞 資生堂研究センター 
「足の悪臭の原因となる化学物質の解明」
特に「自分の足が臭いと思っている人の足は臭く、思っていない人のは臭くない」という結論に対して

1995年 心理学賞  渡辺茂ら(慶応義塾大学)
ハトの絵画弁別(ハトを訓練してピカソとモネの絵を区別できるようにした)功績



1997年 経済学賞  舞田あき(バンダイ) 横井昭宏(ウィズ)
バーチャルペット(たまごっち)の開発によりバーチャルペットへの労働時間を費やさせた功績

1999年 化学賞 牧野武 (セーフティ探偵社)
妻や夫の下着に適用して精液の跡を発見できる浮気検出スプレーの開発

2002年 平和賞
佐藤慶太(タカラ社社長)鈴木松美(日本音響研究所)
小暮規夫(獣医学博士)
コンピュータによって自動的にイヌ語をヒト語に翻訳する機械「バウリンガル」を発明し、種のあいだの平和と調和を促進したことに対して。


2003年 化学賞 広瀬幸雄 教授(金沢大学)
ハトの関心を惹きつけることに失敗し続ける銅像の化学的研究に対して。 (銅像に鳥が寄りつかないことをヒントに、カラスを撃退できる合金開発)

この銅像は兼六園にある日本武尊像。日本最古級の銅像だが、鋳造当時の技術的制約により、大量の砒素を使って製造されたため、ハトが寄らず糞害から免れていた。この現象を利用して、人間や自然界にまったく影響を与えない程度の砒素を含んだタイルなどを制作し、鳥害防止に役立てることが期待される。



2004年 平和賞 井上大佑(有限会社イノウエ)
カラオケを発明し、人々に互いに寛容になる新しい手段を提供した功績

*井上氏は1999年アメリカの週刊誌「タイム」において、「今世紀もっとも影響力のあったアジアの20人」に、ガンジー、毛沢東、昭和天皇らとともに選ばらている。

ちなみに井上氏は私と同じ西宮市在住。西宮市に世界的大発明を
した人がいるのかあとふと思った。

井上氏が30歳の時の1970年
神戸市の酒場でキーボードを演奏していた井上氏
「人間カラオケ」の名人であった。
歌がへたな客でも気持ちよく歌わせると評判の伴奏者であった。
ある日、
客のひとりから社員宴会で歌いたいので同行してほしいとたのまれたのだ。
しかし、仕事の都合で行けなかったので、代わりに伴奏音楽をテープに入れて持たせた。それがカラオケ機発想の原点。 知り合いの技術者に依頼し、3カ月かけてマイク、エコー付きのカラオケ機を完成した。

やがて、この発明は世界に広がり
「KARAOKE」は世界共通語となった。



そんなこんなで、日本人って
浮気発見スプレーを開発したり、カラオケを開発したりと
けっこう、独創的は捨てたモンじゃない(笑)と思った。

このような独創性をアメリカ人でなく
日本で取り上げるようにもして欲しいとおもうが、
イグノーベル賞の審査員に日本人がいるようである。


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テーマ:イグ・ノーベル賞 - ジャンル:学問・文化・芸術


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