言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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ふしだら、その語源・・・古代インドのサンスクリット語に由来、糸で束ねるとしまりがありますが・・・

生活にしまりがなく規律がなかったり、
だらしなかったりするという意味で
「ふしだら」という表現が使われるが、
その「ふしだら」の語源を遡ると、
古代インドのサンスクリット語にたどりつく。

サンスクリット語に「sutra(スートラ)」という
単語があるが、これは「糸」とか「紐」などを意味する。

さて、古代インドでは、いろいろな教えを文字で
伝える必要があったが、そのころにはまだ紙がなく、
タラジュ(多羅樹)の葉っぱを使っていた。

多羅樹の葉のことをタラヨウ(多羅葉)と言うが、
その多羅葉の裏側に先の尖ったもので字を書くと、
黒くなりまるで鉛筆で書いたかのように文字が残る。

古代インドでは、そのような多羅葉を使って
文字を残していろいろ教えを伝え広めていたが、
その文字があるいくつもの多羅葉を束ねてまとめる
必要があった。
その多羅葉に穴をあけて、糸であるスートラを
使って束ねてまとめて、整理していたのだ。

そのスートラが中国に伝わると
「修多羅」と音訳され、また、それは
「秩序だって束ねる」「整理する」という意味で
使われていた。

そのような意味をもつ
「修多羅」が「しゅたら」「しだら」と変化して
いった。
きちんと秩序立って整理されていると
「しだら」となるが、
逆に乱れてだらしなくなってくると、
「しだら」に否定を意味する「不」をつけて、
「ふしだら」となり、
生活にしまりがなく規律がなかったり、
だらしなかったりするという意味で
使われるようになったそうだ。
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テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術


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