言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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人生という名の自転車は、自力で漕ぎ続けるのだ・・・「耳で聞く短編小説NHKラジオ文芸館」で「自転車を漕ぐとき」、41歳無職の男の物語を同じく41歳で再び無職に戻る私が聴いて

今日は、2015年(平成27年)2月1日 日曜日

昨日、
午前8時05分からの「耳で聞く短編小説NHKラジオ文芸館」は

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「自転車を漕ぐとき」

作:薄井 ゆうじ

2013年8月31日放送のアンコール。
離婚と勤め先の倒産で、心も体も疲れ切った中年男の私が、店先でふと
高級自転車に目をとめたことから、自転車好きだった10歳の頃の、夢やあこがれを思い出す。
東京から茨城に引っ越した少年の私は、新しい友人の、
アメリカ人の母親・エミリーに恋心をいだく。
そして、夏休み、エミリーと離婚した友人の父を訪ねて、友人と一緒に仙台まで
自転車で行こうという計画を立てるが、友人とエミリーは突然仙台に
引っ越してしまい、友情と初恋はともに失われた。
その後一度は仙台を訪ねようと思いつつも先送りにしてきたのだが、
すべてを失った30年後の今、手持ちの現金をはたいてこの自転車を買い、
仙台へ旅立つことを決める…。

NHKラジオ文芸館のページより

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というあらすじであるが、
より詳しく書いていくと、

離婚で家族を失い、そして勤め先の倒産で失業し、
カプセルホテルなどで過ごしていた主人公の41歳の男の「クニヒロ」は
ふと目をとめた自転車に引き寄せられ自転車店に入ってしまう。

その自転車を見て、東京から茨城県に引っ越した10歳の時の
あることを思い出す。

そして、物語は10歳の時の様子から進んでいく。

10歳のクニヒロが茨城県の転向先の小学校で
自己紹介の挨拶をした時、普通に話しているだけなのに
笑いが起こってしまう。それがなぜだかわからなかったが、
茨城弁を使うクラスの男の子から
「(話し方が)女みでぇだ」と言われて、からかわれていたのが
わかった。東京弁が冷たく感じるようなのである。

そんな時、茨城弁を話すジョージという男の子と話すようになる。
そのジョージの目を見ると瞳が青かった。

ただ、そのジョージは今度は東京弁に切り替えて
クニヒロに話かけてくる。

ジョージの母はアメリカ人で父が日本人、
そのジョージも東京の福生から何年か前に茨城県に
引っ越してきて、最初は東京弁をからかわれて
早く茨城弁を覚えてクラスに馴染んでいったという。
「おめェも、早ぐ、茨城弁話さねどダメだドゥ」
とジョージから言われ、クニヒロにとっては
ジョージは茨城弁の先生のようになり、
親交を深めていった。

ジョージの父母は離婚しており、父と妹は仙台に住んでいた。
そして、クニヒロとジョージは意気投合して、夏休みの時に
自転車で東北旅行をする計画を立てた。

そして、ジョージの家に一泊して、東北への自転車旅行の計画を
さらに練ろうとした。そして、ジョージの家の二段ベッドの下で眠ることになった。
その二段ベッドの下は、かつてジョージの妹が眠っていたところだという。

クニヒロがそこで横になっていると、ジョージの母のエミリーが寝室にやってきて、
エミリーはクニヒロの頬に軽く口づけして「おやすみ」と言った。
クニヒロはエミリーの美しさに魅せられてしまったのであった。

二段ベッドの上に寝ているジョージと言葉を交わし、
ジョージは妹に恋をしてしまったと言った。
自転車で仙台にいって父のところにいる妹に
会いたいとジョージは思っていた。

その日、友だちになった記念に保温機能のついたマグカップをもらってクニヒロは
それを大事に使い続けていた。

それからしばらくして、ジョージの家に行くと様子がおかしく
クニヒロ宛の手紙があり、
仙台にいる妹が重い病気のため仕事が忙しい父だけでは看ることができず
エミリーも仙台に行くこととなり、ジョージとともに仙台に引っ越したことが
わかる。これで、ジョージとの仙台への自転車旅行計画は幻になった。

その後、クニヒロはジョージと文通を続けていた。

やがて、歳月はめぐり、クニヒロは旅行会社で勤め始め、
28歳で結婚し、女の子を授かるが、38歳で離婚した。
2ヶ月に1度、クニヒロは娘と会うことができたが、娘はクニヒロと会うことを
あまり喜んではいないようだった。
そして、41歳になったクニヒロは、勤め先の旅行会社が倒産し、
ホームレス同然の状態となり、元妻に「養育費が払えない」と伝える。

そのような時に、クニヒロは通りを歩いていると
ふと自転車屋で陳列しているピカピカな自転車に目がとまった。

それを見たクニヒロは自転車好きだった10歳のころ、夢や憧れを抱いていた
自分を思い出し、おもわず、その自転車屋に入ってしまうのだ。

ドロップハンドル、ギア付の自転車を手持ち金ぎりぎりで買ってしまったのだ。
そのような自分のふるまいにクニヒロ自身が信じられない気持ちでいた。

クニヒロは店の電話を借りて、仙台にいるジョージの母のエミリーに電話をかける。
彼女は59歳になっていた。そのエミリーに仙台に行くことを告げて電話を切る。

そうクニヒロはエミリーに会うために自転車で仙台に行こうと思い立ったのだ。
そして、エミリーに結婚を申し込むことをクニヒロは決意したのであった。
小学生の時には言えなかったけど今なら言えると

途中、アルバイトをしながらになるからいつ仙台に到着するかはわからない。

自分の人生いつも遅きに失していた。失敗した結婚、会社にずるずる最後まで
未練をつないだことが良くなかった。

クニヒロは

「人生という名の自転車は、自力で漕ぎ続けるのだ
けれど、今人生をリセットしよう
30年を取り戻すんだ。 風になろう」


そのように胸に思いを抱いて、
仙台に向けて自転車を漕ぎ出す。


そこでこの物語は終わる。
41歳のホームレス同然の無職の男が
人生の再生をかけて、初恋のエミリーに結婚を申し込むため
仙台に自転車に出かけようということであるが、
ふと、私自身、現在41歳で、これから再び無職に戻るため
同じ「41歳の無職の男」という立場で聞き入ってしまった。

私も何とかして、人生という名の自転車を漕ぎ続けていこうかと・・・・

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