言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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2014年(平成26年)の3大ニュース・・・「主権国家をめぐるできごと」「消費税と総選挙・安倍自民党大勝」「山が崩れ、山が噴いて、人命奪う」

今日は、2014年(平成26年)12月31日 水曜日

大晦日の今日は、
当ブログ年末恒例の今年の3大ニュース

1位 主権国家をめぐるできごと
    スコットランド住民投票、ロシアによるクリミア併合、イスラム国の台頭

2位 消費税と総選挙・安倍自民党大勝


3位 山が崩れ、山が噴いて、人命奪う
    広島土砂災害と御嶽山噴火


とこの3つのテーマに関わるできごとを3大ニュースにした。

3位から説明する前に
番外編として1つ取り上げるのが、
全国最年少市長として有名な
岐阜県の美濃加茂市長が贈収賄事件で警察に身柄拘束され
検察から起訴された事件である。

はっきり言って、この事件は、どうみても無罪判決を出すべき事件である。
民主的手続きによって選ばれた市長をろくでもない証拠で、
強制捜査をした警察および
起訴にふみきった検察の行為はある意味
民主主義に対する挑戦かつ、主権者である国民に対する挑戦でもある。
この捜査にあたった警察関係者の美濃加茂市民を侮辱するような
発言も忘れられない。
市長の逮捕後、
人口約5万人台の市民のうち市長を支持する署名が2万人以上集まった。
公判の結審を先日終えて、来年に判決が出る。
この事件については来年に判決が出た時にでも
詳細に書きたいと思う。


さて、

3位 山が崩れ、山が噴いて、人命奪う
    広島土砂災害と御嶽山噴火

8月20日未明に
広島市の安佐北区や安佐南区を中心に
3時間で200ミリ以上の豪雨を観測し、
土砂崩れが多発し、多くの住居が巻き込まれ
74名が亡くなった。
土砂崩れでアパート1棟まるごと流され、
そこ住まいしていた8名全員が亡くなっている。

このような災害は広島だけでなく、
六甲山麓に住宅地ができている
神戸市などの阪神間の都市や
その他の大都市郊外などでも起こりえるできごとでは
ないかと思う。

山にまつわる災害で、
もうひとつ大きな災害は
9月27日に発生した長野県・岐阜県境にある
御嶽山の噴火である。
この噴火で、登山客ら57名が死亡し、
現在も6名が行方不明のままである。


平成3年(1991年)6月の長崎県雲仙普賢岳の
火砕流により43名死亡よりも多い死者を出し、
戦後の火山災害としては最も人命を失う災害になった。
また、登山関係で、日本の一般人の
近代登山史上最大の死者が発生した事例としては
昭和47年(1972年)3月20日に
富士山で雪崩や凍死により24名が死亡する事故が
あったが、
今回の御嶽山の噴火で
一般の登山客が亡くなる事例としては、
近代日本登山史上最大の災害となった。

今回の噴火は噴火予知の難しさや
情報発信に課題を残した。

噴火が発生したのは9月27日であったが、
今となってみれば
その前兆と考えられるのは9月10日から12日に
かけて火山性地震が発生していたが、
その後減少し、山体膨張や火山性微動など
マグマ上昇を示すデータが観測されなかったことから
噴火警戒レベルを平常の「1」のままであった。

そして、火山性微動が観測されたのは噴火の10分前で、
それだけですぐに噴火が起きるとも言えないのである。

そのようなこともあり
噴火に対して無警戒な状況のなか、
紅葉シーズンでかつ
週末の土曜日に多くの登山客が御嶽山頂上付近にいて
噴火の規模が比較的小さいわりには
多くの人命が失われる事態となった。

そういえば、この御嶽山はかつては
有史以来の噴火がなく「死火山」と定義されていた。
一般の多くは「死火山とはもう噴火がない火山」と誤解していたが、
昭和54年(1979年)に御嶽山が噴火して、
「死火山」という学術用語が廃止されるきっかけとなった。

今回の噴火といい、昭和54年の噴火といい、御嶽山の噴火から
火山活動はまだまだ人知が及ばないことが多いことを
あらためて思った。


2位 消費税と総選挙・安倍自民党大勝

今年4月に消費税が5%から8%に引き上げられた。
増税賛成派からは増税によるマイナスは一時的なものにとどまり
7月からは回復するという見方が出ていたが、
実際は増税直後の
4月~6月のGDPが年率でマイナス7.3%と
1997年の前回の消費増税直後の四半期の
それのマイナス3.5%を大きく上回る落ち込みとなり、
かつ、次の四半期の7月~9月でも
それがマイナス1.9%と2四半期連続でマイナスとなり
景気後退となった。

7月~9月のGDPがマイナスとなったことをうけて、
安倍首相は来年10月に予定されていた
消費税の10%への再増税延期を発表し、その信を問うという名目で
衆議院の解散に踏み切った。
「大儀なき解散」または「憲法違反の解散」とか批判があったが、
消費税再増税に慎重な安倍首相に対して、
増税推進の財務省が安倍内閣の倒閣運動を画策して、
自民党の国会議員を増税派で多数派にしようという動きをしていて
それを封じるためにも衆議院の解散総選挙にふみきったという
情報がある。

選挙では、
野党民主党の準備不足などもあり
安倍自民党の圧勝に終わり、引き続き
連立与党で衆議院の3分の2以上を占めることとなった。

これで、安倍首相の集団的自衛権行使の解釈改憲、
特定秘密保護法実施、原発再稼動も信任されたということに
なった。

来年は景気状況はどうなるのか。
また、安倍内閣が続くことが
今後の政治や国防・外交、そして、言論や表現の自由といった
ことにどのような影響を与えていくのか気になることである。


1位 主権国家をめぐるできごと
    スコットランド住民投票、ロシアによるクリミア併合、イスラム国の台頭

今年は国際政治において主権国家の枠組みが問われる大きなできごとが
続いた。

1つ目は、イギリスのスコットランド地方が、イギリスからの独立を問う
住民投票を行った。
当初は、独立反対派が余裕で過半数を取ると見られていたが、
投票日が近づくにつれ、世論調査で独立賛成派が過半数を取る可能性が
出てきて、イギリス政府は大慌てになった。

結果は、独立反対が過半数を占めたが、
そのためイギリス政府はスコットランドに大幅な権限委譲を約束
せざる得なくなり、スコットランド以外の北アイルランドなどの
地方にも同様の権限を委譲せざるえないことにつながるかもしれない
状況となった。

また、日本にとってもこのスコットランドの独立運動は
無関係とは言い切れないかもしれない。

それは、沖縄である。

沖縄はもともとは琉球王国であり、
そして、特に米軍基地問題において
日本政府の対応に憤りを蓄積している。

そのような沖縄において、日本からの独立を志向する
動きが少しずつではあるが出てきている。

また、独立までもいかなかくても
今回のスコットランドの住民投票を受けて、
沖縄の新聞社の琉球新報が社説で
「沖縄もこの経験に深く学び、自己決定権確立につなげたい。」
と述べていて、沖縄と日本本土との関係のあり方に
今後、何らかの影響を与えていくことにつながっていくのかもしれない。


国家の枠組みを問う動きに関して、
スコットランドのように地方も中央政府も合意した
手続きで独立に関する投票を行った方法とは
対照的にある意味、力づくで国境線を変更させたことになったのが
ロシアがウクライナ領のクリミアを併合したことである。

2月にウクライナで政変が発生し、
ロシア寄りであった大統領が失脚して、
親EUの政権が誕生した。
また、その新政権に参画したウクライナの極右勢力が
ロシア語を公用語から外すような動きをしたことから
ロシア系住民の多いウクライナ東部の州やクリミア半島では
ウクライナからの分離を志向するロシア系住民の動きが活発になった。

特に、クリミア半島には、ロシアの黒海艦隊の母校があることもあり、
クリミアでロシア編入を問う住民投票で賛成が多くを占めたが、
欧米が反発し、住民投票は違法で結果を認めないとしたが、
ロシアはクリミアを編入した。

また、ウクライナ東部では親ロシア派住民武装勢力と
ウクライナ政府との内戦状態になり、この戦闘の中、
マレーシア航空機が撃墜され多くの乗客が亡くなる事件が発生した。

この一連の動きに対して、欧米や日本政府は
ロシアに対して制裁に踏み切った。

冷戦が終結して四半世紀になるが、
ロシアと欧米との関係は冷戦後最悪の状態となった。

現在、ロシアの主要な輸出品である石油の価格が
暴落しており、ロシア経済は苦境に立たされつつある。

経済的に追い詰められつつあるロシアが
今後、ウクライナに関する政策をどうするのか
来年も注目である。


そして、国家を枠組みを問う動きとして、
世界史的なこととして注目したいのが
シリアとイラクという主権国家をまたいで
支配勢力を拡大するイスラム国の台頭である。

どうして、イスラム国の台頭を
世界史的に注目したいと思うのかと言うと
17世紀に確立した現在の国家間関係の基盤となった
ウエストファリア体制への挑戦とも受け取られているからである。

17世紀前半、ヨーロッパでは
プロテスタント勢力とカトリック勢力との間で
三十年戦争と呼ばれる戦争が続き、
ドイツでは人口の4分の1が減ったとも言われる戦争であった。

この戦争を終わらすための条約として、
1648年にウエストファリア条約が締結された。

宗教上の対立から凄惨な戦争を反省して、
宗教と世俗の権力を切り離す政教分離が志向され、
政教分離がなされた世俗権力が主権を有する国家間の並存が
1648年にウエストファリア条約によって確立し、
そのウエストファリア体制が世界に広がり、
現在の国際関係においての国家間関係の基盤となっている。

一方で、シリアとイラクという主権国家をまたいで
支配勢力を拡大していたイスラム過激派勢力が
今年、6月に指導者のアブバクル・バグダディを
カリフ(預言者ムハンマドの後継者=最高権威者)」と
名乗って「イスラム国」の建国を宣言した。

そうなると、
宗教と切り離された世俗権力を主権とする
ウエストファリア体制下での国家ではなく、
イスラム教での最高宗教指導者を元首とする国家を標榜して
いることである。
そして、実際に、既存の主権国家であるシリアとイラクに
支配地域を拡大し、かつ、国家の仕組みを作り上げているのである。

そのウエストファリア体制に挑戦するかのような
イスラム国の台頭に対して、
アメリカは空爆で対処している。

このイスラム国の台頭は集団的自衛権行使を推し進める
安倍政権下の日本と全く無関係と言えなくなってくるかもしれない。

アメリカからの要請で、集団的自衛権をもとに
イスラム国攻撃に自衛隊か参戦することも
もしかしたらあるかもしれない。
そこまで、いかなくても、イスラム国の影響が残る
イラクに自衛隊がPKOに参加して、
イスラム国の兵士と戦闘状態になる可能性もある。



このブログ内の関連記事

過去の今年の3大ニュース

2005年
今年の3大ニュースとアメリカ(新自由主義)

2006年(このときは、1つのニュースのみ)
今年の最注目ニュース~ドル離れが進む世界

2007年
2007年の3大ニュース「サブプラムローン問題」「参議院選挙」「消えた年金」 ~ 来年以降の情勢にも大きく影響を及ぼす問題である 

2008年
2008年の3大ニュース「世界金融危機とオバマ氏米国大統領へ」「秋葉原通り魔殺人事件」「毎日新聞Waiwai事件とマスコミ各社の赤字」・・・昭和20年に続き平成20年も激動の年に、金融危機は来年以降の世界史的な大事件になっていきそうだ

2009年
2009年(平成21年)の3大ニュース・・・・今年は国内ニュースばかり、やはり、1位は皆さんが思う通りのことがらです

2010年
2010年(平成22年)の3大ニュース・・・・菅内閣のていたらく、検察の権威失墜、メディア革命

2011年
2011年(平成23年)の3大ニュース・・・・大震災&原発事故、欧州債務危機、抗議する人々・・・来年にも続く大ニュースである

2012年
2012年(平成24年)の3大ニュース・・・増税と政権交代、日中対立とオバマ再選、原発問題・・番外編で「刑事司法の問題」、あとがきで、昨年のトップニュースの後遺症

2013年
2013年(平成25年)の3大ニュース・・・安倍自民党参議院選勝利、シリア危機とイラン制裁緩和、スノーデン事件
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