言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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948hPaという猛烈な爆弾低気圧・・・・分子活動に大きな差がある大気の交差が生み出したすごい温帯低気圧

今日は、2014年(平成26年)12月18日 木曜日

日本近海で爆弾低気圧として急激に発達した
温帯低気圧が、
昨日午前9時、
北海道東部の根室市付近で、
中心気圧が948hPaという
猛烈に発達した状態になった。

ちなみに根室市で、
17日の8時05分に
951.6hPaまで気圧が下がっている。

その気圧の低さにより、
高潮が発生し、北海道南東部の沿岸が浸水した。

さて、この猛烈な爆弾低気圧が、
どのように中心気圧を変化させてきたか
その48時間前から順を追って見ていく。

12月15日09時

天気図 14121509

まず、中国の渤海付近に
1022hPaの低気圧がある。

そして、沖縄付近を見てみると、
等圧線が少しだけ気圧の谷になりそうな形になっている。

その6時間後の
12月15日15時

天気図 14121515

沖縄近海に
1018hPaの低気圧が発生している。
そうこれが948hPaまで発達する低気圧の
始まりである。

そして、
12月16日09時
天気図 14121609

前日の15時までに沖縄付近が発生した低気圧は
四国沖で、1006hPaに少し発達していた。

そして、日本海には、
24時間前に中国の渤海付近にあった低気圧が、
1000hPaに発達しながら北東に進んでいる。

さて、その12時間後の
12月16日21時
天気図 14121621

四国沖にあった1006hPaの低気圧は
茨城県沖に移動し、
気圧を22hPa下げ、984hPaに発達した。

ちなみに、日本海にあった低気圧は
20hPa下げて、980hPaで、
北海道の西方沖に移動している。
980hPaは、熱帯低気圧としての台風であれば、
中心付近の最大風速が30mになる勢力である。

さて、茨城沖に移動した低気圧はさらに
発達を加速させていく。
その6時間後の
12月17日03時
天気図 14121703

低気圧は北海道の十勝の南東沖に移動し、
中心気圧は964hPaと
6時間で、20hPa低下させた。

さらにその6時間後の
12月17日09時
天気図 14121709

さらに16hPa低下させ、
北海道東部の根室市付近で、
中心気圧が948hPaとなった。
熱帯低気圧の台風なら、
中心の最大風速が40mから45mの勢力に
匹敵する。

12月17日09時の気象衛星画像
気象衛星 201412170900-00

この12時間で、一気に36hPa、
24時間で、58hPaも気圧が下がった。

大雑把に言って、24時間におおよそ20hPaも
気圧が下がれば、爆弾低気圧と言われるが、
それが58hPaも下がって、
超ド級の猛烈な爆弾低気圧であったと言いたくなる。

温帯低気圧のエネルギーは、
大気の密度が高い(重たい空気)寒気と
大気の密度が低い(軽い空気)暖気の落差によって生じる
重力による位置エネルギーである。

その落差が大きいほど、
重たい空気である寒気が下降していく時の
位置エネルギーが運動エネルギーに変化するエネルギーが
大きくなり、温帯低気圧は発達する。

今回の場合は、
南海上の海水温が高いところから流れ込む温かい空気と
シベリアからの強い寒気団の空気が混ざり、
その温度差が大きかったので、猛烈に発達した
温帯的気圧が発生したのである。

温度差の違いは、分子活動の活発さの違いである。
分子活動が活発なほど温度が高くなり、その逆であれば、
温度は低くなる。

その大気の温度差の違いをもたらすのは、
太陽光による熱量の違いである。

冬になり、北の大気は、太陽光を受けることが少なくなり、
太陽光によってもたらされる大気中の分子の振動が弱くなる。
一方で、まだ南の方にある大気ほど、太陽光を受ける度合いが
多くなり、その分大気中の分子活動の強さが残る。

その分子活動の活発さの違いがもたらす温度差がある大気が
交差することで、そして、その違いが大きい場合、
猛烈な爆弾低気圧が発生するのである。

画像は気象庁より

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2011年1月18日の記事 932hPaの温帯低気圧
こんなに気圧の低い温帯低気圧のある天気図を初めて見た!!・・・南の海の海水温上昇が日本を寒くする!

爆弾低気圧の語源
爆弾低気圧~パワフルな低気圧だなあ

2013年9月18日の記事
台風育ちの爆弾低気圧・・・台風18号から変わった温帯低気圧が、台風の時よりも発達した理由
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