言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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平成生まれの稜coさんが歌う「描く空」を耳にして・・・万葉の時代から受け継がれる「面影」という日本の文化遺伝子「ミーム」を感じる

今日は、2014年(平成26年)12月13日 土曜日

先日、私の今の職場先に、
通っているある若い女性からCDをいただいた。

その女性は元シンガーソングライターで、
彼女にとっての10代最後の日となる
2年前の12月15日に、
「稜co」という名前で5曲入りのミニアルバムを
発売していて、そのCDをいただいたのだ。
その5曲すべての作詞を稜coさんがしている。

自宅に戻って早速聴いてみた。

1曲目の「描く空」から耳にすると、

良い歌声が耳に入り、そのまま聞き入ってしまった。

サビの部分の

♪~春の風を 喜ぶ季節に
桜が踊り 心はずむ空に
描く夢に 描いた未来に
僕の心を連れ込んだ君の空

君はココにいる いつも笑って
照らしてくれる太陽 ~♪


を耳にすると、
よくFM局のヘビーローテーションに
選ばれていることもありそうな曲調だなあと思った。

出勤前に、これを聞いて出かけて、
通勤電車の中で、私の脳内に
作成されたばかりの「描く空」という曲のファイルが
勝手にクリックされてしまって、
脳内のオーディオプレーヤーで、ヘビーローテーション状態に
なってしまった。

「描く空」の歌詞を目にすると、

夢を抱いている僕が
遠く離れているところにいる君を
空を世界にして思い描いている

と受け取れる内容になっている。

2番の歌詞で

♪~君の声が 君の面影が
遠くの彼方から 届いた気がした
描く夢に 描いた未来に
光る希望が浮かんでいる 僕の空

この世界は 果てしなく続く
見知らぬ夢が 無限に広がってる~♪


という部分があるが、

「面影」という言葉に惹かれてしまった。
それは、私の愛読書の
編集工学者の松岡正剛氏の
「日本という方法~おもかげ・うつろいの文化」
で、「面影」と「移ろい」をキーワードに
万葉集の時代から近現代までの
日本の歴史と文化について論じている著書を
繰り返し、そして、最近も読んでいて
「面影」という言葉に惹かれてしまっている。

松岡正剛氏は、その著書の中の
p24~25にかけての

「プロフィールとしての日本」で、万葉集に歌など
引用して次のように語っている。

万葉集の巻三に収録されている
笠女郎(かさのいらつめ)が大伴家持に贈った

陸奥(みちのく)の真野の草原(かやはら)遠けども
  面影にして見ゆというものを


という歌の歌意

実際の陸奥の真野の草原はここからは
遠いから見えないけれど、それが面影として見えてくる

と説明している。

さらに松岡氏は

面影について、

目の前にはない風景や人物があたかも
そこにあるかのように浮かんで見えることをあらわしている。
その事やその人のことを

「思えば見える」という、そういう面影です。

面影は何かの「思い」をもつことがきっかけになって
浮かぶプロフィールの動向なのです。

というふうに語っている。

稜coさんの「描く空」の歌詞の

♪~君の声が 君の面影が
遠くの彼方から 届いた気がした~♪

と部分が
その松岡氏の日本文化における面影論で語られている内容と
重なるようにも思える。

平成生まれの稜coさんが作った歌詞に
万葉の時代からの「面影」の感性が受け継がれているようにも
思える。

「面影」という日本文化の文化遺伝子としてのミーム(meme)が
万葉の古代から平成の現代まで、「面影」という言葉を用いて
伝わっている。稜coさんが作った歌詞からそう感じるのである。

歌詞は言葉によって織り成されていくが

その言葉について、
当ブログの記事
言葉には蕾(つぼみ)がある
で次のように書き記している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

インド哲学に
「スポータ理論」なるものがある。

「スポータ」とは「蕾(つぼみ)」である。

それは、人間の言葉のその奥には蕾のようなものがあり、
声で言葉を発して、それが相手に届くと、
「スポータ(蕾)」がはじけ破れて、
花が開き、それによって意味が発生し、
コミュニケーションが成り立つ
という考え方である。

これは、日本の言葉の中には霊があるという
言霊信仰と同じようなものである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

稜coさんが作った歌詞と歌声から
蕾としての言葉が、私の心に響き、
私の脳内にあるネットワークがうごめいて、
言葉と思考の花が咲き、いろいろ感じたことを
このように文字に残そうと思ってしまったのだ。

そう思うと、言葉の力はすごいなあと思ったりする。

稜coさんの「描く空」の歌詞で、

♪~この世界は 果てしなく続く
見知らぬ夢が 無限に広がってる~♪


という部分を目にすると、
私のこれまでの蓄積から、
私の中では、

まだまだ知りきれていない言葉が織り成す意味の世界が
果てしなく無限に広がっていて、
生涯かけて、その無限に広がる言葉が織り成す意味の世界を
旅していきたいと思っている自分自身について思うのであった。

稜coさんの「描く空」のサビの部分が聞けますよ~

稜co.「アイ...」30秒CM
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JM2Lpm0TuOo






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テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術


この記事に対するコメント

早速ブログを訪問させて頂きました。
色んな方に聴いて頂くと、一人一人捉え方や考え方が違うので、面白く感じますし参考になります。

気に入って頂けて光栄です。
ありがとうございます(*^O^*)
【2014/12/17 21:09】 URL | 稜co. #9VzO2u9M[ 編集]

稜coさん、コメントありがとうございます。今日も稜coさんの曲を耳にしています。
【2014/12/18 21:08】 URL | くわどん #-[ 編集]


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