言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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彼氏、その語源・・・のちに東京タワーの名付け親的存在になった日本の元祖マルチタレントが生み出した表現である

今日は、2014年(平成26年)8月15日 金曜日

女性が好意を持って交際している男性を「彼氏」と
言うのが一般的になっている。

さて、その「彼氏」の「彼」は、
遠い場所などを意味する「彼方」という表現があるように
離れたところを意味するところがあり、
三人称に分類されているように、今の自分たちの目の前にいなくて
会話に加わっていない離れた場所にいる人という意味があった。

明治になったころ、英語のheの訳語として、
「彼」という表現が使用されるようになる。

さて、元号が昭和になり、昭和4年(1929年)
徳川夢声(とくがわむせい)という漫談家が刊行した
「漫談集」の中に、「彼氏」という表現が使用された。

この「彼氏」という表現は印刷上の都合で
徳川夢声が生み出した表現であった。
その「漫談集」の中で
「彼女と彼の会話」という一文を書いたときであった。

当時、書籍発行のため印刷する時は、
組版(くみはん)という
活字を並べて印刷用の版を使っていたのだが、
「彼女と彼の会話」という一文を書くと、
その時の印刷手法で、印字を並べると、
「彼女」という2文字に対して、「彼」は1文字で
「彼」という文字の下にひと文字文の空白ができてしまった
という。それで、活字を並べる人が、それではだめだ
「彼」という文字のあとにもうひと文字考えてと言われて、
彼の敬称として「氏」という文字を考えてひっつけて、
「彼女と彼氏の会話」にしたという。
そして、その「彼氏」という表現は当時の流行語となり、
現在、女性が好意を持って交際する男性の意味として
「彼氏」という表現が定着している。

その「彼氏」という表現の生みの親となった徳川夢声は
漫談家としてだけではなく、俳優として、作家として、
テレビラジオで活躍して、日本の元祖マルチタレントととも
称されてた。
その徳川夢声は「彼氏」という表現を生み出しただけでもなく
東京タワーの命名を決定づけた人である。

東京タワーの開業前、まだ名称が決まっておらず
名称の審査会に徳川夢声が参加していた。
名称の一般応募で、約8万6000通のうち最も多かったのが
「昭和塔」で、それに続いて、「日本塔」「平和塔」が多かったが、
応募総数のうち0.26%の223通しかなかった
「東京タワー」を徳川夢声が
「ピタリと表しているのは「東京タワー」を置いて他にありませんな」と
推挙して、「東京タワー」に決まったのである。

さて、これまで、どのくらいの女性が
彼氏と一緒に東京タワーに言ったことがあるのだろうか?

もし「このまえ、彼氏と東京タワーに行ってきた」と言う女性がいれば
徳川夢声によって定着した表現を2つ使っていることになる。


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