言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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柏手・拍手(かしわで)、その語源・・・古代の食器に柏の葉が使われていたが、「柏」と、はくしゅの「拍」は字が似ているね

神社など神様の前で拝む時に、
両掌を打ち合わせて音をたてて
「柏手・拍手(かしわで)」を打つ。

その柏手は、中国の魏志倭人伝での当時の日本である
「倭国」の人達の振る舞いとして記録されている。
その時、倭国の風習として
貴人に対する拝礼として手を打つ様子が紹介されている。

それが、やがて、神社などの神に対する拝礼として
残ったようである。
度数や形式を定めて、柏手を打つが、
それは世界的に見て、珍しい拝礼作法とも言われる。

さて、その柏手の語源であるが、諸説ある。

まず、「かしわで」は漢字表記として
「柏手」と「拍手」と2つある。
後者の方はまさに「はくしゅ」である。
そう、「拍手」と字が似ている「柏」を
混用してしまって、「柏手(かしわで)」となったという説。

次には、宮中で食膳を司る
「膳夫(かしわで)」が、神の前で手を打って拝礼する様子に
由来して、「かしわで」になったという説がある。

さて、その食膳を司る「膳夫(かしわで)」が
なぜ「かしわで」なのか?
それは、古代に食器として、柏の葉を使用して
天皇などに食事を出していた。
そして、その食器としての柏の葉を使う人の「人」という意味で
「で」が用いられ、「膳夫(かしわで)」となったようだ。

そして、また、拝礼の柏手の語源でもうひとつの説は、
拝礼の時に手を打って、そして、その合わせた手が
古代に食器として使われた柏の葉と似ているので
「柏手」と呼ばれるようになったとも言われる。


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テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術


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