言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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さようなら、神戸海洋気象台、今日は、海洋気象台としての最後の日・・・・神戸海洋気象台には、世界的に貴重なコレクションデータがある

今日は、2013年(平成25年) 9月30日 月曜日 

私が住む西宮市がある兵庫県の気象関係の情報を
発信してきたのが、神戸海洋気象台であるが、
本日をもって、海洋気象台としての役割を終え
明日から、他の県と同じく、神戸地方気象台に名称変更される。

海洋気象台とは、
主に海洋観測や海上気象観測、海上警報の発表など
海に関する気象業務を行っている気象台である。

神戸も含めて、函館、長崎、舞鶴と
全国に、4カ所に海洋気象台があるが、
気象庁は組織再編として、
それぞれの海洋気象台の海洋気象業務は
舞鶴以外は、
それぞれの各管区気象台に移管される。

例えば、神戸海洋気象台の海洋気象業務は
明日から、大阪管区気象台に移管される。

ちなみに舞鶴海洋気象台は
気象庁の「日本海海洋気象センター」に変更される。

さて、
その神戸海洋気象台の発祥は大正時代に遡る。
大正時代に、神戸で海運業が栄えていくなか、
海難事故を防ぐために、海の見張り番である海洋気象台の
必要性が議論されたが、政府の予算だけでは
それを創設するのが難しい状況で、
当時の兵庫県知事の清野長太郎が
神戸の海運業者に、海洋気象台創設のための出資を呼び掛けると
それに彼らは応じて、海運業者らの出資によって、
1920年(大正9年)8月25日、
日本初の海洋気象台として、神戸測候所の敷地で創設された。
その後、1939年(昭和14年)に
神戸測候所と海洋気象台は合併し、
1942年(昭和17年)に神戸海洋気象台と改称された。

神戸海洋気象台は
1995年(平成7年)1月17日
阪神大震災をもたらした兵庫県南部地震の震度7の激震で、
庁舎が一部破損、
その後、1999年(平成11年)9月1日から
現在の神戸防災合同庁舎に移転した。


さて、神戸海洋気象台には、
「神戸コレクション」と呼ばれるものがある。

「神戸コレクション」と言えば、
リアル・クローズのファッションショーを思い浮かべる方が
多いと思うが、
神戸海洋気象台にある
「神戸コレクション」と呼ばれるものは
世界的に貴重な海洋気象のデータなのだ。

後に、「神戸コレクション」と呼ばれる
貴重な海洋データが集まる背景に
旧幕臣達の経験があった。

明治新政府との戊辰戦争での
箱館戦争において、
無敵をほこっていた幕府艦隊が
海の悪天候で、打撃を受け
闘わずして敗退した。

そのことから勝海舟は、
海洋気象の重要性を感じて、1888年(明治21年)
船舶からの海上気象観測の報告を義務づけた。
日本近海や北太平洋を航行する
軍艦や商船は1日に数回、甲板に出て
様々な海洋の気象データを収集した。

それらのデータは、東京の気象台に集められていたが、
神戸海洋気象台が創設されて以降、
神戸海洋気象台に集められるようになった。

1960年(昭和35年)に、再び
それらのデータが東京に集約されるようになるまで、
神戸海洋気象台に集められたデータは680万通にもなり、
世界的にデータの少ない時代及び海域をカバーしている
これらの貴重なデータは、他国には類を見ないもので、
世界の海洋学者から
「神戸コレクション (the Kobe Collection)」と呼ばれる
ようになった。
この神戸コレクションは、近年では
地球温暖化研究の基礎資料として価値がさらに
高くなっているというのだ。

さて、そのような世界的に貴重なデータを持つ
神戸海洋気象台も
海洋気象台としての歴史を終えようとしている。
そのきっかけは、2年前の3月11日の大災害、
東日本大震災であった。
それを契機に、高潮や波浪などの海洋関係の
情報伝達の強化のため海洋気象を管区気象台に
集約する方針を気象庁が決めた。

その結果、神戸海洋気象台は
本日を持って、海洋気象台としての歴史を終える
こととなる。

昨日、兵庫県西宮市に住む私は
「177」に電話すると

「神戸海洋気象台発表の9月29日、
午後9時30分現在の気象情報をお知らせします」と

神戸海洋気象台からの気象情報が聞こえてきた。

その「神戸海洋気象台」と177から聞けるのは
今日で終わりである。

ちなみに兵庫県以外の方が、電話で神戸海洋気象台発表を
聞く場合は、神戸の市外局番の「078」を押して
その後に「177」を押せば聞くことはできる。



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テーマ:気象 - ジャンル:学問・文化・芸術


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