言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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推敲、その語源・・・中国、唐の時代の詩人が、ロバに乗りながら、詩作に耽っていたら

詩や文章の表現を何度も練り直すことを
「推敲」と言うが、その語源は、
中国の唐の時代の詩人である
韓愈(かんゆ 768年~824年)
同じく詩人の賈島(かとう 779年~843年)と
出逢いに由来するものである。

賈島は
官僚登用試験である科挙を受験するため
都の長安にやってきた時、
乗っているロバの上で
「李欵の幽居に題す」という詩を考えていて、
その詩の「僧は推す月下の門」という一句を
「推す」にするか「敲く」にするか迷って
考えていると、それに夢中になってしまい。
役人の行列にぶつかってしまった。

その役人の行列とは
知京兆府事=長安の都の都知事である韓愈
の行列であった。

すぐさま賈島は捕らわれて、
韓愈の前に連れて行かれて、
ぶつかった理由を語り、
「僧は推す月下の門」という一句を
「推す」にするか「敲く」にするか迷っていて
「推」と「敲」のどちらが良いでしょう

と韓愈に質問すると、韓愈は
「敲の方が良い」と回答したことから
詩や文章の表現を何度も練り直すことを
「推敲」と表現するようになった。
それから賈島は韓愈の門下に入り、
学を認められ進士(科挙で普通に受験すれば難しい科目)
挙げられた。

さて、賈島が韓愈の助言をもとに作り上げた
漢詩は次の詩である。
右側に漢詩の原文、左側に書き下し文 

「題李凝幽居」  李凝の幽居に題す

閑居少隣並  閑居 隣並(りんぺい)少(まれ)に
草径入荒園  草径(そうけい)荒園(こうえん)に入る
鳥宿池辺樹  鳥は宿る 池辺(ちへん)の樹
僧敲月下門  僧は敲(たた)く 月下の門
過橋分野色  橋を過ぎて 野色(やしょく)を分かち
移石動雲根  石を移して 雲根(うんこん)を動かす
暫去還来此  暫く去りて 還(ま)た此に来たらん
幽期不負言  幽期 言に負(そむ)かず


その意味は次のようなものである。

隣近所に家がない静かなわび住い
草に覆われた小道が荒れた庭に続いている
鳥は池の中の木立ちに宿り
僧は月明かりの下で門を敲(たた)く。
橋を過ぎてもなお 野の気配があり
庭に移した岩は、雲が湧くかに見える
暫く他所へ行っていたが、また、やってきた。
風雅の約束は 決してたがえはしない。


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