言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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はなむけ(餞)、その語源・・・昔の日本での旅立ちには馬がおともしましたが

これから新たな旅立ちや門出をむかえる
人に対して、「はなむけ」の言葉を送ったりするが、
この「はなむけ」という言葉は、
「鼻向け」という表現に由来している。

何の「鼻を向ける」のか?
それは、馬である。

かつての日本では、
旅に出る人を見送る際に、道中の無事を祈って、
その人の進行方向にその人の馬の鼻を向けた習慣が
あった。
そこから「馬の鼻向け」という表現が生まれ
「はなむけ」と省略されてきた。

そのようなことから
新たな旅立ちや門出をむかえる人にたいして、
言葉を送ったり、
前途を祝して、酒食をもてなしたり、
品物を贈ったりすることなどを「はなむけ」
と表現するようになった。

「はなむけ」を漢字表記すると
「餞」であるが、それは
別れのしるしとして相手に渡す金銭や物品の
「餞別」の「餞」である。

「餞」と言う文字は、「食」+「戔(ちいさい)」で、
小さな食事という意味があり、そこから
ささやかな祝宴で門出を祝う
という意味で使われるようになったようだ。


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