TPP交渉で、農業分野の聖域を守り切れず、安倍首相辞任という場合もあるかも・・・前に、インド洋に自衛隊派遣できなくなって、首相を辞めたなあ
今日は、2013年(平成25年) 3月16日 土曜日
「世界のルール作りから取り残される」と 安倍首相が、TPP交渉参加を表明したが、
TPP交渉参加国は世界で170国ぐらいあるうちの 10カ国にすぎず、 アジア最大のGDPを持つ中国 東南アジア最大のGDPを持つインドネシアは TPPに参加していない。 インドも参加していない。
TPP参加でアジアの成長を取りこむというが、 そのようにアジアのGDP大国は参加していない。
安倍首相は、 農業分野での聖域は守ると言っている。 ただ、交渉の結果、それができなくなって しまうことがないのかと思う。
ふと、思い出したのは 安倍首相が、5年半前に首相を務めていた 2007年9月の時のことである。
当時、参議院選挙で自民党など与党が過半数割れして、 アメリカの対テロ戦争に協力するため 海上自衛隊をインド洋に派遣する根拠法であった テロ特措法の延長を 当時の民主党が反対していたため 安倍首相は「職を賭して」と 日米関係を重視して、 テロ特措法の延長に取り組んだが、 当時の民主党代表であった 小沢一郎氏との党首会談ができなくなり テロ特措法延長で、見通しがたたなくなったため 首相を辞任した。
別に、ただ、アメリカ軍艦に油を注ぐためだけの 海上自衛隊をインド洋に派遣できなくなるだけで 総理大臣を辞めることはないとも思ったが。
それを思い出したのは TPP交渉で、農業分野での聖域は守ることは 難しくなったが、 日米関係を重んじて、聖域を守れないままに TPP締結をしてしまう。 ただ、国内からの反発は強く 安倍首相がその責任を取って辞任する ということがあるかもと思ったからだ。
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