言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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適切な比喩表現が正しい問題解決策を思いつかせる

「笑いが爆発した」という表現を聞けば
「爆笑」になったとわかる。

ただ、厳密に言えば
笑うという感情表現が爆発するという物理的現象を
もたらすわけではないが
「笑いが爆発した」と聞けば、
とてもおもしろくて、大きな笑いが起きている
ことがわかる比喩表現である。

そのようにあることを表現する時に
他のものを喩(たと)えとして借りて
表現することを「メタファー(隠喩)」という。

そのメタファーが、新しいことを発想したり
何かの問題解決のための手掛かりをもたらしたりする。

例えば、医療の放射線治療で
軍事作戦のメタファーを使って、有効な治療法をもたらす
ことがあった。

放射線治療は、ガンの腫瘍を放射線によって破壊して
ガンを治す治療であるが、その放射線を出す時に
正常な組織まで壊してしまう恐れもある。

そのような放射線治療をする複数のチームに
ある軍事作戦の状況を聞かせてそれぞれに違う解決策を提示
した結果、実際の放射線治療の方法も違ってしまうという
実験例があった。

問題解決のためのヒントを与えるための軍事作戦は
次のようなものであった。

戦争に勝つためには、ある敵陣の中心的な要塞をどうしても陥落させる
必要があった。ただ、その要塞からたくさんの道が放射線に出ていて、
さらにそれらの道には地雷が仕掛けられていて、
小さな軍隊なら地雷に触れずに通ることができるが、
大きな軍隊で通ってしまうと地雷に触れて爆発してしまう。

これの解決策として、2つあった。

1つ目は、地雷のない道を探して、全軍を大きな軍隊のまま
その道を進む。

2つ目は、軍隊を小分けして、それらの小さな軍隊を同時に
複数の道を進む。

さて、この解決策のうち1つだけをそれぞれの放射線治療を
するチームは耳にした。

1つ目の全軍を大きな軍隊のまま進ませるという解決策を聞いた
グループは、「食道を通じて放射線を一気に送る」という
解決策を思いつくことが多かった。

一方、2つ目の軍隊を小分けするという解決策を聞いた
チームは
「ガンの腫瘍に対して、周囲からいくつもの弱い放射線を当てる」
という解を思いつくことが多く、それが正しい治療法である。

2つ目の軍隊を小分けにするという方法を耳にしたグループの70%が
正解したが、それを聞いていないグループは10%しか正解しなかった。

また、その軍隊を小分けにして進軍するという話を聞いていない
グループは、
「ガンの腫瘍に対して、周囲からいくつもの弱い放射線を当てる」という
正解を言っても、その有効性に同意する者が少なかったという。

さらに、その軍隊を小分けにするというメタファーを実際の
放射線治療に応用するようにという示唆を受けていなければ、
軍隊を小分けにして進軍するという話を聞いても
30%しか正解していなかったという。

つまり、適切なメタファーを実際の問題解決に応用せよと
伝えなければならないのだ。
そうすると、正しい解決策をもたらす可能性が高まるということを
この実験は示唆している。


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これも比喩表現のようなことから発想が導かれるお話です
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