言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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KJ法を発明した川喜田二郎の創造的行為の三ヵ条・・・矛盾する概念も実践することで呑みこみ、矛盾を解消する

蓄積された情報から必要なものを取り出し、関連するものをつなぎあわせて整理し、
統合して、発想を生み出すKJ法を生み出した
川喜田二郎の著書「創造性とは何か」で、
創造的行為の三ヵ条として
「自発性」「モデルのなさ」「切実性」をあげている。
それぞれを少し説明すると以下の通りである。

「自発性」
仕事を自発的に行う程、創造性がある。

「モデルのなさ」
その仕事をするのに、こうすればできるという
決まっているモデルやお手本がないほど
創造的である。

「切実性」
その仕事をやることが自分にとって切実であるほど
創造的になる。

その創造的行為の三ヵ条について講演で語った
川喜田二郎に対して、聴衆のひとりが質問で

その三ヵ条は矛盾だらけだという言うのであった。
矛盾点として指摘されたのは次の通りである。

切実であるほど、その仕事をやめるわけにはいかないので
自発性と矛盾する。

モデルやお手本がないほど、人はしりごみするので
自発性と矛盾する。

そのように矛盾撞着・矛盾葛藤を生じるのでまったく合理的でない。

そのように聴衆から言われたのである。
川喜田二郎はすぐに返答できなかったが
夜中、そのことについて考えた
その創造的行為の三ヵ条は川喜田二郎の実体験に基づいて
出した結論であるが、それを一般論にしてしまうと
相互矛盾することについて夜中考えていると

それは当然だと川喜田二郎は思った。

その創造的行為の三ヵ条は何も実践しないままで解釈すれば
論理矛盾に陥るが、
矛盾を起こし得る創造的行為の三ヵ条をあえていっぺんに呑みこんで
実践すれば、その実践的行為のなかで矛盾は解消する。
はじめから合理的な関係が成り立っていることをやっても
全く創造的でない。
そのように川喜田二郎は結論づけている。

相互に対立して矛盾するものは動くことで一体化して
矛盾を解消して行く。そしてまた新たな矛盾が生まれて
それを解消するための創造的行為の必要性が生まれてくる。

川喜田二郎は、創造性と保守性(伝統)は
概念としては相互に対立して矛盾するものであるが、
その創造性と保守性(伝統)は対立しつつ循環していくという。

創造性と言えば、新たのものを吸収して、新たなものを生み出し
それまでの保守的な古いものやことを変えていくと言えるが、
それは新陳代謝とも言いかえることができるが、
例えば、人体は、外部から新しいものを取り入れて
体を作り直していかないと体を保守維持することはできなくなる。

そのような人体と同じように、企業組織も
新製品の開発という創造的行為をしていかないと
従来の古い製品を売るだけではお客様に買ってもらえなくなり
企業組織を維持(保守)することはできない。

そのように創造性と保守性という矛盾する対立する概念は
矛盾しつつ同一性のあるものになるというのである。

川喜田二郎の著書を読むと
「絶対矛盾的自己同一」という難解な言葉を残した
哲学者である西田幾多郎の影響が出ている。

また、日本人初のノーベル賞を受賞し
量子力学の発展に貢献した湯川秀樹が
研究の時に着想のヒントにした
古代中国の老荘思想も川喜田二郎の創造性に
関する議論に色濃く出ている。

日本の哲学や中国の古代思想に
創造性の生み出すものがあるとも感じられるのである。

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テーマ:創造と表現 - ジャンル:学問・文化・芸術


この記事に対するコメント

自主性と意欲、協調性と忠誠 
そのバランスだと思いました。
【2012/10/12 15:24】 URL | mio #-[ 編集]

「KJ法」は学生時代、面白く感じ、
創造する為、試してみましたが、
中々、集団でやると、結論まで持ち込むのは難しいと思いました。

<相互に対立して矛盾するものは動くことで一体化して矛盾を解消して行く。そしてまた新たな矛盾が生まれて
それを解消するための創造的行為の必要性が生まれてくる。>のでしょうが、
創造的行為を実践するのは、難しいものです。

(なお、私のブログはすでに変更になっています。)
【2012/10/14 00:07】 URL | mohariza #3cwenL/I[ 編集]


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