言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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フィルムメーカーの明暗、コダック破産と富士フイルムの好調の裏に株主配当要求の差・・・日本の株主持合いの合理性を思う

今日は、2012年(平成24年) 1月 21日 土曜日

カメラフィルムの米国の大手メーカー
イーストマンコダック社が破産申請したが、

イーストマンコダックの競合企業である
日本の富士フイルム社は好調であるが、

富士フィルムとコダックの明暗を分けた要因として
大前研一氏がブログで

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
KON397「株主の要求が明暗を分けた~コダックと富士フイルムの現在地」
(大前研一氏 BLOGS 2012年1月20日00時02分)


▼コダックと富士フイルムの明暗を分けたのは?
かつて世界を2分していた両者(コダックと富士フイルム)が、なぜこれほど違う
結果をたどることになってしまったのでしょうか?

(中略)

唯一の最も大きな違いは「配当の方針」にあったのではないかと私は考えています。

常々、日本企業は配当が少ないと外国人投資家からは非難される傾向があります。
が、今回はそれが「吉」と出たのです。

富士フイルムの場合、アナログ写真市場が壊滅的な状況を迎えたとき、なんと
2兆円のキャッシュを保有していました。もし米国の言うとおりに配当をしていたら、
富士フイルムに2兆円ものキャッシュが残っていることはなかったでしょう。

米国の考え方は、必要なら銀行から借りる、あるいは市場から調達すればいいので、
もっと配当すべきというものです。ゆえに、この考え方に則っていたコダックには、
同じタイミングでキャッシュはなく、コストダウンしか道は残されていませんでした。
突然死する産業でコストダウンをしても意味はありませんから、ほぼこの時点で
詰んでしまったと言えると思います。

突然死する産業に身を置いていたものの、2兆円のキャッシュのお陰で、
富士ゼロックスの株を買い増し、富山化学を買収することが可能だったわけです。

配当をしてこなかったことが、戦略的な投資を可能にしたと言えるでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということで、
富士フイルムの株主は、コダックの株主に比べて、
配当を多く求めることもなく、そのため多額のキャッシュを
温存することができて、
戦略的な買収をすることができて、企業の存続と発展を保つことが
できたということのようだ。

1980年代後半ごろまで
日本の大企業は相互に株式を持ち合いしていることが多く
株式市場の流動性を低くして、株主チェックを甘くしてしまっている
という批判を受けることがあったが、
持ち合いをしている企業同士では、
配当金の支払いを低くすることができたので、
内部留保を厚くできて、企業の体力を保ち
長期的な開発投資などに十分な資金を回すことができて、
企業の永続に寄与してきたとも言われてきた。

このコダックと富士フイルムの明暗の背景に
株主の配当要求の差があるという指摘を目にすると
日本が高度経済成長期に育んでいた
企業同士の株主持合いはそれなりの合理的な側面があったのだなあと
思ったりする。

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テーマ:経済・社会 - ジャンル:ニュース


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