言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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甘栗むいちゃいました~言い換えれば・・・・

「甘栗むいちゃいました」はカネボウフーズの有名なヒット商品である。
ヒット商品の要素には、メリットとわかりやすさが必要とも言われる。

「甘栗むいちゃいました」は、読んで字のごとく、むいたままの甘栗とわかる。むかなくて、甘栗が食べられるとなれば、思わず手が出てします。

「甘栗むいちゃいました」は、カネボウフーズのヒット商品であるが、初めは、カネボウではなく、岡山県のメーカーが開発したものであった。「むき栗」という商品名でカネボウフーズよりも先に売っていたのだった。そして、後発のカネボウフーズが「甘栗むいちゃいました」を売り出す。岡山の中小メーカーが、大手のカネボウフーズに逆転されてしまった。

ただ、企業の大きさ以外に、岡山県のメーカーとカネボウフーズには、このむいた甘栗の売り方に違いがあった。それは、岡山県のメーカーは、「お惣菜」として売り出したのに対して、カネボウフーズは、「若い女性向けのお菓子」として売ったのである。「お惣菜」と「お菓子」とカテゴリーが違っていたのだ。

何か新しいことを考える時、言葉の言い換えることが有効とも言われる。例えば、車を乗り物としてではなく、家族や恋人と過ごす空間と言い換えることはできる。「甘栗」を「お菓子」と言い換えたとも考えられる。実際にカネボウフーズの意思決定プロセスはわからないが、言葉を日常の慣れた意味だけでとらえるのではなく、言い換えて、日常的に使わない意味に言い換えることが、新商品開発において有効ではないかと感じたエピソードである。
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