言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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京大入試、ネットカンニングで、マスコミが偽計業務妨害の過去の判例を紹介しているところはなさそうだなあ。過去の判例をみたら、無罪だと思う人が多くいるんじゃないの

今日は、2011年(平成23年)3月5日 土曜日


私の職場は京都市左京区にあるが、昨日、
職場から河原町駅にバスで向かう途中に
川端警察署の前を通過するが

川端警察 110304_1654~001

川端警察署の横には、テレビ局関係の中継車が停車していて、
どこかの曲が警察署前で中継の準備をしていて
テレビカメラがあり、レポーターらしき人が立っていた。

例のカンニングをただ携帯電話でインターネットを使ったというだけで
入試業務を妨害したという容疑で逮捕された19歳の予備校生がいる
ところである。

メディアもメディアでここまで大騒ぎすることあるのかねと
それも、彼は無罪の可能性が高いのに。

私は昨日の当ブログの記事で

入試ネットカンニングの予備校生は刑事的には無罪・・・・京大の無能対応によって
リヴァイアサンという国家権力のモンスターに襲われるはめになった
19歳予備校生の悲劇


偽計業務妨害罪の構成要件の「偽計を用いて」の解釈の過去の判例
(大阪高等裁判所 第五刑事部 昭和29年11月12日)から

業務を妨害することを目的として他人の不知或は錯誤を利用する意図を以

となっていて、業務妨害をする故意、あるいは未必の故意が
構成要件が成り立つ場合は必要と過去の判例からこの場合、入試業務が混乱するのはカンニングが発覚した後で
あって、カンニングが発覚したら、カンニングという偽計行為の目的である
合格という目的は達成できなくなるので、到底、業務妨害目的でカンニングという
偽計を行うことはありえず、無罪である。

今回のこの事件の報道で、偽計業務妨害の構成要件について
故意が必要だとあったのは、私が知る限りでは、テレビや新聞紙は見ていないので、
大手メディアのインターネット記事では、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

入試問題ネット投稿:偽計業務妨害容疑「慎重に捜査」
(毎日新聞 2011年3月2日 大阪朝刊)


偽計業務妨害罪の処罰対象は相手をだまして業務を妨害する行為で、
妨害の意図(犯意)を有することが構成要件の一つとなる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とあったぐらいで、他は大手メディアは警察の解釈のまま
ただ、大学の入試業務を混乱させたからということで
偽計業務妨害になると書いている場合が多く、
偽計業務妨害が成り立つにあたり
「故意」が必要あるということはあまり見当たらない。

また、過去の判例について取りあげている記事は見当たらなかった
あっても見つけられなかったのかもしれないが、
すぐに見つけられないということは、過去の判例を取りあげている記事が
少ないということだろう。

ネットで検索すれば、

過去の判例(大阪高等裁判所 第五刑事部 昭和29年11月12日)については

判決概略
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=03&hanreiNo=
22770&hanreiKbn=02


判決詳細
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/7914C0FCD2E636EF49256CFA0006EBD7.pdf

は、見ることができるわけで、大手メディアは多くのスタッフを抱えることが
できるのだから、この過去の判例を探すくらいは簡単にできるだろう。
なのに、この過去の判例を探すということはしていないのだるうか?

もし、この判例を見つけていたとしても、記事には載せていないのだろうか?

カンニングというのは、ばれたら試験はゼロ点とか不合格という処分をくらう
というちょっとした不正行為という感覚を持っている人もかなりの割合でいると
思われ、刑事罰には問われないようなことがらと多くの国民が認識していた状況で
そのような日常のちょっとした不正行為が、今まで刑事罰に問われることがなかったのに
いきなり刑事罰の対象になりえるという事態になりかねない状態で、
それゆえに、日常のちょっとした不正行為がなぜ罪に問われるとして警察が動き出す
事態になるのかということについて、その根拠はもっと深く報じるべきだし、
過去の判例ぐらいを紹介するべきだろう。過去の判例で、業務妨害の故意が
必要だと知った人の中には、
到底、19歳の予備校生が業務妨害を目的としてカンニングをしたとは思えない
という人は多く出てくると思う。

また、おそらく、業務妨害は裁判員裁判の対象ではないと思うが、
成人以上の多くの国民が裁判員になる状況で、
罪刑法定主義や構成要件、その解釈と過去の判例ということを伝えていくことは
国民の法的リテラシーを高めるために必要不可欠なことである。


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リヴァイアサンの語源
リヴァイアサン

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