言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

プロフィール

くわどん

Author:くわどん
世の中の森羅万象のことに好奇心を持つものです。
いろいろの世の中をことを知り、いろいろ言葉を
つづっていきます。
また、過去の各記事にアクセスしやすく
するため当ブログの目次専用ブログを随時更新中です。
目次専用トップページ http://blogs.yahoo.co.jp/
kuwadong/64865881.html 



最近の記事

2015年11月2日まで、10年間毎日更新してきましたが、その後は、週1回プラスアルファのペースで更新していきます。



カテゴリー



語源由来辞典からの引用

当ブログにおいて、語源のコメントを する時は、語源由来辞典から引用しています。

語源由来辞典へはここをクリック!!



リンク

このブログをリンクに追加する



フリーエリア



お買い物しませんか?



最近のトラックバック



最近のコメント



月別アーカイブ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



広告ですたい!



フリーエリア



入試ネットカンニングの予備校生は刑事的には無罪・・・・京大の無能対応によってリヴァイアサンという国家権力のモンスターに襲われるはめになった19歳予備校生の悲劇

今日は、2011年(平成23年)3月4日 金曜日

京大入試で、試験時間中にインターネットに問題を掲載して
回答を求めたカンニング行為によって、その対応のため
大学に合否判定など入試業務に影響が出させて業務妨害をしたとして、
刑法第233条の偽計業務妨害の容疑で19歳予備校生を
逮捕ということだが、
過去の判例を見てみると

彼は、刑事事件としては、

無罪

だと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

事件番号 昭和29(う)978
事件名 業務妨害被告事件
裁判年月日 昭和29年11月12日
裁判所名・部 大阪高等裁判所 第五刑事部

刑法第二百三十三条にいう「偽計ヲ用ヒ」とは人の業務を
妨害するため、他人の不知或は錯誤を利用する意図を以て
錯誤を生ぜしめる手段を施すことをいうのであつて

判決概略
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=03&hanreiNo=22770&hanreiKbn=02

判決詳細
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/7914C0FCD2E636EF49256CFA0006EBD7.pdf

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とあるが、つまり、
業務を妨害するつもりで相手の不知或(京大側が受験者がカンニングをしていることを知らない)
などを利用して偽計をして、初めて有罪だと言えるわけで、
今回の京大入試の試験時間中にインターネットを使ってカンニングをした
彼は、大学合格したいためにカンニングという偽計をしたのであるが、
もし、カンニングが発覚すれば、不合格になり彼の偽計の目的である
合格ができなくなってしまう。
今回は、カンニングが発覚した結果、
京大の合否判定の業務に影響が出たわけであるが、
そうなってしまえば、予備校生の本来のカンニングという偽計目的である
合格は実現できなくなるのであり、京大の合否判定の業務に影響を及ぼし
業務を妨害することを目的としてカンニングという偽計をすることとは
矛盾する。
つまり、到底、京大の入試業務を妨害することを意図して、
カンニングという偽計をしたとは思えない。

よって 業務妨害を目的として偽計行為をすることで
罪に問う刑法第233条の偽計業務妨害罪は成り立たなくなり
無罪である。

まあ、それにしても、過去の判例を見ても、
到底、ただインターネットで
カンニングしたとうことで、有罪にはできないような条文で、
逮捕・身柄拘留という
基本的人権の侵害をやってしまう警察はなんなのかね。
警察こそ、日本国憲法で保証された国民の基本的人権を侵害するという
違憲行為をしてるじゃないか。

そして、次の逮捕理由の報道を見て、
事実ならば、

京都府警は

あほか!!!!

と思った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「社会的反響が大きかった」と京都府警が逮捕の理由説明
(産経新聞 2011年3月3日 23時59分


「社会的な反響が大きかった。予備校生が一時的に姿をくらましたことも(逮捕の)要因」。
男子予備校生逮捕を発表した3日の記者会見で、京都府警の棚上誠治朗・捜査1課長は、
カンニング行為で逮捕に踏み切るという異例の事態について、こう説明。「難しい事件。
前例がありませんから」とも述べた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

はあ、社会的影響が大きかったから逮捕って、バカか!!
マスコミでニュースやワイドショーで、大きく取り扱うほど、
普通は逮捕しないようなことがらでも逮捕するのか!!

そして、
「予備校生が一時的に姿をくらましたことも(逮捕の)要因」

そら、予備校生が姿をくらますのは当然だよ。
本来、ただ、大学の業務妨害をするつもりもなく、ただ合格したいために
カンニングをしただけで、普通なら刑事罰に問われないようなことで、
逮捕身柄拘束という監禁をしてこようとする国家権力という
リヴァイアサン(聖書に出てくる巨大海獣=それほど権力というのは強大で怖い比喩)
に襲われようとしているのだから、自分の自由の身を守るためさまよっていたのも
かもしれない。

また、容疑者が自殺しないために逮捕するという意見もあるが、
自殺という行為自体は、刑事罰にならないことであり、
自殺予防のために逮捕することはいかがなものか、
自殺予防のために保護して、そばで見守るというのが妥当ではないか。

まあ、今回は、京大が、インターネットを通じて、
カンニングされて慌てふためいて、警察にお願いしたわけであるが、
そんなに慌てず、ネットを使ったカンニング発覚後、
少なくとも1名はカンニングをしていた受験生がいるわけで、
1名余分に合格者を増やして(同じ点数であれば複数名になるが)
発表して、その後、時間をかけて、カンニングをしたものを探して、
合格取り消し、または、退学処分にすればいいわけで、
もし、その場合、追加合格者が新たに発生し場合の
入学料負担および別大学に入学して授業料を払っていた場合のコストは
このカンニング行為者に請求すればいいだけのことだ。

ただ、インターネットというカンニングという
既に海外で実例があるのに、防止できる試験管理をしていなかったために
京大が慌てふためいて、警察に泣きついたことで
本来は、刑事的には無罪の1少年を逮捕身柄拘留という人権侵害の
状況に追い込んだ京大の責任は大きいし、
かつて、大学の自治で警察の介入を嫌っていた京大が
安易に警察に泣きつくとは
東大と並ぶ日本の最高学府という誇りもないのかねと思う。


このブログ内の関連記事

カンニングが偽計業務妨害罪になるかどうかのコメントを利害当事者になりうる大学教授に求めるのは不適切ではないか

カンニングで逮捕状請求とは警察は正気なのか?・・・大学が不合格にすればいいだけのことではないか

リヴァイアサンの語源
リヴァイアサン

スポンサーサイト

テーマ:刑事事件・裁判関連ニュース - ジャンル:ニュース


この記事に対するコメント


この記事に対するコメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック

トラックバックURL
http://kuwadong.blog34.fc2.com/tb.php/1956-55dc1174
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)