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薬〜草を細かくした粉には、不思議で神秘的な力がある
風邪をひいたりすれば、それを治そうとして 「薬」を飲む。
その「薬」の語源は2つある。 まずは、草を煎じるの「草煎り(くさいり)」が 「くさし」となり「くすり」に転じたという説。
次に、神秘的、霊妙なる力、あるいは、不思議を意味する 「奇し(クシ)」に「利」が合わさり、それが転化して 「薬」になったという説がある。
「薬」という文字は 草かんむりに音符としての「楽」 を組み合わせたもので、 「楽」には、 小さくつぶす、細かく刻む、切る という意味があり、 それを意味する「楽」と草かんむりが合わさると 草の粉末を意味するようになる。
草をすりつぶして細かく粉末にしたものを口に含むと 身体が良くなっていくということに 「奇し(クシ)」と思い 神秘的で不思議な力を感じたのしょうか。
仏教で薬師如来というものがありますが、 古代インドのサンスクリット語では 「Bhaisajyaguru(バイシャジャグル)」で、 もともとは「医者の長」を意味します。 それが日本では「薬師」と訳されました。
テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術
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