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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
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昨日、花の万博のシンボルタワー「いのちの塔」の営業が終了したが、今から20年前の今日(1990年4月1日)は、花の万博が始まった日である

今日は、2010年(平成22年) 4月1日 水曜日


何年か前だろうか、ある日、どこからか忘れたが大阪市東部方向を見ると
何か少し高い塔が見えた。

いのちの塔 鶴見緑地 33374575_v1269556925
画像は写真共有サイト「フォト臓」 体育館からの眺め(命の塔)より

おそらく、鶴見緑地の花の万博の時の記念塔だろうと思った。

私が、1992年3月末に阪神間に移り住んだが、一度も鶴見緑地には
いったことがないが、その記念塔は「いのちの塔」と呼ばれているものだが、
昨日の3月31日をもって、「いのちの塔」は営業を終了した。

その「いのちの塔」は、まさに、20年前の今日の
1990年(平成2年)4月1日から鶴見緑地で開催された
日本で4回目の国際博覧会である「国際花と緑の博覧会」、通称「花の万博」の時に
シンボルタワーとして作られたものである。


1973年生まれの私は、1992年まで和歌山県御坊市に住んでいて、
私が高校2先生の時に、花博が開催されたが、私は行くことがなかった。

ちょうど、私が小学生6年生の時の1985年(昭和60年)に、
小学校の朝のホームルームで、毎日、横一列交代で、世の中のニュースについて
発表することになっていて、
私は、大阪市が「花の万博」の開催を目指しているという内容のことについて発表した記憶があり、
ネットで探してみると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大阪商工会議所 戦後の大阪商工会議所(3)-3 昭和54年~平成10年

●国際花と緑の博覧会

 昭和45年の日本万国博覧会に次ぐ大阪で二度目の国際博である「国際花と緑の博覧会」
(略称花の万博)が平成2年4月1日から183日間にわたって「自然と人類の共生」をテーマに、
大阪・鶴見緑地で開かれた。本会議所は、誘致から閉幕まで成功に向けて全面的に協力した。
具体的には昭和60年大阪府、大阪市、在阪経済団体などとともに政府に対し
「花と緑の国際博覧会の大阪開催に関する要望」を行ったのを皮切りに誘致活動を
展開、同年9月に大阪開催の決定
をみた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とあった。

開催に向けて盛り上げる必要があったと思うが、そのためのどのくらい認知度があるか
内閣府政府広報室がが1988年(昭和63年)1月に
「国際花と緑の博覧会に関する世論調査」
世論調査を行っているが、その時の設問の年次に目が行った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Q2  〔回答票4〕 花の万博は,昭和65年に大阪の鶴見緑地で開かれ,
「花と緑と人間生活のかかわりをとらえ,21世紀へ向けて潤いのある豊かな
社会の創造をめざす」ことを (後略)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、昭和65年と書かれていたのだ。
この調査が行われた昭和63年(1988年)1月7日から同年1月17日までの間、
まさか、この調査が始まった1月7日の1年後の昭和64年1月7日が、昭和最後の日に
なるとは全く想像できていなかったのであった。

この時の調査では、回答者の53.8%がいつ開催されるかわからないという回答で
あったが、「見に行きたい」という回答が6割近くあった。

実際に、1990年(平成2年)4月1日から同年9月30日までの183日間の間に
2312万人の入場者数で、その7年前の筑波の科学万博の2033万人を上回り、
2005年日本国際博覧会(「愛・地球博」)の2204万人よりも多く、
特別博としては、史上最高の入場者となった。
 *1970年日本万博、「愛・地球博」は一般博、科学万博は特別博

私が高校2年生の時の春の遠足で、私のクラスは別場所への遠足であったが、
1つ上の3年生は花の万博に行っていた。そのように遠足などで
行った人たちも多かったのだろう。

よく、花博関連のテレビ情報で、よく耳にしたのが
花博会場内の遊園地「マジカルクロス」に設置された
立ち乗りジェットコースターの「風神雷神」である。
相当、人気があったようで、開催期間中183万人が利用した。
花博に行った人から「風神雷神」に乗ってきたと嬉しそうに語られた記憶がある。

このように私にとっては、直接体験していないので、人ごとのような
書き方になってしまうが、花博が関係することで、今でも
直接関係あるようなことがあると言えば、
花博会場へのアクセス交通として建設された大阪市営地下鉄の
日本初の鉄輪式リニアモーターミニ地下鉄
長堀鶴見緑地線である。
鶴見緑地には今まで行ったことがないが、同線の
心斎橋~西長堀間は、私がよく、西長堀にある大阪市立中央図書館に
行く関係でよく利用する。ミニ地下鉄ということで、車体が本当に小さく
背の高い外国人の方は、背をかがめて降りている光景を見かける。

長堀鶴見緑地線  車両
長堀鶴見緑地線 車両
画像は
本八幡さんのHP 本八幡の野田線Web 東の大江戸線 西の鶴見緑地線 より

また、個人的なつながりを感じるとすれば、
兵庫県柏原駅の駅舎である。その駅舎とどのようなつながりがあるかと言えば、
2007年11月19日に、私が仕事の出張で兵庫県柏原駅を利用したのだが、
その駅舎が、花博にJR西日本が出展した交通システム、
「SL義経」(ドリームエキスプレス)の「山の駅」駅舎を移築したものであった。

柏原駅
ブログ 「陶恋美庵」の記事  ここまで。。(2007年10月08日)より

柏原駅を利用した時は、そのことを知らなかったが駅舎が記憶に残った。

直接的な花博の体験がなくても、私の生きている中で、何かしらの関わりが出ているのだなあと
思った。

その花博が開催された鶴見緑地には、社団法人 フラワーソサイエティーがある。

フラワーソサイエティーは、大阪で1947年(昭和22年)に設立され、
1949年(昭和24年)の年会報「花」の創刊号

この清純可憐な花をもって世の中を埋め、荒んだ万人の心に愛と平和の花を咲かせたい

と書いた理念のもと、花とみどりを愛する一般の園芸愛好家から、
学識経験者、生産・流通関係者、関係団体・関係企業等が関わる組織であるが、
そのフラワーソサイエティーが花博開催に協力し、1996年(平成8年)に
鶴見緑地に事務所を移転し、2004年(平成18年)からは、
「花アブストラクト」という園芸雑誌の要約集を毎月購読者に配布して、
情報発信しており、また、フラワーデザインを腕を競う
2008年にはフラワーマスターズ全国大会の実行委員会事務局を受託し、
2009年にフラワーマスターズ第9回大会が花博記念公園内で開催され、
また、同大会の10回目の大会も今年(2010年)6月17日の開催される予定で、
花博の会場となった鶴見緑地は、花の万博が開催され20年が経った今、
花に関する情報発信の基地として機能しているようだ。

ところで、昨日、営業が終了した花の万博のシンボルタワーの「いのちの塔」は

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いのちの塔「引退の花道」 花博20周年 GWに無料開放
(産経新聞 大阪 2010年3月5日 9時51分)


 大阪市は4日、赤字を理由に3月末に営業を休止する大阪・鶴見緑地の展望塔
「いのちの塔」を、ゴールデンウイーク(GW)期間中に無料開放すると発表した。
いのちの塔は当初、休止直後のGWなどに行われる「国際花と緑の博覧会(花博)」の
20周年記念事業では閉鎖したまま活用されない予定だったが、平松邦夫市長が
活用策を検討するよう指示し、引退の「花道」が実現した。

いのちの塔が無料開放されるのは4月29日~5月5日までの7日間、
午前10時から午後5時まで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、花博20周年記念事業の一環として、ゴールデンウイーク(GW)期間中に
無料開放となる。その後も今のところは鶴見緑地のシンボルとして残るようだ。

まあ、歴史の記憶として、残ってほしいものだ。


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