言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源や考えたこと、お気に入りの歌や発想法、雑学など、政治経済社会の時事ネタも書いたりしています。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。現実世界での所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を問わず、古今東西の学問を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空の企業名を勤務先にしています。その会社を退職する時は私の人生が終焉する時です。.

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くわどん

Author:くわどん
世の中の森羅万象のことに好奇心を持つものです。
いろいろの世の中をことを知り、いろいろ言葉を
つづっていきます。
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2015年11月2日まで、10年間毎日更新してきましたが、その後は、週1回プラスアルファのペースで更新していきます。



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大阪WTCの展望台から見えたものは・・・・・ 府議会でのやりとり

昨日(2008年9月29日)、
所用があって、大阪府庁に行ってきた。
14時30分過ぎ、
大阪府庁の正面玄関の横にある
コーナーの部屋に、
府議会の様子を伝えるテレビが置いてあり、
時間までそれを見ていた。

その時は、共産党の堀田議員が
橋下知事が提案している
大阪南港にあるWTCへの府庁移転問題について、
疑問を提示する質問をしていた。

質問の時、堀田議員は次のような主旨のことを
言っていた。

「百聞は一見に如かずで、WTCの展望台から景色を見た。
知事は『WTCの展望台から見える明石海峡の奥から
関西再生の光が見えた』と言っていましたが、

私には

空き地しか見えませんでした・・・」

と、WTC周辺の土地利用が進んでいない状況を
皮肉っていたが、議場からは笑いが漏れ、
私も思わずわらってしまった。

WTC移転のメリット・デメリットは私はまだまだわからないが、
多角的観点から論じてもらいたいと思うが、
それも含めて、
大阪府と大阪市との関係、
大阪府と大阪府と近接する府県との広域的な関係
そのような観点からの関西の行政システムのあり方も
考えて、動きになってもらいたいものだ。





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テーマ:地方自治 - ジャンル:政治・経済


テープお越し・・・言葉の文字化・知識の身体化・知識を伝えるメディア役を果たせる喜び

仕事で、様々な方々にお話をうかがうことがあり、
その内容をテープに記録して、
そのテープお越しをして
文字化していく作業をすることがある。

けっこう、時間がかかり、地味な作業であるが、
もう一度、聞きなおすことで、理解度が高まり、かつ、
お話していただいた方の言葉の耳にして、
それをキーボードを指を走らすことで
文字化していくので、
あたかも自分が話しているが如くの錯覚になる。

そう魂が乗り移るように、

そうなれば、その方の知識は自分の中に
身体化されていく。

そうなると、自分自身の知識として
モノになっていくのだ。

そして、その文字化したものを
誰かが見る。

そして、その知識が他者に伝わっていく、

テープお越しにより、知識を他者に伝えることが
できる
社会貢献に喜びを感じるのである。


テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術


金融大量破壊兵器CDS爆弾炸裂したら・・・・アメリカ国債とドルはどうなるやら?株の空売り規制解除後、株価はどうなるやら?

リーマンブラザーズがつぶれてから
アメリカの金融危機の酷さがエスカレートして、
信用収縮に対応すべく、
世界の大国の中央銀行がドルを市場に注ぎこんでいるが
信用収縮は止まらず、
機能しとらんようだ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドル資金市場は崩壊寸前、最後の貸し手FRBが膨大なドル資金供給へ
(ロイター 2008年9月26日)


金融機関同士がドルの短期資金を融通するインターバンク市場で、
翌日物資金の貸し借り以外は取引が成立しないという異常事態が
発生している。参加者が信用リスクに極端に敏感になり、短期の
ドル建てローンが返済されないかもしれないとの危惧が高まって
いるためだ。民間金融機関の相互不信が続くなか、米連邦準備
理事会(FRB)は膨大なドル資金を連日供給しているが、それらの
資金は市場に放出されず、機能不全は改善していない。

 <ドル資金市場は機能不全から崩壊へ>

 「ドル市場は壊滅状態。資金の出し手がいなくなり、翌日物以外は
取引が皆無となっている。レートが高い、安いという状況ではなく、
レートそのものが存在しない」と外銀資金担当マネージャーは言う。

(中略)


金融機関は法律によりFRBに預け入れることが
義務付けられている所要準備額を大幅に上回る超過準備を、
中央銀行にある自らの口座に積み上げている。

 超過準備は今年の4―8月には20億ドル前後で推移して
きたが、ライトソンICAPの推計では18日の超過準備は
1900億ドル前後に拡大したもようだ。

他方、米トレジャリー・ビルの利回りはゼロ%に接近している
ことから、超過準備に回らなかったドルは、とりあえず安全な
米国債に投資されているもようだ。

だが今後は、とりあえず安全な米国債の需給バランスの
崩れも懸念される。


公的資金による不良資産の買取り最大7000億ドルを含む
米金融安定化法案は、現在議会での協議されているが、
法案が議会を通過すれば、買取り原資調達のため、
連邦政府の法定借入上限は現在の10兆6000億ドルから
11兆3000億ドルに引き上げられ米国債が増発される。
さらに米住宅市況が悪化すれば、不良資産の拡大は避けられず、
米国債の増発が一段と拡大するだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と、ロイターの記事に書かれているが、

お金の貸し借りが滞っているのは、
いつ、どの金融機関が破綻するかわからず、
貸した金が戻ってこないと不安に
感じているからだ。

アメリカの住宅価格の下落が続く限り、
証券化された住宅ローンの焦付きが続く不安があって、
また、
CDS(Credit Defalut Swap)=債券破綻保証保険が
パー(保証不可能)になる不安が高まっているからだ。

CDSを単純にわかりやすく言えば、
お金を貸した相手が、返せなくなったら、肩代わりしますよ~
という証券である。

保証料も安いので、ローリスクで安心と思い込み、
ちょっとくぐらい、債務不履行になっても、
たいしたことはないとドンドン、
サブプライムローンなどの証券化されたローンに
貸しまくっていったが、

ところが、大勢の者達が、一斉に、
お金を返されへんようになってしもた。

そこで大変なことになったのが、
借金焦付きの肩代わりをすることになっていた
保証者達だ。

そう、借金の肩代わりを保証することになっているのだが、
借金を焦げ付かす者がようさん出てきたので、
保証するだけのお金ないわ!!!!
となってしまっているわけ。

先日、約9兆円の公的資金で救済された
AIGが保証義務のあるCDSの想定元本が46兆円ぐらい
あるとされ、そのAIGが格下げで資金ショートして、
借金の肩代わりができんようになったら、
他の金融機関などに連鎖的に巨額損失が出て、
バッタバッタと銀行の倒産が相次ぐ不安も
あったので、とりあえずは、AIGはヘルプしたわけだが、
CDSの
発行残高は6500兆円を超えるとされ、
そのうち、借金の肩代わりしないといかん額が
1000兆円を超えるとちゃうかあという説がある。
もし、そうだとすれば、
アメリカの国家予算の3倍近い額だ。
そんなお金、誰が出せるねん!!!
やっぱり、借金は返ってこうへんわとなるわけで、
そんなら、お金を貸すの止めようとなるわけだ。

金融大量破壊兵器とも言われる
保証不能となったCDSの爆弾がいつ炸裂するか
わからんわけで、アメリカ政府が世界から借金をして
金融システム維持しようとしても
無理ちゃうかあと思われ始めている・・・・・

それで、ボロボロになった
アメリカの銀行などに金をつぎ込んでいる
アメリカ政府の国債も大丈夫かあ?
と思われ始めているのだ。

そうなったら、ドルも大丈夫かあ?
となるわけだ。

このCDSの保証者になっている
ヘッジファンドもあるようで、
それだけでも、ヘッジファンドにとっては
大弱りなのに、
アメリカ政府が、株式の空売り規制をやり始めた。
ヘッジファンドは空売りで儲けることが多かったが、
そえができへんようになったら、さらに損失が
増えているという。

10月になったら、空売り規制がなくなるようだが、
もう、株の大きな値上がりがなさそうで、下がりそうな
雰囲気の中で、CDSで困っているヘッジファンドの方々は
空売りで売り浴びせてきそうな感じもなきにしもあらずだなあ。


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テーマ:リーマン破綻 - ジャンル:政治・経済


9月は夏から秋への季節の変わり目であるが、2008年9月は世界の潮目の変わり目

昨日(2008年9月26日)、
仕事で、大阪市内のとあるビルの29階で、
用事を終え、
エレベーターホールでエレベーターを待っていた。

すると、キャリーバックをひいている女性が
話しながら、歩いてきた。

イントネーションが関西人でない。

すると、その女性は

「今日は、関西は涼しいですね。
今朝の東京は暑かった。午前中に30℃近くに
なった」

という感じのことを話していた。

帰宅した後、報道ステーションを見ていると、
26日の東京は、最低気温が26℃の熱帯夜で
午前10時過ぎには最高気温が29℃ぐらいまで
上がったが、午後になり急に気温が3℃以上も
下がったと報じていた。

そのようになったのは、
関東地方では、早朝は夏の暑い空気に覆われていたが、
秋雨前線が関東地方を南下した後、
秋の涼しい空気に覆われたためである。

まさに季節の変わり目という感じである。

関西地方では午前9時前後に秋雨前線の通過と
同時に強い雨が降り、近畿各地に
大雨洪水警報が発令されていた。

私が職場のオフィスに入る前は雨は降っていなかったが、
オフィスに入って、しばらくして、
強い雨が振り出した。私はそれに遭遇せず、
濡れずにすんだ。

9月は夏から秋への季節の変わり目であるが、
今年の9月は
日本では総理大臣が交代し、
政権交代の可能性がある総選挙に向けて
世界ではアメリカの金融危機が深刻化し、
アメリカ金融帝国の終焉を告げ始めた。
2008年9月は
日本の政治秩序、
世界秩序の潮目の変わり目であったと
後世の歴史家に評価されるかもしれない


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テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術


「本日は晴天なり」のフレーズがマイクテストで使われる理由は?

マイクテストで、
「本日は晴天なり」というフレーズがある。
どうして、「本日は晴天なり」と言うのであろうか。

もともとを遡ると、
アメリカで無線放送のマイクテストに由来している。
そのアメリカでマイクテストで使用されたフレーズが

I'ts fine, today

である。

どうして、「I'ts fine, today」のフレーズが使われたのか?
これには合理的な理由がある。

響きが厳しくなりやすい・・・「ts(ツ)」
マイクを吹きやすい・・・・・・「F」
低音でオーバーレベルになりがちな・・・「D」

などの音が含まれていること

また、

破裂音があること・・・・・it の 「t」 が破裂音で消え、「イッ」 に聞こえる。

「fine」に、撥音(「ん」)、促音(「っ」) があること、

多くの母音が含まれること

などなど、数多くの発音の要素が含まれているので、
マイク放送に

「I'ts fine, today」

と言うフレーズが使われている。


それが日本に伝わった時に
「I'ts fine, today」の訳として、

「本日は晴天なり」

が使われたのである。

この「本日は晴天なり」のフレーズを初めて使用
されたのは1925年(大正14年)2月のことであったとされる。

1925年(大正14年)2月に、気象庁の前身である
中央気象台が気象情報を伝える1ヶ月に及ぶ試験放送で、
「本日は晴天なり」というフレーズを使った。

中央気象台の試験放送は1ヶ月で終わったが、翌月の3月
NHKの前身である
東京放送局が放送を開始する際にマイクテストにも
「本日は晴天なり」が使われた。
それが他の放送局でも使われるようになり、
慣例化していった。

そして、慣例化を通り過ぎて、公的に義務化されている。


総務省令 無線局運用規則第三十九条

『無線局は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を
必要とするときは、発射する前に自局の発射しようとする
電波の周波数及びその他必要と認める周波数によって聴守し、
他の無線局の通信に混信を与えないことを確かめた後、
次の符号を順次送信し、更に一分間聴守を行ない、
他の無線局から停止の請求がない場合に限り、

「本日は晴天なり」

の連続及び自局の呼出符号一回を送信しなければならない。

この場合において、
「本日は晴天なり」の連続及び自局の呼出符号の送信は、
十秒間をこえてはならない。』


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たまには7時間眠るのもいいものだ

昨晩は、久々に7時間以上
ぐっすり眠れた。

睡眠時間が4時間半くらいの日々が続いていたので、
昨晩は21時過ぎの
阪神タイガースのゲームが終わったころには
眠たくなり、
横になってしまった。
途中、0時過ぎ、1時半過ぎに目が覚めたが、
4時30分過ぎまで眠った。

たまには7時間も眠れば、
疲れが取れて、目覚めもすっきり、
チョット、外に出て、買い物に行くと
朝は半袖では少し肌寒いくらいで、
より、いっそう、目が覚める。



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「キャンペーン」の語源は・・・キャンペーンとは戦である・・・そう言えば、天下分け目の関ヶ原は「平原」が舞台でしたね・・

選挙の運動や企業の営業の販売促進の運動などで
「○○キャンペーン」というように
「キャンペーン」という言葉を使う。
英語のスペルで

campaign

と表記するが、

これはもともと軍事用語である。

どうして、この「campaign」が軍事用語になってしまったのか。
それは「campaign」の語源で、
ラテン語で、野原を意味する

campus

に由来する。

野原のような広いところでは、よく、戦が行われてきて
野原=戦場
というイメージがあった。

その戦場の意味としての
ラテン語の
「campus」がフランス語の
「campagne」になったが、
そのフランス語の意味には
「作戦」「遠征」という意味がある。

つまり、戦場では勝利を掴むために
軍事作戦を展開するが、
そこから「作戦」「遠征」という意味が生まれた。

そして、そのフランス語の「campagne」が英語として
「campaign」となったが、フランス語と同じく
「軍事作戦」という意味を持っていたが、
そこから
社会・政治・選挙などの運動・勧誘・遊説という意味でも
使われるようになった。


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暑さ寒さも彼岸まで ・・・ 2008年の秋分の日の朝に

今日は2008年9月23日で、
彼岸の中日である。

今朝の4時40過ぎに外に出ると、
東の空に冬の大三角形を構成する
シリウスの輝きが目に入り、
涼しさを感じる。

昼間は夏の名残を感じる暑さを感じるが、
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉を感じさせる
朝の涼しさである。

今日は秋分の日で、昼と夜の長さがほぼ同じ日に
なるのであるが、徐々に昼が短くなり、
日照時間が減っていく。

北半球全体では6月の夏至以降
太陽の日照時間が減っていき、
太陽から受ける熱量が減ってきたのであるが、
約3ヶ月して、その影響が出てきて、
「暑さ寒さも彼岸まで」のだろう。


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シリウスの語源
シリウス ~ 冬の南の夜空に青白く光輝くその星は、何かを焼き焦がすかの如くの輝きであり、獲物を狙うオオカミのようである


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きらめく葉

今日は2008年9月22日
自宅の窓から、緑の葉が生い茂る桜の木々が見える。

その時、太陽から朝日が注がれていたが、
風に吹かれて揺らめく桜の葉が
朝日にきらめき、美しく見えた。




テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術


ささやかなちょっとした気遣いの重要性

昨日(2008年9月20日)の夕刻
ある人通りの多い屋内にあるテーブルの椅子に座り、
資料を読み込んでいた。

その日は睡眠時間が2時間半ぐらいで、ちょうど体力的に
疲れがたまり、資料を読み速度が落ち、集中力が落ちていた。

すると、知人が通りかかって、
「これ、どうぞ」と
浜松のうなぎパイをくれた。

疲れがたまっているときに、
甘くてバターの味がするうなぎパイを食べた時、
とてもおいしく感じ、体の疲れが吹っ飛んだ。

私は
「うわ~、とてもおいしい、感謝するわ」
と言ったら、
その知人は
「そんなに喜んでくれるなら、また、持ってくるわ」
と言った。

その知人が去った後、たった1つのうなぎパイで
体力が回復した私は、
収集して資料を読み込むことができた。

その知人からすれば、たまたま、うなぎパイがあったから
ちょっとした気遣いで、たまたま、その場にいた私に
うなぎパイをくれたと思うが、
知人のそのちょっとした気遣いによって
疲れた体が一気に回復して、集中して勉強することができた。

その知人のちょっとした気遣いに大いに感謝である。

このようなささやかなちょっとした気遣いによって、
人が救われることがあり、そのようなささやかな
気遣いの積み重ねが、社会を円滑にするものに
なるのだろうと思い、
ささやかなちょっとした気遣いの重要性を
感じるのであった。



テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術


米国の不良債権の買取機構は機能するのか?・・・・・FRB資産の劣化と不良債権の再生産が懸念されるが

リーマンショック後、世界の金融市場は
下落を続けていたが、9月18日に
アメリカ政府が不良債権の買取機構の構想を
打ち出したことにより、
安心感が広がり、NYダウは連日400ドル以上
の大幅な株価上昇になっている。

しかし、問題は、その資金をどこから調達するかである。
総額で数千億ドル必要だとされるが、
おそらくアメリカ国債の追加発行が必要となりそうだが、
これまでに、FRBが次々と金融機関救済のため
損失を抱えた金融機関に融資をしたりしているが、
それが、FRBの資産内容の劣化を招くと
見られている。

ロイター記事
FRBは相次ぐ救済策で体力低下、今後は量的緩和も選択肢か
に次のように書かれている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<FRBの資産内容が劣化> 

補完的プログラムとしての臨時国債発行が行われる背景には、
AIGに至る数々の救済策でFRBのバランスシートの質が
悪化したことがある。

かつてリッチモンド地区連銀で金融政策顧問を務め、
現在はカーネギー・メロン大学経営大学院教授の
マービン・グッドフレンド氏は

「FRBの融資余力は枯渇状態に近い」

と指摘する。

年初7410億ドルだったFRBの米国債保有高は、
信用不安の緩和に向けたさまざまな緊急オペの影響で
減少、9月10日時点で4780億ドルとなった。

アナリストの試算では、AIGへの融資後、
使途が決まっていないFRBの資産は2000億ドル足らず、

終わりの見えない

流動性危機への対応力は落ちる。


グッドフレンド氏は「補完的プログラムとしての
政府の臨時国債発行は大きな疑問をはらんでいる。
しかし政府はあらゆる現実的な提案のために
必要なことをするのだろう」と述べている。 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とある。FRB自体の体力が相当低下してきているというのだ。
そのFRBの資産劣化について、
ブログ
「世に倦む日日」の2008年9月18日の記事

米国金融産業のメルトダウン - 日経はドメスティックに回帰せよ

に次のように記述している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

9000億ドルの資産のうち、これまで度重なる証券会社の
救済措置のために米国債と交換で住宅ローン担保債券
を抱え込み、安全資産である国債の保有比率が1年前
より4割も少ない4800億ドルに減少した。

つまり1年間で3200億ドルの米国債を手放して、
悪性資産である市場の住宅ローン担保証券を引き取って
手元に保有しているのである。

これはまさにFRBの不良債権に他ならない。


それだけでなく、米国内の銀行を破綻から救うために貸し出した
1500億ドルの融資残高があり、
その担保がやはりリスクの高い金融商品らしいのである。
2700億ドル(減価補正後)と1500億ドルで現在4200億ドル、
(日経)記事を素直に読めば、

FRBは9000億ドルの資産のうち、
47%の4200億ドルを紙屑に等しい不動産担保証券で
抱えていることになる。

極論すれば、資産の半分が不良債権。


加えて今回850億ドルのAIG救済の緊急融資。
FRBはドル札を刷れば資本を増強できるのだろうが、
この数字はやはり異常であり、
果たして今後の国内金融機関の破綻回避に対処できる
能力があるのかどうか疑わしい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と書かれているが、
FRBの資産の半分は不良債権になる可能性があると
なると、果たして本当に
アメリカ政府が構想する不良債権処理機構が
機能するのかどうか不安を感じる。

住宅価格が下がり続ける中、
いくら不良債権を処理していこうとしても
次々と不良債権が発生して、FRBがどこまで
持つのかとFRBそのものに対する信頼性の
問題が浮上してくるかもしれない。


これからも、住宅価格の低下が続き、また、
CDO(債務担保証券)が
いつダメになるかもわからん状況では
疑心暗鬼により、資金供給が誰かもなされなく
なってきそうな状況において、
次々と不良債権が膨れ上がってきそうな気配を感じる。

アメリカは債務国であり、海外からのマネーに
依存しているが、そのように資産の劣化が
続々と発生しそうなFRBが垂れ流すドルや
アメリカ国債への信頼性が低下し、
海外から不良債権をまかなうための
資金調達が困難になってくる可能性が出てくる。

ここ2日は
世界の株式市場は
米国の不良債権買取機構構想で
大幅に上がっているが、
底知れない不良債権が次々と出てきて、
金融危機がまたも表に出てきて、
またもパニック売りに迫られる状況になることも
考えられる。

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リーマンショックの後・・・・・楽観論と懸念論

リーマンショック後、AIG救済しても、アメリカの金融危機は続く・・・・・覇権交代という世界秩序の大変動




テーマ:リーマン破綻 - ジャンル:政治・経済


信用収縮

リーマンブラザーズの破綻、AIG救済で
金融危機は一段落をしたという見方がある。

一方で、状況は深刻になっていくという見方もある。

11年前の1997年11月の日本の金融危機を見れば、
大型金融機関破綻は連鎖破綻をもたらす可能性がある。
当時、三洋証券が短期金融市場債務でのデフォルトとなり、
破綻に追い込まれた。それを当時の日本政府は容認の姿勢を取り、
それを受けて、金融市場では、資金供給は細り
倒産が相次いでいった。


そのようなことをふまえると、
そう簡単に、楽観的になれない。



テーマ:リーマン破綻 - ジャンル:政治・経済


リーマンショック後、AIG救済しても、アメリカの金融危機は続く・・・・・覇権交代という世界秩序の大変動

2008年9月18日、
昨日、
リーマンショック後の金融不安が続く中、
破綻懸念が出ていた大手保険会社AIGに対して、
FRBが日本円で約9兆円の融資を行い、
アメリカ政府がAIG株式の大多数を保有し、
公的管理下に置いた。

AIG公的管理下については、
次のようなブルームバーグのニュースがある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

米AIG:政府管理下に、
緊急融資で超大型破たん回避-存続は不透明

複数の米金融当局者は匿名を条件に、
政府融資はAIGの資産売却や清算が
前提ではないものの、AIGが借入金を返済するために
そのような方向に進む公算が高いと述べた。
融資の金利はロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に
8.5ポイント上乗せした水準となる。

ウニクレディト・マーケッツのロンドン在勤チーフエコノミスト、
マルコ・アンヌンツィアータ氏 は
顧客向けリポートで、懲罰的な金利水準は、
「政府融資がAIGを無制限に存続さ せるための
補助金ではなく、同社が既存契約は履行する
ものの存続は不可能にする
縛りであることを明確に示している」と解説。
「コントロールされた破たんを目指すものだ」と書いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今、AIGにのたうちまわるように死なれると
影響は甚大なので、静かに時間をかけて
安楽死させようということか。

これで、金融不安がおさまるかと言えば、
そうではないだろう。

2008年9月17日のNYダウは早速、下落で始まり、
250ドル以上の下げ、
この記事をアップする
現地時間の13時30分過ぎ(日本時間18日午前2時30分過ぎ)
350ドル以上の下げになっている。

IMF専務理事は次のように語っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

金融危機の最悪期、これから訪れる可能性=IMF専務理事

[ジッダ 17日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は17日、金融危機の最悪期はこれから訪れ、問題に直面する主要金融機関が今後数カ月でさらに増える可能性があると述べた。

 同専務理事は記者団に対し「危機の原因は住宅価格の下落だ。一部の金融機関への影響は、まだこれから明らかになる。今後数週間あるいは数カ月で、他の金融機関に問題が浮上する可能性を考える必要がある」と述べた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のサブプライムローン問題による金融危機は
米国の住宅価格の下落によるものだが、

最新のブルームバーグニュースによると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

8月の米住宅着工:6.2%減の89万5000戸-91年1月来最低(2)

9月17日(ブルームバーグ):米商務省が17日に発表した
8月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は
前月比6.2%減の89万 5000戸と、1991年1月以来の最低となった。

(中略)

グローバル・インサイトのエコノミスト、
パトリック・ニューポート氏は
「住宅建設業界は深いリセッション(景気後退)下にある。
年内はこの状況が続くだろう。
市場には住宅在庫があり余っている」と語った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということであるが、住宅在庫があり余っている
状況であれば、住宅価格の下落はなかなか
止まらないであろう。
そして、金融危機は続くと見られる。

そのように金融危機が続く状況であれば、
信用収縮による資金調達に困難な
状況となる。

元ウォール街の金融マン ぐっちーさんのブログ
2008年9月17日アップ
「信用というもの」
には以下のような記述がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

信用創造というのは単純ではないのです。
そうはいっても実際は疑心暗鬼です。
アメリカの金融機関は本当に大丈夫なのか・・・・

昨日までならモルガンスタンレーに100億融資をしたけれど、
何となく気持ち悪いので70億位にしておくか、
という企業が100社出てくればそれだけで3000億円の
資金がショートしますね。これが怖いのです。
現実的にはすでにこの種のクレジットクランチが始まっています。

ジャパンプレミアム、御記憶ですか? 
山一が潰れたおかげで世界中が日本のクレジットを避けました。
民間金融機関であるロンドンインターバンクのレートの方が
日本国債の金利より低くなってしまった・・・
という時期がしばらく続いたのですよ。

当時欧州系の銀行にいた私はわずか5年の
金利スワップの担保をとりに東京電力!!
に行った覚えがあります。
本当に恥ずかしかった・・・申し訳ありません、
天下の東京電力に向かって担保を頂くなんて・・・・という事です。

それでも日本はまだ力があり、
円に関していてば外銀の融資を受けずとも、
外国政府の資金がなくとも、国内の資金で十分食えたわけです。

翻ってアメリカはどうでしょうか? 
確かに基軸通貨ですよ。
でも国債の60%は外国頼み、
GSEも合わせればさらに外国頼みです。
アメリカの金融機関の信用収縮はジャパンプレミアム以上に
深刻だという可能性があるのです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ということであるが、
1997年の山一證券倒産をはじめとする
日本の金融危機では、激しい信用収縮で
企業倒産が相次ぎ、
日本は大不況に陥り、外国から金利を上乗せされた。

今回のアメリカの金融危機でも、
クレジットクランチが始まっているようで、
アメリカの企業でも倒産が相次ぎ、失業率が上昇し、
大不況に陥る可能性もある。

今からアメリカが大不況に陥れば、
クリスマス商戦の消費はがた落ちになり、
アメリカへの輸出で潤っている
中国などの新興国が景気後退に見舞われる可能性もある。
外需依存の景気回復の日本もそうだ。

アメリカは、世界最大の経常赤字の債務国であり、
海外からの資金流入がないと国として
経済が回らないのだが、
ドル安不安がつきまとう。

ドル暴落防止のために、今年3月の
ベアスターンズの事実上の破産の時に、
アメリカが各国にドル防衛をお願いしたほどだ。

そのようなアメリカに対して、金融不安を理由に
ドル安かつ外国から金利を上乗せされれば、
よりいっそう、アメリカは窮地に追い込まれそうだ。

そうなれば、
アメリカは覇権国としての威信の低下に拍車を
かけそうだ。


田中宇の国際ニュース解説 2008年9月15日「リーマンの破綻、米金融の崩壊」に、

次のように書いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
米は、1913年に連銀制度が作られて金融政策の中央集権化が進み、
1917年に第一次世界大戦に参戦し、1930年代の金融大恐慌への対策と
してさらに中央集権化が進み、覇権国になるための体制が固められた。それか
ら約80年たち、今起きていることは、1910-30年代の逆回しである。
米は、イラクとアフガンの戦争で軍事的な自滅の道を進み、昨年からの金融恐
慌で金融的な自滅が起こり、覇権国としての力を急速に喪失している。

 連銀のトップに、グリーンスパンやバーナンキといった自滅主義者が選ばれ、
連銀を作ったリーマンやゴールドマンは潰れかけている。いずれ、米は財政破
綻も引き起こし、米国債は買われなくなり、ドルも危機になる。金融破綻の急
速さから考えて、ドル危機に至るまでの時間も、それほど長くはかからないか
もしれない。

 米の自滅は、世界の覇権の多極化(覇権共有化)につながる。経済力が低下
する米(と欧日)に代わり、BRIC(中露印伯)やGCC(アラブ産油国)
の経済力が重要になっていく。米の経済力が破綻したら、発展途上国は、人権
・民主・環境といった歪曲された価値観に基づく抑圧をしてくる欧米に頼るよ
り、中露を頼った方が話が早いという気持ちを強める。

 多くの人々は「米の金融危機の行く末」という事態の表層だけを気にし続け
るだろうが、本当に重要なことは、金融危機によって引き起こされる、世界的
な覇権体制の大転換の方である。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のアメリカの住宅バブル崩壊による
サブプライムローン焦付き問題から派生した
リーマンショックは、
世界の政治経済秩序の大変動を促進させることに
なっていくかもしれない。

このブログ内の関連記事

2008年9月17日の記事
リーマンショックの後・・・・・楽観論と懸念論

テーマ:リーマン破綻 - ジャンル:政治・経済


リーマンショックの後・・・・・楽観論と懸念論

リーマンブラザーズが破綻したのを受けて、
世界の金融市場が混乱して、それを
受けて、ネット上では、様々な見方が書かれている。

幾つか紹介するが、
悲観論が出ている中で、少々特異な見方をしている
人もいる。そのうちの1人が、投資家の増田俊男氏である。

増田俊男氏のHP
時事直言 
487(2008年09月16日号)国会議員号

のタイトルは「悪夢は去った」であった。

それを引用すると

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の暴落(日本は暴落に値する)は「悪材料バブルの終焉」で
あるばかりか、昨年から私がしきりに述べてきたアメリカの金融
再編成の完了を記念することになったからだ。

最悪の悪夢が終った後に来るものはなにか。
今度は「いい夢」が期待できるのではないか。

ITバブル崩壊でリセッションに陥る寸前の2001年9月11日(9/11)
アメリカを襲った同時多発テロがきっかけとなってアメリカは戦争に
突入したことからアメリカは一気に不況を脱し、
その後好況が2005年まで続いたことは記憶に新しい。今住宅バブルと
証券バブル崩壊でリセッションに陥ろうとしているとき、
長く忘れていた「東西冷戦」が始まろうとしていることの意義は大きい。

戦争に備えるには、まず政治では強力な超党派政治が確立されること。
また経済の血液であるマネーのインフラ(金融機関)が統一されることが
肝要である。米大統領選挙の趨勢を見ると、Commander in chiefとしての
マケインが有力になってきた。そして破綻に追い込まれた投資銀行をFRBの
支援を得た商業銀行
(Bank of America, CITICORP, Morgan Chase Bank等)が
事実上吸収することでアメリカの金融再編成が完成しようとしている。
政界と金融界で戦争準備万端というわけである。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

要は、不況になったら軍事ケインズ政策で不況対策を
するということだろう。

仮に、その増田氏の発想から、戦争と大統領選の
共和党勝利のため、10月に、イスラエルが
イランに戦争をしかけたりして???

他の方々は、相当深刻な状況として、認識している。

銀行間および銀行から企業への貸し渋りが蔓延し、
信用収縮を招き、連鎖倒産、実体経済への
悪影響がまず懸念されるだろう。

特に懸念されているのが
CDS市場(Credit Default Swap 債券の保険契約)である。
CDSは、債券があぼーんした時の、
債務保証であるが、
さてさてリーマンの債券のCDSはどうなんねん?
ということだ。

田中宇の国際ニュース解説 2008年9月15日
「リーマンの破綻、米金融の崩壊」
に、

次のように書いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 いずれの救済案もまとまらず、14日午後には、リーマンの破綻が確定した。
破綻すると、リーマンが発行ないし保証した債券などが不履行になる。債券の
多くには、破綻時の債務保証(債券保険)としてCDSの契約がついている。
リーマンの破綻によって、CDS発行者(他の金融機関)は保険金の支払いを
迫られるが、発行者の多くは、破綻など想定せずにCDSを発行してきたので、
準備金の積み立てがほとんどない。リーマンの破綻によって、多くの金融機関
がCDS保険金の支払不能に陥る。連鎖倒産の危険がある。
http://www.bloggingstocks.com/2008/09/14/let-lehman-file-for-bankruptcy/

 一方、リーマン自身もこれまで巨額のCDSを発行してきた(発行総額は非
公開だが、おそらく市場全体の5%程度)。これらも債務不履行となり、リー
マン発行のCDSがかけてあった債券の価値が急落する。CDSには公開市場
が存在せず、すべて店頭での相対取引であり、しかも多くのCDSは発行後に
転売され、もとの債券債務者とは全く別の投資家が保有していることが多い。
CDS市場は総額60兆ドル(保険金総額は400兆ドル)という巨額だが、
リーマン破綻後のCDSの混乱は予測がつかない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


このリーマンのCDSの問題に対して、
米国政府の対応、各国政府の対応が見えず、
不透明である。
リーマンショックの影響は、日が経つごとに
大きくなつかもしれない。





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秋の早朝の心地よい音

9月の中ごろ、
日中は夏の名残の暑さを感じるが、
朝は涼しい。

早朝の午前5時過ぎに、出勤していると、
人間活動による音は少ない。

こおろぎの鳴き声が、やさしく、響いている。

そのこおろぎの奏でる音を耳を澄ませて、

聞くのが、心地よい。


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9月上旬の夜明け前は冬への夜明け前 ~ 9月5日の午前5時の東の空に冬の大三角形


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9月15日の「敬老の日」・・・・・・ 敬老の日の由来は?

今日は2008年9月15日、
9月第3月曜日ということで、
「敬老の日」の祝日である。

2003年(平成15年)から、祝日法の改正で
「敬老の日」は9月第3月曜にになったが、
その前年までは、9月15日が敬老の日であった。
9月15日が敬老の日になるのは、
9月第3月曜日がちょうど9月15日であった
祝日法改正施行年の2003年以来5年ぶり。

さて、どうして、9月15日が「敬老の日」
になったのだろうか?

時を遡り、第2次世界大戦が終了して2年後の
1947年(昭和22年)、まだまだ戦後の混乱が
続く中、
兵庫県多可郡野間谷村(現在、多可町八千代区)
門脇政夫村長が

・長年社会貢献してきたお年寄りの方々への敬意
・お年寄りの方々から知恵と経験を授かる

という主旨で、村主催の敬老会を開催することを
考えた。
そして、開催日として選ばれたのが、
農閑期で気候も過ごしやすい9月15日であった。
1947年9月15日に開催された野間谷村での
敬老会は日本初の村主催の敬老会であった。

この日の敬老会では、
村中の車を集めて、
55歳以上の人を敬老会が開催された公会堂へ送迎し、
ご馳走と播州歌舞伎で、お年寄りの方々をもてなした。

その翌年の1948年(昭和23年)の祝日法で、
「こどもの日」と「成人の日」は設けられたが、
お年寄りを敬う日が設けられなかったので、
門脇政夫村長は第2回目の敬老会を開催する
1948年9月15日を「としよりの日」と定め、
村独自の祝日にすることを提唱した。

この「としよりの日」を
県や国に対して広く働きかけを続けた労力により、
1950年(昭和25年)には兵庫県全体に広がり、
全国にも徐々に普及し始め、
1964年(昭和39年)には「老人の日」と改名され、
さらには1966年(昭和41年)に、体育の日とともに
祝日として「敬老の日」が9月15日に設けられた。

「敬老の日」誕生のきっかけになった
旧野間谷村である兵庫県多可町八千代区にある
八千代公民館の玄関脇には
「敬老の日提唱の地」と彫り込また
高さ約2メートルの石碑がある。

敬老の日 提唱の地 記念碑
 多可町八千代区地域協議会のHPより

このブログ内の関連記事

幾つかの祝日の由来

成人の日
成人の日 ~ 成人式の起源は大元は古代中国に遡る

春分の日
春分の日~天文的な自然現象と明治天皇制と仏教行事の日本的アレンジの編集物

こどもの日
5月5日 ~ この日は母へ感謝する日であり、端午の節句は、もともとは女性の日であった

体育の日
「体育の日」はもともと10月10日であり、日本にとって、記念すべき日なのである

文化の日
文化の日に、明治天皇を思い出しつつ、天気の良いこの日には、ピクニックに出て、サンドイッチを美味しく食べる前に、手を洗い、ハンカチーフで手を拭こう








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午前5時、駅前の一角でダンスの練習をしている若者・・・・・・世界的なストリートダンスの都市「大阪」に近い西宮市での光景

先週の木曜日(2008年9月11日)、
会社に行くため、午前5時前に
西宮市内の
最寄駅に差し掛かると、
最寄り駅の2階と連結されている
道を挟んだ駅の向かいのビルの2階の
外部のフロアで、
20代前半の若い女性5名が
ダンスの練習をしていた。

そこにはペットボトルが5本置かれていて、
何時ころから練習をしているのかは、わからないが、
ある程度の時間、そこで練習をしていたのだなあと
思った。

その場所で、午前5時ごろにダンスの練習をしている
光景を見たのは、2回目であった。

どうして、その場所で、その時間帯に、ダンスの練習を
するのだろかと思った。その時間帯で、練習できる場所は
そこしかなかったのだろうか・・・・。

それにしても、ダンスという振る舞いを表現したいという
欲求とその直向さを感じるものであった。

そういえば、2年くらい前に、
世界最大規模の
ストリートダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT」を
主催している会社の方にお話をうかがったことがあるのだが、
(そこは、かつて、お笑い芸人のナイナイの岡村が少年時代に所属していた
ダンスチームと関係がある会社)
大阪は、世界的に見ても、ニューヨーク、パリと匹敵するぐらい
ストリートダンスの先進都市として、
注目されているという。


この「JAPAN DANCE DELIGHT」は
NHKの連続テレビ小説「瞳」で、
ストリートダンサーを志している
主人公のヒロインが挑戦した大会のモデルだったという。


先日の8月30日に
1万人が収容できる大阪市中央体育館で
「JAPAN DANCE DELIGHT」の大会が開催され、
国内6地区の予選を勝ち抜いた37チームと
アメリカ、台湾大会優勝チームとフランス、
韓国からの招待チームで開催されたという。

そのような世界最大のストリートダンスコンテストが
開催され、世界的なストリートダンスの都市である大阪に
近い、西宮の駅前で、早朝からダンスの練習をしている
光景を目にすると、
このようなダンスでの表現への欲求の強さと直向さが
世界レベルのストリートダンスの地域の底を
支えているのかなと思ったりした。





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コンビニ店長への敬意 ~ コンビニ24時間営業規制論議を思う

今朝、午前4時前(2008年9月13日)、
自宅の隣にあるコンビニに朝食を買いに行った。

すると、白髪の店長さんが、雑誌コーナーで
雑誌の整理をしていた。

外はまだ暗い中
蛍光灯で明るくされた
いつ、誰が来るかわからない無人の店内で
ひとり、もくもくと作業をなさっていた。

24時間営業のコンビニをこのようにして
維持してくれているのだなあと思った。

そういえば、京都市や埼玉県で、コンビニの深夜営業規制案が
CO2削減や夜型ライフスタイルの見直しということで
出てきた。

私はこの案に対しては、CO2削減効果があるかどうか
不明であるし、夜型ライススタイルの見直しというが
どのようなライフスタイルを取ろうが個人の自由であり、
それが、行政がこうしなさいという感じで主導することには
違和感があり、深夜まで働く人にとっては、
コンビニの深夜営業は不可欠であり、
反対である。


ただ、一方で、
アルバイト店員が休んだ場合に、経営者や店長が長時間労働を
強いられるケースが多いなどという理由で、コンビニ店舗の
経営者団体が、24時間営業規制を求める要請書が
群馬県に提出されていた。


このような理由で24時間営業が規制されることは
やむを得ないと思う。

今朝4時前に、隣のコンビニで、買いたい商品を
レジに持って行った時、
白髪の店長の目の下にはクマみたいなものが
できていた。

相当、苦労さなっているのだろうなあ、
そのような店長さんのお陰で、
こんな夜も明けない、朝早くに、朝食を
買うことができるのだなあと、
店長さんに敬意と感謝の念を抱くのであった。


このブログ内での記事

同じく、自宅隣のコンビニでのできごとより
コンビニの店員さんとの何気ない会話で思ったこと ~ 過剰流動性の高い社会にて、関係の履歴を積み重ねることの意味

「お陰」の語源
おかげさま ~ 目に見えない存在に対する謝意





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阪神タイガース、神懸り的な3試合連続、9回裏サヨナラ勝ち

阪神タイガースが
3試合連続、神懸り的な9回サヨナラ勝ちを
おさめた。

2008年9月9日、10日、11日と
甲子園でヤクルトスワローズと対戦したのだが、
前日の10日の2試合連続でのサヨナラ勝ちを受けて、
昨日のこのブログで
ねばって、粘って、勝利をつかむ
を書いたが、まさか、昨日この記事を書いた段階で
翌日も、3試合連続の9回サヨナラ勝ちになるとは
思わなかった。


昨日の試合は、長期間ファーム生活をしていた今岡が
1軍に昇格し、前日まで3番打者であった関本が
3死球のため試合に出ず、今岡が即日3番に起用された。

すると今岡が第1打席で、同点2ランを放った。

私が帰宅して試合を見始めたのは、
7回表に阪神が押し出しファーボールで2点差にしてしまった時
だった。

今日は負けかなと思って、風呂でシャワーを浴びてテレビを見ると
8回裏で無得点であった。

あ~、今日はダメかと思って、チャンネルをNHKに変えて、
ニュースを見ていて、試合結果はどうなったかなあと
阪神が負けたと思って、
チャンネルを再びサンテレビに変えて、見ると
9回裏、阪神の攻撃で
ノーアウトでランナーが2塁にいた。
桧山が2塁打を放っていたのだ。

「えっ、もしかして」
と思って、見続けた。

すると、葛城がライトポール際前に打球を放ち
3塁打で1点差になった。

「これ、まじで、いけるぞ」と思った。

甲子園球場の大声援の盛り上がりが
テレビ画面から伝わってきた。

すると、矢野が2塁打で同点となった。

「うわうわ、3夜連続か!!」と

期待は高まる。

赤星のヒットでランナーが1塁2塁になり、

平野の打席で、ネクストバッターボックスに
今岡が立っていた。

平野が打席に立つ前に、
平野を敬遠して、打者が今岡になったら、
絵になるなあと思ったら、

なんと、なんと、ヤクルトバッテリーは
平野を敬遠し始めた。

これは、絵になる展開やん!!

久々の1軍復帰で、第1打席で同点2ランを放った
今岡がサヨナラの打者になるべく、打席に立つ、
ここで満塁ホームランでも打ったら、おもろいなあと
思ったが、
今岡はよく球を見て、押し出しのファーボールを選んだ。

今岡はこの日は34歳の誕生日で、
思い出に残る誕生日になっただろう。

それにしても、阪神はこの3連戦、
中盤に得点が入らず、
初回(1回)と最終回(9回)に
得点が入るというパターンを繰り返して、
3試合連続サヨナラ勝ちという
かなり稀な3連戦になった・・・・・・・


このブログ内の関連記事

サヨナラ勝ちに関係しています・・・
「プラスアルファ」は和製英語 ~ あるプロスポーツでの誤表記に由来している言葉




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ねばって、粘って、勝利をつかむ

一昨日と昨日の2夜連続で、
阪神タイガースが、ヤクルトスワローズにサヨナラ勝ちを
おさめた。

2位に10ゲーム差以上つけていた阪神は
8月と9月上旬に連敗が続き、2位の巨人に4ゲーム差まで
迫られていたが、
2日連続のサヨナラ勝ちで2連敗の巨人とのゲーム差を広げた。


一昨日は、矢野がファウルで粘りまくって、11球目で
サヨナラホームランを打ち放った。

昨日は、9回裏の1番目の打者の赤星が
ファウルで数球粘って、
ヒットで出塁した。
これがきっかけになって、二死満塁までになり
葛城がサヨナラファーボールを選び、
3塁ランナーの赤星がホームインした。

少しのチャンスでもあれば
あきらめずに「ねばる」ことの意味を感じるものであった。



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コンビニの店員さんとの何気ない会話で思ったこと ~ 過剰流動性の高い社会にて、関係の履歴を積み重ねることの意味

昨日の夜(2008年9月9日)、
夜ご飯を買うために、自宅真横にある
コンビニに入った。

買うものをもって、
レジに行く。

その時間帯のレジには
ある姉妹(名札が同じ名前なので)が
立っているが、昨日は、そのうちの妹さん
らしい女性だけがいた。

いつもは、レジの女性は
「○○円です」とだけの事務的なことを
言うだけで終わるのであるが、
昨日は

「やきとり、ピリ辛が入ったのですが」

ということをその女性が言った。

一瞬、私は「?、やきとり?」となり、
一体何のことだと思い、どこに売っているのかなと
思って、私が焼鳥を置いている場所を探すと、
そのレジの女性が、レジ横においてある
焼鳥を温めているボックスを方に1歩足を運んだ。

そうそう、よく、私はそのボックスに置いている
焼鳥の「もも」を買うことが多いのであった。

すると、そのレジの女性は

「ももが終わって、新しくピリ辛が出たのです」

という感じのことを言った。

彼女はいつも私が焼鳥のももを買っていることを
覚えてくれていたのだ。

自分の好みをきちんと覚えてくれていることは
うれしいものだ。

残念ながら、ピリ辛はあまり好みではなかったので、

「あまり、ピリ辛は食べられへんね」と言ったが、

このようにコンビニの店員さんと会話ができることは
うれしいものだ。

この記事を書きながら、このブログで
2006年1月3日の記事
芸術を甘くする店で人生と社会を感じる
で以下のことを書いたことを思い出した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『Sucre L'art』のある女性の店員さんが
お客さんから注文を受けたり、話をする時に笑顔を見せて
いたことだった。それは、内面から自然と発露される笑顔に
感じた。それは、宮台氏の「役割とマニュアル」の社会と
「善意と自発性」の生活世界のある社会との対比の論調である、

宮台氏の最近の論調では

アメリカ的新自由主義のグローバル化によって、
労働の現場においてもマクドナルドのような、誰でもできる
入れ替え可能な「役割とマニュアル」による労働で、匿名性
(誰かわからん、名前がわからん、誰でもええ)の高い過剰
流動性が高まり不安ベースの社会に日本がなりつつある。

一方で、かつての地域商店街のような善意と自発性による
サービス(そう、今日、『Sucre L'art』の店員さんが見せた
ような自然な笑顔)が原理の生活世界、
それは、記名性(名前がわかったり、あの人と特定の人の
フアンになるような)があり、過剰流動性がなく、安定した
人間関係がつくりやすい信頼ベースの社会。そのような
非流動的な生活世界を護持されることにより人々の
感情的安全の保証をすることで、米国流グローバル化の
荒波に戦略的に対処することの重要性を宮台氏は
論じています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

現代のコンビニは、どうしても、
誰でもできる入れ替え可能な「役割とマニュアル」による労働で、
匿名性の高い
過剰流動性(人と人とのつながりが希薄になりやすい)の社会
を表すような状況であるが、

いつもいつも、同じ時間帯に行くことで、関係の履歴の
少しずつ積み上げることで、
その店員の女性と何気ない会話が生まれたのだが、
そのような出来事が、様々なところで積み重ねられていけば
記名性(名前がわかったり、あの人と特定の人の
フアンになるような)があり、過剰流動性がなく、安定した
人間関係がつくりやすい信頼ベースの社会のための
ささやかな動きになればなあと思ったりする。


このブログ内での関連記事

人と人とのつながりの大切さ







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9月9日は「救急の日」・・・・・・救急車の歴史を見てみよう

今日は9月9日は「救急の日」である。

1982年(昭和57年)、
当時の厚生省(現在の厚生労働省)が

救急業務や救急医療について一般の理解と認識を深め、
救急医療関係者の士気を高める日

という主旨で、
9月9日の「きゅう(9)きゅう(9)」に語呂を合わせて
制定した。


救急車の歴史は、
フランスのナポレオンによる戦争のころに遡る。

このころまでは、急病や突然のケガの対処は家族などの
責任で行うことになっていて、
戦場での負傷も、負傷した本人の自己責任で対処する
ということで、そのまま放置され、放置されたまま
亡くなることが多々あった。

戦場で負傷した兵士を組織的に救済するためシステムを
作ったのが、
ナポレオン軍の軍医長であった
ドミニク・ジャン・ラーレー(Dominique Jean Larrey)である。

ラーレーは
馬に乗った軍医と衛生兵と
馬1頭が引く軽いの2輪馬車で作られた救急車を
ひとつのチームの単位として、
戦場で負傷した兵士を素早く救出し、
素早く野戦病院に運んで、早期治療、早期復帰を
はかるシステムを構築した。
このシステムはとても機能したのであった。

kの時に使われた救急車が世界初の救急車と
されるものである。

この馬車方式の救急車が普通の市民社会で
初めて使用されたのは、
1869年、アメリカのシンシナティ市の病院だとされる。

そして、自動車方式の初めての救急車が初めて
使われたのは
1899年、アメリカのシカゴ市のミハエル病院だと
されている。

日本で初めて、救急車が使用されたのは
1931年(昭和6年)、
大阪市にある日本赤十字社大阪支部である。
日赤大阪支部が、労災事故と交通事故の多い
大阪市内の2ヶ所に救護所を設置し、
そこに1台ずつの計2台の救急車を導入し、
救急医療に使われた。

そして、日本で
消防署に初めて救急車が配置されたのは
1933年(昭和8年)、
神奈川県警察部に所属する
横浜市の横浜消防署である。
その時の救急車はキャデラックを改造した車両であった。

そして、1934年(昭和9年)に、名古屋市と東京市の
消防署にも救急車が導入された。

救急車が日本全国に普及するのは
1963年(昭和38年)に
消防法が改正され、
各自治体消防が救急業務を行うように義務づけられたことに
よるものであった。

ちなみに救急車のピーポー・ピーポーというサイレン音は
1970年(昭和45年)ごろから採用されたという。





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2ヵ月後の2008年11月に、日米ともに政権交代があるのか?~ 日本で民主党政権が誕生した場合・・・

2ヵ月後の11月に
アメリカ大統領選挙が行われ、
共和党のマケイン候補と民主党のオバマ候補のどちらかが
超大国アメリカの大統領になる。
共和党が政権を守るか、民主党が8年ぶりの
政権奪回になるか、世界が注視する。

そのようにアメリカの大統領選挙が行われる
11月に、日本でも衆議院総選挙投票が行われる
可能性が出てきた。
もしかしたら、自民・公明の連立政権が敗れ
民主党政権誕生という政権交代の可能性も
ある。


もし、日本で民主党政権が誕生したとして、
国民に支持され続ける政権運営を行えるかどうか
未知数である。

ただ、民主党は政権交代の意味を国民に知らせようと
過去の自民党政権時代の問題をあぶりだしてくるだろう。

日米関係の暗部、日米安保の思いやり予算、
例えば、沖縄返還時の密約の件がクローズアップされたり、
日本政府のアメリカ国債の損益状態が明らかにされるかも
しれない。
その時、アメリカの政権交代が発生していれば、
よりいっそう、日米関係の暗部が表に出てくるかもしれない。

また、国内の事柄でも、
自民党議員と官僚との癒着などいろいろ問題点が
浮き上がってくるかもしれない。

9月に行われる自民党総裁選と新総理大臣の内閣支持率
などが注目される。


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選択肢方式の試験と記述式の試験 ~ 回答採点の効率化と解答者の理解度

ある70代の白髪ふさふさの男性が
運転免許を取得した時の試験について
話していた。

現代の運転免許の試験の問題は選択肢から正解を選ぶ
マークシートへの回答をする方式であるが、
その男性が何十年も前に運転免許を取得した時の
試験は、記述での解答であったという。

私は今まで運転免許の試験を受けたことがないので
興味深く聞いた。

それで思ったことは
選択肢方式であるとなんとなくの理解やヤマカンで
正解することがあるが、
記述方式であると、きちんと、論理を理解していないと
書けないのではなかろうかといことである。

選択肢方式では、記述方式に比べ、
交通ルールの理解度やそのルールの本質について
考える事が少なくなってしまうのではないのだろうかと
思った。

マークシート方式の方が、機械ですぐに点数が出るので
記述方式をヒトで採点するよりも、コスト的に効率性が
あるだろう。

しかし、その効率性のために、運転者の理解度が
その場限りの浅い理解で合格してしまうということには
ならないのだろうか?

そんなことを思ったのであった。


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9月上旬の夜明け前は冬への夜明け前 ~ 9月5日の午前5時の東の空に冬の大三角形

昨日(2008年9月5日)、午前3時過ぎに目が覚め、
それから午前4時48分ごろ自宅を出た。

1ヶ月前は午前5時前は、既に明るくなっていたのに、
9月上旬の午前5時前は、まだ、星が見える状態である。

そして、東から東南東の午前5時前の星空を見れば、
冬の星座であるオリオン座が見えた。

そして、オリオン座の下に視線を移すと
ひときわ明るく輝くシリウスが見える。

視野を広げると、
オリオン座のリゲルとシリウス、そして
こいぬ座のプロキオンの冬の大三角形が見える。


冬の大三角形



夏の名残を感じる9月上旬の夜明け前の東の空に
冬の夜空がかいま見ることができるのだ。

9月上旬の夜明け前は蒸し暑い時もあるが、
東の夜明け前の空を見ると、冬に向かって
季節が進んでいると感じた。

9月上旬の夜明け前は冬への夜明け前だと感じた。


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空には星が綺麗~Blue is short Red is long

オリオン座の正座構成を用いて「コンステレーション」
という発想法を紹介しています。
言霊 ブログ開設2周年 ~ 世界秩序の変動で日本語の重要性が高まるだろう、情報洪水の中、物語を感じ取るには言葉の力は重要である



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バスの中で、耳にした女子高生の会話から思ったこと・・・クラスメートがゼロサムゲームのライバルの環境というのはなあ・・・・・

昨日(2008年9月4日)の夕刻過ぎ、
仕事を終え、帰宅途中
いつものように、京都市バスの乗り込んだ。

9月の新学期が始まり、そのバスには
ある女子高の生徒が多数乗っている。

その女子高生の会話が自然と耳に入ってくる。
この時期だろうか、進学に関する会話をしていた。

その会話によると、
どうやら、関西のとある有名私大向けのクラスのような
ものがあるのだろうか、次のような話をしていた。

「○○ちゃん、R大向けのところにいるけど、推薦で、
評定平均値4.5があっても、そのR大用の模試の
点数で、評定平均値4.3とか4.1の子よりも
点数低かったら、推薦もらえないんだって、同じところ
を目指すところにいるから、妙にライバルになったり、
推薦もらえたり、もらえなかったりして、まわりに
気をつかうみたい」

という感じのことを言っていた。

そのクラスというのは、普通の定常のクラスなのか、
1時間目前のとか放課後の特別クラスなのか、
よくわからないが、
同じ空間に、いつも顔を合わす者同士が、
入学者数に制限のある同じ大学入試の
ゼロサムゲーム(椅子取りゲーム)に
追いやられてしまうのは
いい気がしないなあと思ったりする。

私が高校3年生の時、
関東の有名私学と関西の有名私学を志望して
受験勉強をして、結局、一般入試で
関西の有名私学に入ったが、
私の母校の高校は
田舎の高校で、1学年約490人中
関関同立クラスの私学に合格できたのは5~6名ぐらいで
最近の高校の偏差値を見たら、私の母校は49だった。

そのような偏差値の低い高校では、
有名私大の推薦はほとんどないので、
同じ空間に、いつも顔を合わす者同士が、
入学者数に制限のある同じ大学入試の
ゼロサムゲーム(椅子取りゲーム)に
追いやられてしまうことはない。
高3の時、私は文系クラスを選択した。
その高校では、当時、国公立文系を狙う人は
ほとんど理系クラスを選択した。
それは、文系クラスでは難関大学を狙う人が少なく、
授業での数学のレベルが低くなるので、理系クラスを
選ぶのであった。それを「隠れ文系」と言った。

しかし、私は私立文系を志望していたので、
隠れ文系のように理系クラスを選ぶ必要がなかったので、
難関大学を狙う人が少なく、専門学校や就職を希望する人も
混在している文系クラスを選んだ。

そのような状況では、先ほど説明した
京都の女子高のように
周りのクラスメートをライバル視する
必然性はない。

そうであれば、定期テストの時、テスト前の勉強で
クラスメートから
「これ、教えて」と言われたら、自然と自分の知っている
ことを伝えられるが、周りがライバルのようなクラスでは
どうだろうか?

そう言えば、このブログで2008年4月16日付けの記事
今時の大学生は「まじめ化」していると言うが ・・・・・ 不安ゆえの「まじめ化」ではなく、楽しいが故の真面目さを
で、私の大学生の時と昨今の大学生の状況の違い
について、
次のようなことを記述した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は現役の学生の時は、授業に出ていることは多いほうであったが、
出ない授業もあった。

教科書を自分で読んで、他人のノートを借りたり、過去問を読めば、
80点以上の「優」は取れた。

テスト前は、ノート交換が流行る。
私はほとんどの授業に出ていたので、
ノートを貸して欲しいというリクエストが多く、何の抵抗もなく、
貸していた。

昨年、ある現役の学生が、
「せっかく、自分が授業に出て、ノートを取っているのに、
授業に出ていない学生にノートを借すことは損な気持ちなる。」
という主旨の発言をしていて、そのような発想に驚愕した!!
私が現役の学生の時、そのような発想を抱くことが
全くなかったからだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と書いたのだが、

「せっかく、自分が授業に出て、ノートを取っているのに、
授業に出ていない学生にノートを借すことは損な気持ちなる。」

というような発言をする大学生がいる背景には
厳しくなった就職活動があるかもしれないが、
それとは別に、高校の時から、
その女子高のような
同じ空間に、いつも顔を合わす者同士が、
入学者数に制限のある同じ大学入試の
ゼロサムゲーム(椅子取りゲーム)に
追いやられてしまう経験を積み重ねてきたのかもしれない。


いつも顔を合わす者同士が
ゼロサムゲーム(椅子取りゲーム)に
追いやられる状況では、
協力の関係を構築するのに
何らかの障害を生み出して、
他者に対する心の余裕を小さくさせて
しまったりすることはないのかなあと
昨日の京都市バスの中で耳にした
女子高生の会話を聞きながら
ふと、気になった。



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満を持す ~ 越の勾践は20年かけて、満を持して、ライバルの誤を討った

何か大きな物事達成するために
十分に力を蓄え、機会を待つような時
「満を持す」という言葉を用いたりする。

「満を持す」とは、十分に準備し、機会をうかがい
待機するという意味である。

「満」とは、もともとは「みちること」「いっぱい」「十分な状態」を意味し、
ここでは「弓をじゅうぶんにいっぱい引いて」という意味である。
「持す」とは「待つ・保つ」という意味で
「弓を十分にいっぱい引いた状態のまま待っている」事であるが、
それは
十分に準備し、機会をうかがい
待機するという意味を表している。

その言葉の由来は、古代中国の春秋戦国時代に遡る。

越の国王である勾践が呉の国を討とうとしたが、敗れてしまった。
その時、勾践が臣下の范蠡(はんれい)に相談したところ
「満を持するものには、天の助けがあります」と答えた。

勾践は、誤の王である夫差の臣下となったが、
時機を待ち、やがて20年後、越の国王である勾践は
誤を討ち破り、春秋の覇王となった。

この経緯から
十分に準備し、機会をうかがい
待機するという意味である
「満を持す」という表現が生まれた。

ちなみに、この誤の王である夫差と
越の国王である勾践のライバル関係で生まれた
言葉として有名な「臥薪嘗胆」がある。


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臥薪嘗胆の語源に関しての記述
ありがとうの語源から、いろいろ格言や四字熟語や季節の言葉が浮かぶ



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経済産業省 100年資源・日本近海のメタンハイドレートの2018年商業化を目指す ~ 日本近海だけでなくフィリピン沖などの海底探索を

エネルギー資源が少ない日本は
昨今のエネルギー価格の高騰が経済に影を及ぼして
いるが、
そのような中、経済産業省が、
日本近海海底に眠る
天然ガスの代替エネルギーとして期待される
「メタンハイドレート」を
来年度から産出試験に着手するというニュースがあった。

メタンハイドレートは
低温かつ高圧の環境下で生成する
天然ガスの主成分であるメタンを含んだ水の化合物で、
シャーベット状の状態になっていて、氷のように見えるが、
火を近づけると燃えるので「燃える氷」とも言われる。

2007年の経済産業省の調査で
静岡県から和歌山県にかけての沖合にある東部南海トラフ海域に、
国内の天然ガス消費量14年分に相当する約1.1兆立方メートルの
メタンハイドレートの存在が確認されているが、
推定で日本国内の天然ガス消費量100年分が
あるのではないかと言われる。

実際に、海底堆積物の中にある
メタンハイドレートを採掘するには技術面・コスト面で
まだまだ困難なところがあるが、
今年、独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」が、
カナダとの共同研究で、永久凍土の地下1100メートルの
メタンハイドレート層からメタンガスの連続産出に成功し、
採掘技術の向上に努めている。

経済産業省としては、2018年ごろに
日本近海で採掘されたメタンハイドレートの商業化を
目指したいとしている。

エネルギー資源が少ない日本にとっては、
期待と希望がかかるプロジェクトである。

日本近海に、
メタンハイドレート以外の
エネルギー資源や鉱物資源がないか
もっと調査をして欲しいと思うものだ。

また、そのようなことを日本近海だけでなく、
フィリピンやインドネシアやニューギニア沖で
その沿岸国と共同で行い、権益を確保する
動きもあっても良いのではないか。





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福田総理の突然の辞任は、野党民主党への揺さぶり?

福田内閣総理大臣が、
突然の辞任を発表した。

そのニュースを聞いて、
思い出したのが、
彼が官房長官を辞任した時のことだ。

彼が官房長官の時の2004年4月
年金未納問題が発覚し、
同じく年金未納を追及していた当時の
菅直人民主党代表も年金未納を指摘され
(後に行政の過失とわかったが)
弁明に追われていた中、
福田氏は、2004年5月7日
官房長官の定例会見の終了間際に
年金未納問題の責任をとって、官房長官を辞任すると
突如、発表した。

それは、まさに、菅直人民主党代表に先手を
打って、辞任したという感じであった。

福田官房長官の辞任によって、
菅直人民主党代表は、党代表辞任をせざる得なく
なった。

その時のことを
昨日(2008年9月1日)の
福田総理大臣の突然の辞任表明のニュースを知った
瞬間に思い出したのだ。

昨日は、野党民主党の代表選挙に
小沢一郎民主党代表が再選を目指すことを
表明したばかりで、ほぼ無投票で再選することが
規定路線になっている。

その一方、これから、
自民党は総裁選挙が行われ、
マスコミの注目度は高まり、
民主党の影は薄くなる。
また、複数候補者による「開かれた選挙」を
することで、無投票選挙で「開かれた選挙」から
遠いイメージの民主党に対して、
イメージ上の優位を保つ。

そこから思ったのだが、
民主党も、小沢無投票再選で良くないので、
選挙をしようという動きが出てくるかもしれない。

そうなると、民主党内の反小沢陣営を動きが
大なり小なり出てくるかもしれない。
そうなると
小沢氏が再選しても、民主党内で
しこりが残る可能性がある。

その民主党の反小沢陣営のうち
自民党の同調しそうなグループを
解散総選挙前に引き抜いて
民主党の分裂を狙うことまで
視野に入れていたのだろうか?

まあ、実際はどうかわかりませんが、

衆議院の任期が1年となる中、
福田総理辞任を受けて、
自民党と民主党との動きは
注目ですね。







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控えめな方々への敬意と配慮

控えめな方の存在は
社会に大きく貢献していると思う。

もし、「私が」「私が」と自己主張ばかりする人だらけで
あれば、なかなか調整できず、
時には、衝突ばかり発生して、
社会的なコストが高くなる。

しかし、自己主張をせず、控えめな方々の存在により
調整をスムーズにさせ、順調に事が進めやすくなる。

そう考えると、控えめな方々の存在は
大きいものだと思うのだ。

ただ、控えめな方々の「思い」は
控えめであるがゆえに、
表に出にくくなり、満たされなくなるリスクもある。

サイレントな控えめな方々への
配慮は十分にしなければならないと思うのだ。


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