言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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Author:くわどん
世の中の森羅万象のことに好奇心を持つものです。
いろいろの世の中をことを知り、いろいろ言葉を
つづっていきます。
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2015年11月2日まで、10年間毎日更新してきましたが、その後は、週1回プラスアルファのペースで更新していきます。



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当ブログにおいて、語源のコメントを する時は、語源由来辞典から引用しています。

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シロではない。灰色とも見えるがクロとは断言できない・・・自白頼みの捜査に警鐘 ~ 推定無罪の原則 自白偏重の冤罪防止と真犯人への確実な有罪判決のためにも、自白に依存しない検察の客観的証拠能力向上を求める

広島市西区で2001年1月に発生した
保険金目的で母親を殺害して放火し、
2人の娘を焼死させたとされる事件で、
殺人と現住建造物等放火などの罪に問われた
中村国治被告(37)に無罪判決が下された。

この無罪判決の理由と裁判官のコメントに注目した

中村被告は
一度、事件をしたことを自供したが、はっきりとした物証がなく
公判になって、被告は犯行を否定し、
この裁判は
取り調べ段階の自白調書の任意性や信用性などが争点となった。

判決において、信用性に関して
「放火した状況を詳細に語っている」とある程度は認め、また、
任意性を認めた。

しかし、被告人が警察での捜査の取調べの時に
ライターの準備についての供述がなかったこと
動機が自殺願望⇒死刑願望⇒保険金目的ところころ変わったことは
不可解とした。

そのようなことから
裁判長は
「犯人しか知りえない事実に対する裏付けがない」
「具体的供述も捜査官との共同で作られた可能性を排除できない」

そして、被告が犯行を行ったという客観的証拠はなく、
自白調書は検察官の主観に頼った内容になっている

として、
中村国治被告に無罪判決を言い渡した。
一方で、裁判長は
「シロではない。灰色とも見えるがクロとは断言できない」
という異例のコメントをしているが、
有罪であると断定できる証拠がなかったと裁判長は判断したのだろう。

この判決を聞いて、

10人の有罪者を逃がすことがあっても
            1人の無辜を罰するな


という精神のもと
近代刑事裁判の大原則である
推定無罪の原則に基づき、
検察の証拠に一点の曇りがあれば、
「疑わしきは被告人の利益に」
という精神がきちんと機能していることに
安心したとう感じであった。


「安心」と思ってしまったのは
このごろ、御殿場事件など
刑事事件の裁判において
「疑わしきは被告人の利益に」
という精神が無視されているのではないかと感じてしまう
判決があったからだ。

今年になって
鹿児島県志布志市の「公選法違反」事件での冤罪事件や
富山の女子暴行事件で、犯行をしていなかった人が服役後
真犯人が逮捕されるという冤罪事件が明らかになり
自白偏重の捜査による冤罪事件が改めて問題となった。

このような冤罪事件を背景に
自白頼みの捜査に警鐘を鳴らした判決になったのではないかと
思った。
一方で、もしかしたら、この被告人が犯行を実行した可能性も残っていて、
本当に実行したのに、
検察が
それを証明できなかったのだとしたら
警察・検察の自白に頼らない
証拠積み上げ能力を向上させる必要があるだろう。

それが、真犯人に対して有罪判決をきちんと出すことができ、
かつ、自白偏重による冤罪を防止することにつながることになると感じる。


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日本の司法をめぐる問題

御殿場事件再び有罪判決 ~ 日本は近代司法にあらず、日本の司法は腐っている

植草事件の公判で、起訴状と矛盾する目撃証言が出たようだ ~ 裁判長はその矛盾に対してどのような論拠で判決を出すのだろうか? 

ベンジャミン氏が、植草氏の逮捕の陰謀説をテレビで言ったようだ!! ~ 植草氏が暴こうとした日米政府とアメリカ資本による大規模インサイダー取引疑惑


冤罪事件 ~ 自白偏重と目撃証言の信憑性の問題


刑事事件のマスコミ報道を鵜呑みにせず、一度、カッコに閉じて判断停止すること


カラオケ店火災で、女性アルバイト店員に対する業務上過失致死罪での実刑判決は不当判決だ! ~ 低賃金のアルバイトに正社員並の過剰責任を負わすのか!


またもや、冤罪で無辜の人が刑務所に送られようとしている!! ~ 警察の証拠捏造疑惑のある高知白バイ衝突事故の控訴審即日結審






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テーマ:刑事事件・裁判関連ニュース - ジャンル:ニュース


防衛省は民営化の最先端?

昨日、防衛省の守屋前事務次官が収賄容疑で逮捕された。

この防衛省事件の背景に、

武器メーカーと防衛省を媒介する

商社の存在があるといわれている。

防衛省では、アメリカの軍事メーカーの最先端の武器情報の収集が

ままならないので、商社に依存しているのが実態である。

このような最先端の武器情報の収集は政府が行う仕事でありそうだが、

民間企業が行っていたのだ。

1980年代以降、「官から民へ」と民活の議論が行われ、

公社が民営化されてきた。

この防衛省の商社依存の実情を見れば、

防衛関係の最先端武器情報収集部門が民営化されてしまっていた?

って、思ったりもするが。


今回の防衛省と商社との間で発生した贈収賄事件によって、

防衛省と商社の関係を見直す空気が広がるかもしれないが、

さて、防衛関係の最先端武器情報収集部門が

商社からとって変わって政府の仕事にするのと

今まで通り商社任せにしておくことと

どちらの方が低コストでかつ、質の高い情報が集められることが

できるのか?

誰か調べて欲しいと思ったりする。

でも、この事件で思ったのは

「官から民へ」で、民でやることが何でも良いという議論が見られたが、

山田洋行が水増し請求したりと

「民」だから、万々歳とも言えないとも思ったりするのだ。


でも、山田洋行が水増し請求しても、

防衛関係の最先端武器情報収集部門を政府がしてしまうよりも

水増し請求した山田洋行の方が

安上がりの仕事をしてくれていたという

オチになったりして・・・・・



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防衛省疑惑は第2のロッキード事件になる? ~ ヒラリークリントン大統領誕生に向けて、日米をまたがる大疑獄事件となる?





テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース


賞味期限とはいったい何なんだろう? 

マクドナルドでも、
賞味期限切れの商品が売られていたことがわかったようだが、

町の人のインタビューで
「何を信じていいのか」とか「いつも利用していたので、ショックです」

というコメントが放送されるが、


放送されなかったインタビューされた方の中に
次のようなコメントをする方はいないのかな?

それは


「いつも、食べていたけど、べつに、おなかを壊すこともなかったので、

たいしたことないですよ」


と、もし言っている人がいるとしても、

いかに偽装が悪いのかという編集をするので、

放送されないだろうなあ。


私なら、そのようなコメントをするだろう。

事実でないことを表示するのはまずいが、

賞味期限切れの商品を食べて、

健康を害すという情報がないので、

賞味期限とはいったい何なんだろうと思ったりする。

本当はもっと長く持つものなのに

消費者の鮮度志向によって、短くしているのかもしれない。

そうであるならば、もったいないと思ったりするのだ。



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赤福事件で思うこと ~赤福は正直に再利用品であることを堂々と表示して売ればよい~

テーマ:食に関するニュース - ジャンル:ニュース


与党議員が野党の数の論理による強行採決を批判 ~ 与野党逆転国会の一幕

今日、参議院の委員会で、額賀財務大臣の
証人喚問が決定した。
与党が反対する中、
多数派の野党の賛成多数で、額賀財務大臣の証人喚問が
決定されたことについて、

与党の委員が「多数派であればなんでもできるという数の論理の横暴が」
という主旨の批判をしていた。


今まで、そのセリフは野党議員の常套句であったが、
与党議員が発言するようになった。

まさに、与野党逆転の国会を表す光景である。

万年与党と思って、今まで、数の論理で強行採決を連発してきた
しっぺ返しが、与党に来ているかもしれない。

与野党逆転の発生が当然となれば、
野党に転落した時、強行採決の仕返しをされることを恐れたり、
与党をしていた時の不正を追求されることを恐れ、
強権的な対応をしないでおこうとなるかもしれない。

与野党逆転の恐怖により
政権与党が強行採決を連発したり、国民の権利を制限して、
権力に都合が良い
法律が可決されることの抑制につながってくれればと思うのである。


テーマ:政治のニュース - ジャンル:ニュース


塗り絵・・・・ではなく、カラフルなマーキング

このごろ、塗り絵にはまっている。

といっても、ただ、本を読むときのマーキングを、

様々な色でしているだけだ。


1つのページで3色以上、ライン引きに使うことがある。

カラフルになって、綺麗に見えると言うのは言いすぎだが、

にぎやかな感じである。


色を変えてラインを引いていると、メリハリがあるので、

読みやすし理解はしやすい。

ラインを引いていると、再度読んだときに、すぐに読むべきところが

わかるので、便利だ。

そして、再び、そのラインの部分を読むと、

別の気づきがあったり、そして、ラインを別のところに新たに引いたりする。


テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術


ベットタウンの地域の駅の朝 ~ カフェがない!!!!!

先日の午前8時過ぎ、阪急電鉄の宝塚駅とJR宝塚駅で、
1時間程、時間を潰しながら、仕事の資料を読もうを思って、
カフェを探したら、すぐに見つからなかった。
宝塚市は人口22万人、JRは人口10万人ある三田市からの
電車が乗り入れる駅であり、
JR宝塚駅と阪急宝塚駅の連絡橋は、通勤・通学の方々が
たくさん歩いているようなところなので、
カフェぐらいはすぐに見つかると思えば、すぐに見つからず、
あちらこちらを10分以上歩いて、探して、
やっと1件見つかった。

いつも利用する西宮北口駅では、
午前8時ごろには
幾つか開いているカフェがあるので、
そのような感覚ですぐに見つかるだろうと思ってしまったら、
違っていた。


JR宝塚駅と阪急宝塚駅の連絡橋を利用客は多そうだったが、
大阪・神戸方面への通勤・通学に向かう人が多く、
寄り道しそうでもない。

ベットタウンの地域の駅の朝は、あまり、カフェを利用することもないのだなあと
思った。




テーマ:雑記 - ジャンル:学問・文化・芸術


スイートルームって、甘い部屋なの? でも、英語のスペルを見たら・・・

ホテルでスイートルームというものがある。
スイートルームは、
新婚旅行の甘い状態の二人が泊まるということもあって、
「sweet room」で「甘い部屋」という意味に勘違いなさっている方が
いるかもしれないが、
そうではない。

スイートルームの英語のスペルは
「suite room」である。

「suite」とは「整った。一組。一揃い。」という意味がある。


「suite」の意味には楽曲と言う意味もある。一組の組曲という意味だ。

この「suite」は「suit」と同じ語源であり、それは服のスーツを意味するものである。

「suit」も「一揃い」「一式」という意味がある。

「suite room」は「一揃いの部屋」という意味になるが、

何が一揃いになっているかと言えば、

寝室、居間、浴室が揃っているという意味である。

日本の旅館で言えば「続き部屋」と呼ばれるものである。










テーマ:語源 - ジャンル:学問・文化・芸術


中国で融資規制の動き ~ 1990年の日本を思い出す

中国経済に関して、「おっ」と思うニュースがあった。

中国人民銀行(中央銀行)が、
人民元建ての融資について、
年末までは10月末時点の残高で凍結するように、
外資系銀行の現地法人も含めた国内の商業銀行に対し、指導したという
ニュースだ。

そう、融資規制である。

また、中国当局が不動産向け融資を抑えるよう「窓口指導」を強化しているという
ニュースがある。

中国は経済が過熱状態で、バブルの懸念もあり、
今年になって、預金準備率を9回
金利を5回をあげたが、融資の大幅な増加が止まらなかった。

金利を引き上げても融資の大幅増加が止まらず、不動産を含めた融資規制を
するというニュースを聞いて、日本の過去のある出来事を思い出した人も
多いだろう。

日本が1980年代後半、経済が過熱し、
1989年から、随時金利を引き上げたが、土地価格の大幅な上昇が止まらず、
「普通のサラリーマンがマイホームを買えなくなった」という
土地価格上昇抑制を訴える世論が高まったこともあり、
当時の大蔵省が
金融機関に不動産融資の総量規制を指導した。

しかし、この日銀と大蔵省による急激な金融引き締めがきっかとなり、
株価と土地は大暴落していった。経済のハードクラッシュランディングとなり
バブル崩壊とその後の大不況につながっていった。

その日本のバブル崩壊のプロセスを知っていたら、
今回の中国の融資規制が、バブル経済と言われる現在の中国経済の
動向にどのような影響を与えるか、気になるところである。

サブプライムローン問題で世界的な金融危機が懸念される中
中国の金融政策とその影響について、
大きな注目をしていきたい。



テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済


1997年11月22日 四大証券の一角であった山一證券自主廃業 ~ 戦後最大の金融危機のクライマックス

今日は2007年11月22日
今から10年前の今日の1997年11月22日
日本経済を震撼させる出来事が発生した。

1997年11月、日本は金融危機に陥っていた。

1997年4月、消費税増税と財政出動のカットの影響で
回復しかけていた日本経済は、急速に冷え込み、
そして、11月になると、次々と金融機関が破綻していく。

11月3日 三洋証券が会社更生法を申請、
11月17日 大手都市銀行のひとつであった北海道拓殖銀行が破綻、

そして、11月22日の土曜日の朝、ニュース速報、及び、日経新聞の朝刊トップに
四大証券会社の一角であった山一證券について
「山一証券、自主廃業へ」という記事が大きく出ていた。

11月金融危機がクライマックスを迎えた時であった。


山一證券は、「飛ばし」と呼ばれる粉飾決算を繰り返し、
2600億円という多額の簿外損失があった。
そのような時、前の責任者から敗戦処理を擦り付けられた感じで、
1965年に法政大学経済学部を卒業して山一證券に入社し、
営業畑という非主流でたたき上げてきた
野澤正平氏が社長に就任した時、初めて、簿外損失の存在を知らされた。

野沢氏は、何とか会社を再建させようと奔走するが、
メインバンクの富士銀行からも見捨てられ、
外資のアメリカなどの企業との提携の話などもうまく行かず
当時の大蔵省の長野証券局長から
自主廃業を求められたのだ。


そして、11月22日 メディアに山一證券の自主廃業が報じられ、
11月24日に午前6時からの取締役会で「自主廃業」を正式決定し、
11時30分から野澤社長の記者会見が始まる。
記者からの追及にしどろもどろになりながら、
記者会見の最後に、野澤社長は立ち上がり、泣きながら

野澤氏



悪いのは私らであり、社員は悪くありません。
善良で能力のある社員がたくさんおり、
路頭に迷わないよう皆さんにもご協力をお願いしたい



と涙ながらに訴えた。
これは、この金融危機で、最も印象に残るシーンとして何度も
繰り返し放送された。

この時、金融危機で経営が危ないと言われていた金融機関には
預金の引き出しが相次いだという。

私の実家がある和歌山県御坊市という人口3万人もない町の
地方銀行の支店で、「たった1日で、20億円の預金の解約があった」という
情報が口から口に市民の間に広まったという。

11月26日には
徳陽シティ銀行も破綻
たった1ヶ月で金融機関が4つも破綻する戦後最大の金融危機に見舞われ、
金融機関同士が資金を貸し借りする
コール市場(短期金融市場)で借金をかえせなくなる事態が発生し、
資金ショートが発生し、日銀が大量に市場に資金を投入することにつながった。


この後、一気に景気は冷え込み、翌年の1998年はGDPは
マイナス成長になる。
最近、実質GDPは増えているというが、
1997年の名目GDP520兆円は未だに超えていない。
10年以上もデフレが続いたままということだ。

また、この1997年には、自殺者が急増し、3万人を突破し、
毎年3万人以上が自殺する状態が続いている。

大手金融機関は統合を繰り返し、大手3行に集約され、
不良債権処理は進み、経常利益を出している状態だが、
昨今、アメリカのサブプライムローンで大きな損失を出している。

NHKの解説員が
大手金融機関のサブプライムローンで大きな損失に関して、
「金融危機から10年経つが、金融機関の利益至上主義とリスク管理の甘さの体質は
そのままであり、目先の利益に目がくらみ、
いずれ、ローンを返済できなくなることが見込まれる
サブプライムローン債券に飛びつく姿は金融危機の教訓を活かしていない。
体質が変わらないと、また、大きな金融危機に見舞われるリスクはある」
と警鐘を鳴らしていた。


また、昨今、政府与党の間で、消費税の引き上げ論議があるが、
1997年に消費税を2%引き上げ、財政引締めをした背景に
1996年のGDP成長率が3%を超え、景気は回復したと判断し、
大蔵省の財政再建路線が表に出て、その政策を取り入れた結果、
需要は一気に冷え込み、戦後最大の金融危機と大不況を招いたことを
覚えているのだろうか?

個人消費がかなり弱い中、消費税を引き上げると、再び、大不況になり、
結果的には税収が減るという事態を招きかねないリスクをどれだけ
認識しているのか、疑問に感じる。

日本の財政赤字に関して、誤った認識がマスコミを通じて
国民の間に流布されていると感じる。
財政赤字キャンペーンが消費税増税を後押しして、
景気が弱いまま導入されると不況になるリスクにあると思うのだ。


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記者クラブ制度の弊害・マスコミの経済無知の被害 ~ 伝えられない景気後退とインチキ財政赤字キャンペーン

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9月10日は「世界自殺予防デー」 - 日本は自殺率が高い国 ~ データで見る日本の自殺




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バーコードの初めの2つの数字が、ほとんど「4」と「9」なのはなぜ? ~ バーコードの約束事とその歴史

商品には、縞模様状の線に数字が打たれている
バーコードが付いている。
初めの2つの番号は、「4」と「9」か
または「4」と「5」がほとんどに思える。
それには理由がある。
その理由は「バーコード」の番号には決まりがあるからだ。

最初の2桁は、国番号を表している。
日本の場合は「49」と「45」である。


日本では「49」だけで、足りないので、「45」も追加された。




国番号以外の数字は
次の5桁から7桁の番号は
「メーカーの番号」

そのメーカー番号の次の3桁または5桁の番号は
「商品番号」

その商品番号の次の最後の1桁の番号は
「チェックデジット」と言って、
間違い防止の機能を果たす番号である。



そのバーコードの歴史は
アメリカで1932年に
ハーバード大学経営学科の大学院がある提案をしたことに
始まる。

その提案とは、お客さんが、注文目録の中から商品を選択し、
それをパンチカードにしてカウンターに出したら、
そこで、お客さんに商品を手渡し、
そして、そのパンチカードでお客さんに請求書を発行し、
在庫台帳を更新するということであった。
つまり、チェッキングを自動化するシステムであった。
これがバーコード開発の契機になるものであった。


ただ、当時は、労働賃金がかなり低かったこともあり、
そのシステム導入のコスト的メリットをあまり感じられなかったため
導入する企業はなかった。

しかし、そのチェッキング自動化システム導入の模索は続き、
米国食品チェーン協会が1940年代の終わりごろに
チェッキング自動化システムの研究を始めた。

やがて、エレクトロニクスの進歩にともない
電子スキャナとキャッシュレジスタ-を連動させた自動チェッキングの
構想が考えれるようになった。

そして、1967年、アメリカの大手スーパーのクロガー社が
シンシナティで、チェッキング自動化システムとして、
商品にバーコードをつけて、コンピュータに入力する
バーコードシステムを導入した。これが、世界初のバーコードシステムの
実用化であった。

導入当初はトラブルもあったため、
1969年に米国フードチェーン協会が標準化された統一コードを
策定するためにロジコン社と契約して
1970年にUPGPCを導入
そして、1973年
一般商品コード「UPC」(Universal Product Code)を
制定した。これが現在でもアメリカの基準になっている。

そして、欧州では、「UPC」と互換性のあるEAN規格を整備した。

日本では、バーコード導入は欧米に比べて遅れぎみであったが、
1972年にダイエーと三越百貨店が実証実験が行い始めた。
日本電機や富士通などのバーコードが乱立し、日本国内の標準化が
求められた。
1974年、通商産業省の指導で、.
POS識別標準化委員会が日本事務機械工業会が設置され、
1976年に、「UPC」と互換性のあるEAN規格を
採用することに決定し、
1978年バーコード規格がJIS化された。

すぐにはバーコードはメーカーがコストがかかると取り入れず、
普及はしなかったが、
1980年代にコンビニエンスストアが広がり始め、
セブンイレブンがPOSシステムを全店舗に導入したことにより、
納入業者にバーコードを求めるようになった。

その結果、各メーカーはバーコード化を推し進め、
バーコード付きの商品が当然のようになった。


日米欧の先進国で1970年代にはバーコードが取り入れらたのであるが、
先進国と後発の経済成長国の違いが、バーコードの国番号を見ればわかる。



各国のバーコードの国番号を見てみると

0-9 アメリカおよびカナダ
30-37 フランス
40~44 ドイツ
45.49 日本
50 イギリス
57 デンマーク
64 フィンランド
70 ノルウェー
73 スウェーデン
76 スイス
80-83 イタリア
84 スペイン
87 オランダ
94 オーストラリア

460-469 ロシア
471 台湾
489 香港
690~691 中国


2桁の国を見ると、主に先進国クラブであるOECD加盟国が多い。
3桁の国を見ると、後発で、経済成長を始めた国になっていることがわかる。


日本は他の先進国と同じく、
1970年代には導入していたので、「49」「45」と2桁の国番号になっているのだ。


日本がどうして「49」になったのかと言うと、
イギリスの国番号が「50」なので、同じ先進国のイギリスより上にしようと
いうことで「49」にしたとか・・・・・・・





テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術


丹波のオルモ ~「和の空間・イタリアの食」 と大きな木の根の橋

昨日(2007年11月19日)
仕事の関係で、兵庫県丹波市柏原町に行ってきた。

丹波市は平成の大合併で
2004年11月1日に兵庫県旧氷上郡の
6町(氷上町、柏原町、青垣町、春日町、山南町、市島町)が合併し、
新設されて、間もない市である。

その丹波市柏原町の柏原駅前のあるところに用事があったので、そこに行った。
旧柏原町は、織田信長の弟である織田信包(おだのぶかね)が
慶長3年(1598年)ぶ伊勢国安濃津から柏原に移封したことから
できた柏原藩の中心地として発展した町である。

その柏原駅前通りに
「オルモ」というイタリア料理屋がある。

オルモ 外観


日本家屋のイタリア料理店で
取り壊される予定であった築100年程の呉服店を改造して
2000年11月に開業した店である。

入口の暖簾には「欅」と書いている。
「オルモ」とはイタリア語で「欅」を意味している。
柏原町にはとある有名な大きなケヤキの木があるが、それに由来した店名である。


オルモ 内観



オルモは

「和の空間・イタリアの食」

と紹介されるが、まさに、その通りであった。
私は、ベーコンとトマトソースのスパゲッティを食べたが、
呉服屋を改造した日本家屋で出されるパスタはおいしかった。

パンもまたおいしかった。

店づくりのコンセプトは「和感洋菜」は
地元の丹波で取られた地鶏や野菜をたっぷり使ってイタリア料理が作られている。
前菜の10種類の野菜を使ったスープは、野菜が苦手な私にも口に
入れても、それほど苦にはならなかった。

さて、この「オルモ」がある柏原駅前通りには
旧柏原町役場の丹波市柏原支所がある。
オルモから歩いて2~3分ぐらいのところだが、

丹波市役所柏原支所



レトロな感じのこの庁舎は、1935年(昭和10年)に竣工したという
昭和初期のモダン建築である。

この丹波市柏原支所の隣にとある大きな木がある。

木の根橋と柏原支所


丹波市柏原支所の隣にあるこの大きな木は「木の根橋」と呼ばれている。
どうして、「木の根橋」なのか?

木の根橋


柏原支所の近くを奥村川という川が流れいるのだが、
この柏原支所の隣にあるこの大きな木が、
幅8メートルの奥村川をまたいで、根をはり、
橋のようになっているのだ。
それで「木の根橋」と呼ばれているのだ。

そして、この大きな木は何の木かが気になる。

♪~この木 何の木 気になる木~♪

という歌を思い出したが、

何の木か言うと

けやきの木である。

そう、先程、紹介したイタリア料理店
オルモは、イタリア語で「けやき」であるが、

この大きな木の根橋をなす「けやき」の木から由来して
付けられた店名であるのだ。


イタリア料理店「オルモ」と丹波市役所柏原支所
そして、「木の根橋」は、
JR柏原駅からすぐの柏原駅前通りにある。

柏原駅前通りの駅側起点には
「やぐら公園」があり、そこには
町指定文化財の太鼓やぐらをモチーフにした
モニュメント(高さ約8.5m)の
「時の太鼓やぐら」がある。駅を出ると、右側に見える。
それが目印になる。
時の太鼓やぐら


ちなみに、「時の太鼓やぐら」は
からくり時計で、丹波のあしたの曲に乗って武者人形が太鼓を打つようだ。

JR柏原駅は、JR大阪駅から、「北近畿」などの特急で1時間10分ほどで
到着する。

JR柏原駅前通りにある
イタリア料理店「オルモ」にて、

和の空間でおいしいイタリア料理をいただき、

「オルモ」の近くにある

レトロ建築の
丹波市役所柏原支所と
「木の根橋」となっている
オルモ(欅)を見るのはお勧めである。



イタリア料理店「オルモ」

【住所】 丹波市柏原町柏原119
【TEL】 0795-73-3500
【営業時間】 [ランチ] 11:30~14:00(平日)、11:30~14:30(土日祝)
[ディナー] 18:00~22:00(ラストオーダー21時)
【定休日】 火曜日


オルモHPはこちら



テーマ:関西の美味しいお店 - ジャンル:グルメ


子供の創意工夫 ~ 子供は自ら考え、問題を解決して行き、成長していく

昨日、
あるショッピングセンターの自販機コーナーで、飲み物を買おうとしたら、
5歳ぐらいの子供が、床に這うようにして横になり、
自販機の下の隙間に腕を入れて何かをしていた。
何かを自販機の下の隙間に落としてしまったのだろうと思って見ていた。
その子供は、いったん、腕を隙間から出した。
すると、長さ30~40センチぐらいの細い棒を持っていた。
その棒をよく見ると、割り箸とその割り箸の端にストローをつなげて、
棒を長くしていた。

自分が自販機の下の隙間に落としてしまったものを
拾うために、つまり、問題を解決するために、
自分で考えて工夫しているのだなあと思った。

再び、その子供は床に這うようにして横になり、
自販機の下の隙間に腕を伸ばして、その棒を入れた。
すると、自販機の下の隙間から、100円硬貨が出てきた。

自販機の下の隙間の奥に落としてしまった
100円硬貨を拾うために、細長い棒を作って、
自分で問題を解決したのだな、子供はこのようにして
創意工夫して、
成長していくのだなと思った。




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痴呆は若年の方にも現れる ~ 左脳ばかりでなく右脳を使うこと

痴呆症の防止は老年の方のことばかりではない。
若年層にも痴呆のリスクはあるのだ。
それは、
単調な暮らしをしていたり、仕事などで左脳ばかりを使っていると、
若い年齢でも痴呆になる可能性があると聞いたことがある。
それを防ぐためには、新たなことをして脳に刺
激を与えること、趣味で音楽を聴いたり、
夕日を見て綺麗だなと情緒・感情を持つ。
それで詩を作ったり、絵画を書くことがいいという、
つまり、右脳的なことをするのが良いというのだ。

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地方の弱体化は都市住民にとってもデメリットである

今、仕事で地方分権のことで
調べていることがある。

昨今、地方の疲弊、地方の切捨てなどが言われている。

地方の弱体化は都市部に住む人にとっても
人事でないのだ。

なぜか、地方の経済が衰退していくと
働くところがなくなってくれば、
都市部に移動せざるえなくなる。

今だけでも、都市部は過密化しているのに
さらに過密化が加速する。

都市部は人が多すぎて、土地や家賃が高くなる。
住む家の面積も狭くなる。

満員電車の苦痛を感じながら、通勤することは永遠に続く、
そして、車は渋滞する。

地方の衰退は都市住民にとっても、
住みづらさという状況の加速となって影響を被るのだ。

特に東京に何でも集中する一極集中は東京またその近郊の
方々にとってもデメリットなのだ。

先進国で、首都一極集中しているのは日本ぐらいだという。

中央政府から地方政府に財源・権限など大幅に移譲して
一極集中の弊害を除去して、地方を活性化していくことは
都市住民にとってもメリットがあるのではと思う。


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1日1500キロカロリー

先月末から
1日の摂取エネルギー量を
1500キロカロリーにしていたら、
1週間で効果が現れた。それは、ベルトで締める穴が1つ多く
なったのだ。

コンビニの商品には、カロリー表示のあるものが
多いので、すぐわかる。

食べる量を減らしても、空腹感はない。
すぐに効果がわかると、楽しいものだ。

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はっぱをかける ~ 「気合を入れる」この言葉は、土木工事用語に由来する

勝負事等で、重要な局面に差し掛かったとき、
気合を入れるため
監督やリーダーが強い言葉で激励したりすることがある。
その様子を「はっぱをかける」と言うが、
これは土木工事の用語に由来する。

土木工事において、山の岩を砕く時に
爆薬を用いて強力な破壊力で岩石を破壊するが、
それを「発破(はっぱ)」と言う。


語気が強く激しい言葉で気合を入れる様子が
まるで、発破の光景と重なることから
「はっぱをかける」と言うようになった。

私は、和歌山県御坊市出身であるが、その御坊市の北にある
由良町・阿戸地区(ゆらちょう・あとちく)の埋立地に
小学生のころ父親に連れられて釣りに頻繁にいったのだが、
その埋め立てのために削られた山が砕石場になっていて、
時々、発破作業が行われて大きな岩が砕け散り、岩が
山を転がっている光景は迫力があった。

その光景を思い出すと
「はっぱをかける」という言葉はまさに力強い言葉である。




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赤福事件で思うこと ~赤福は正直に再利用品であることを堂々と表示して売ればよい~

最近、食品の「製造日」「賞味期限」の偽りの表示が
赤福で問題となった。

事実でないことを表示することは良くないが、
「これは再利用品」で、いつ製造したかきちんと示して
おけば良いと思うのである。


今までも、赤福で、あんなどを再利用しても
食中毒など健康に害する事件は発生していない。

消費者もそれほど「まずい」と思って食べていなかったのでは
ないか?


そうであるなら、再利用品であることを示し、
その分、新品よりやや価格を低めにして売ればいいのではないか?

赤福のやっていたことは、製造日の表示偽装以外のことに関して
言えば、もったいないの精神で、食を有効に大切に再利用していて
良いことなのではないかと思う。


今、日本で、まだ食べることができるのに
賞味期限が切れたと言うことだけで、廃棄される食品が
多いことに疑問を感じるのだ。

それを思うと、赤福は食のリサイクルという良きことを
していたと思う。

赤福は正直に再利用品であることを堂々と表示して
売ればよいと思う。



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ノーベル級の言葉~世界に広がる和製漢語「勿体無い(もったいない)」



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虹とレインボウ ~ 雨上がりの後の空にかかる7色の光の帯、東洋と西洋では違って見えたようだ

昨日(2007年11月12日)の16時過ぎだろうか
住まいのある西宮市で、東から北西方向の空に
大きな弧を描く虹が見ることができた。
ちょうど、時雨と日光が重なっていた時であった。


虹は太陽と反対側の空で
空中の水蒸気や水滴に日光が当たって
光の分散現象によって7色の円形の帯が発生する。


その「虹」はどうして「にじ」とよぶのだろうか?
これには諸説あるようだ。

「にじ」の「に」は
赤色の「丹(に)」に由来するという説がある。

「丹(に)」と「風(じ)」
「丹(に)」と「白(し)」が変化して「にじ」

赤が空ににじんでいくということで
丹染(にじむ)が変化して「にじ」

になったという諸説がある。


「にじ」のことをかつて
万葉集では「ぬじ」と呼ばれていたそうだ。
池などに主(あるじ)として霊物がいると考えられていたが、
そのあるじの霊物を「ぬじ」と呼び、空に発生している
七色の帯をその「ぬじ」がもたらした恐ろしいものと
考えられていた。その「ぬじ」が変化して「にじ」になった
という説がある。

その「ぬじ」と「にじ」は
民俗学者の柳田国男によると
「ナギ」が語源だという。それは蛇や蛇に似ている生き物を
意味するものだと言う。例えば、「ウナギ」「アナゴ」などは
が当てはまるというのだ。


そういえば「蛇」という漢字も「にじ」という漢字の「虹」も
虫偏である。


「虫」と言えば、昆虫の「虫」があるが、昆虫の「虫」は
「虫」の時が3つ合わさった「蟲」の略字である。

「虫」には生き物の意味があり、
蝦(えび)・蛤(はまぐり)・蛎(かき)・蛙(かえる)
蛇(へび)など水辺に生息する動物につけられている。
蛇は爬虫類だが、その「爬虫類」に「虫」が使用されている。

虫という文字は
「虫」という字は、ヘビが攻撃の時にする
鎌首(持ち上げた首)の形から作られた文字である。


すると、虹は「へび」に由来するのかと言えば、
そうでなく、「龍」である。

ちなみに、龍を意味する英語の「ドラゴン(dragon)」は
古代ギリシア語でヘビを意味する
「ドラコーン(drakon)」
ギリシア文字で「δρακων」
に由来している。

西洋でも東洋でも龍は「ヘビ」から想像されているのだろう。

そして、「虹」という漢字は
龍を意味する虫に「工」と書く。

「工」は音符で「横にかかる」という意味がある。

龍が横になっていると言う意味だ。

古代中国人は、雨上がりの後に空にかかる
七色の光の帯をを飛翔する龍に見立てた。
龍が空に横になっていると言う意味で、にじを意味する
「虹」という漢字が生まれたそうだ。


さて、虹は英語では
「rainbow」である。その単語を分解すると
「rain」と「bow」になる。「雨」と「弓」である。
つまり「雨の弓」である。

ドイツ語でも虹は 「雨の弓」を意味する
「Regenbogen」と書く。


フランス語では虹は
「arc-en-ciel」と書くが
「ciel」は「空」
「en」は「~の中の」
「arc」は「弧・弓・アーチ」
で「空の弓」

日本のバンドの「ラルク・アン・シエル(L'arc en Ciel)」は
このフランス語を用いたバンド名であるのは有名。


西洋では、虹は7色の光の帯は弧を描くので
「弓」と見られていたことがうかがえる。



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虹とアイリスの花言葉
アイリス~天上と地上を結ぶ虹の橋を渡り、恋のお使いをする








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「プラスアルファ」は和製英語 ~ あるプロスポーツでの誤表記に由来している言葉

あるものに何か付け足すこと
の意味として
「プラスアルファ」という言い方がされる。

この言葉は実は和製英語で、
とある皆さんに馴染みのあるプロスポーツから
生まれた言葉なのだ。
それは野球である。

さて、どうして、野球から
「プラスアルファ」という言葉が生まれたのだろうか?

野球は普通、9回で終わる。延長戦になれば
9回以上(プロ野球は12回、高校野球は15回)
まで先行と後攻が交替して守備と攻撃を入れ替わる。

9回以降の後攻の側の攻撃の時、
同点から、あるいは逆転で
点数を先攻チームよりも1点でも多く取った時点で
後攻チームの勝ちとなる。
いわゆる「サヨナラ勝ち」である。
その時のスコアボードを
例えば「巨人」対「阪神」の架空の
試合で見ると

阪神が9回表まで2対0で巨人にリードされていたが、
9回裏で3点逆転サヨナラ勝ちをしたとすれば
 
巨人000000200
阪神000000003x

9回裏のスコアボードに得点数の「3」の右隣に「x」
がついて、表記される。

この「x」は
未知数を表す「エックス」である。

最終回の場合でサヨナラ勝ちした場合は
スリーアウトの前に試合が終了するのだが、
もしスリーアウトまですれば、3点以上の得点があるかもしれない
ということで未知数を表す「エックス」として
最終回でサヨナラ勝ちした後攻チームの得点数に
「x」がついているのだ。

ところが、かつて、日本では「x」ではなく
「α」(アルファ)が用いられていた。

どうやらアメリカでサヨナラ勝ちのスコアボードを見たとき
手書きの
「x」の表記を「α」と見間違えて、

最終回でサヨナラ勝ちした後攻チームの得点数に
「α」を書いていたのだ。
そのことを「アルファ勝ち」とも言っていた。


スリーアウトの前にサヨナラ勝ちして
ゲームが終わっても、スリーアウトまでゲームをしたら
あとプラス「α」の点数が取れていたかもしれない

ということで、
あるものに何かを付け足すという意味で
「プラスアルファ」という表現が使われるようになった。

野球でのサヨナラ勝ちの「α」の表記は1954年までなされたが
間違いを指摘されて1955年以降は
「x」で表記されるようになったが、
「x」に訂正されて以降も

あるものに何かを付け足すという意味で
「プラスアルファ」という表現が
現在でも、使われ続けているのだ。


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野球の語源
ヤキュウ(野球)がベースボールを超えた日

高校野球の「甲子園」の名前の由来
甲子園~きのえねの生まれの甲子園誕生のきっかけは洪水対策と国道2号線改良工事だった!

ある高校野球のサヨナラ勝ちのゲーム
神様が創った試合~伝説の名勝負 「奇跡の激闘」・箕島高校VS星陵高校




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「鉄火巻」の語源 ~ 「高温の熱で真っ赤になった鉄」から、2つの説が・・・・

鉄火巻という寿司がある。

マグロの赤身を芯にしている海苔で巻いている細い巻寿司である。

その「鉄火巻」はどうして
鉄火巻と呼ばれるようになったのだろう。


「鉄火」という言葉の意味には、
高温の熱で真っ赤になった鉄、
刀剣と鉄砲、弾丸発射の火、
などがある。

「刀剣」を作るときに鉄を高温の熱で真っ赤にする。
「鉄砲」で弾を発射する時は、鉄砲の中が火で赤く見える。

「鉄火」の意味のベースとして
「高温の熱で真っ赤になった鉄」
があると推測できる。


その「鉄火」から
マグロの赤身を芯にしている海苔で巻いている細い巻寿司を意味する
「鉄火巻」という名前が付けられたのか?

流通している説として大きく2つある。


一つ目は
海苔で巻いている細い巻寿司の芯を成す
マグロの赤身が
まさに、「鉄火」の意味である
「高温の熱で真っ赤になった鉄」に喩えたから
という説。



二つ目は
「鉄火場」に由来するという説である。
「鉄火場」とは賭博場のことである。

賭博場では、
鉄を真っ赤にするほどの熱があるが如く
参加者の気持ちが熱くなり、場全体が熱くなる。
おそらく、そのようなことがあって、
賭博場のことを「鉄火場」と言うようになったのだろう。


博打をしている合間におなかがすいてくるのだが、
食べながら博打をしたい。

その時、米がむき出しになった
にぎり寿しをそのまま手でつかむと
手が米でべとつき、
サイコロを振ったり、花札をくったりすることが
やりにくくなる。

それで、海苔を巻いた細い巻き寿司であれば、
片手で食べることができるので、重宝され、
その巻き寿司の芯に安価であった
マグロの赤身を好む者が多かった。
そして、鉄火場で
マグロの赤身が芯である
海苔を巻いた細い巻き寿司が食べられたので
「鉄火巻」と呼ぶようになった。



以上二つの説があるが、両方の説とも
鉄火のベースの意味である
「高温の熱で真っ赤になった鉄」に
起源があると言えるだろう。



博打用語が語源の言葉
「ぞろ目」と「ため口」

思う壺 ~ 「丁か半か」思い通りにできるよ


博打で使われる「サイコロ」の雑学
サイコロの1の目が「赤い」わけは・・・・・・












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ミーハー ~ みよちゃんも、はなちゃんも、どいつもこいつもみんな・

流行にすぐに飛びつくような人のことを
「ミーハー」と呼ぶ、

この「ミーハー」という言葉
昭和初期に使われ始めた言葉だという。

昭和初期のころ
当時の女性の名前に多かったのが「みよちゃん」「はなちゃん」
と頭文字に「み」と「は」がつく名である。

当時、流行に軽く飛びつくような女性達に対して
男性達は
「みよちゃんも、はなちゃんも、どいつもこいつもみんな・・」
と言っていたとか。

そこから、流行語として
盲目的に流行に飛びつく女性を軽蔑するような
意味で
「みいちゃんはあちゃん」と言われるようになった。
である。

その「みい」と「はあ」から
「ミーハー」と言われるようになり、
流行に飛びつくと言う意味で使われている。





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かえで ~ 秋、山々を彩る「かえで」の葉は、ぴょんぴょん飛ぶ生き物の前足に似てるなあ~

11月になり、朝は放射冷却現象などで
冷えて寒く感じるようになった。

朝の冷え込みが強くなると
木々の葉が色づき
紅葉となっていく。

紅葉で、代表的な植物といえば
「かえで」である。

その「かえで」の語源は何かといえば、
単純である。

ぴょんぴょん飛ぶ両生類の蛙の手に似ているから
「かえるのて」から「かえるで」そして「かえで」に
なったのだ。

万葉集にも「かえるで」という言葉は使われていた。


大伴田村人嬢に、妹坂上人嬢に与ふる歌


わが屋戸に
黄変(もみ)つ鶏冠木(かえるで)
見るごとに
妹を懸けつつ
恋ひぬ日は無し


(巻八の一六二三)



鶏冠木(かえるで)
と「かえで」の意味で「かえるで」とある。

漢字で「鶏冠木」と書いているのは
紅葉した葉が
ニワトリのとさかのように真っ赤になっているからである。

「かえで」の漢字を「木」に「風」で「楓」と書くが、
実は、中国では「かえで」ではなく、
マンサク科のフウの意味で使われていたのだ。


20071109180241.jpg

フウの葉


20071109180338.jpg

カエデの葉


「フウの葉」と「カエデの葉」見ると
違いがあるのがわかると思うが、
一瞬同じようなものを思ってしまう。
「カエデ」と中国の「楓」と同じものだと思ってしまったようで、
「カエデ」に「フウ」の「楓」を使ってしまった。つまり
誤訳だったのだ。



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もみじ~♪秋の夕日に、照る山もみじ~♪
「もみじ」の語源、名曲「もみじ」について


寒さ増し、粧う山も 艶やかになりますね
「もみじ」を題材に素人短歌を書きました。


今朝は放射冷却現象で寒かったよ 
葉を色づかせる朝の寒さをもたらす放射冷却現象についての説明




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こめかみ ~ 昔はお米を硬いまま食べていた

硬いモノを何度も噛んでいると
目尻から耳の間にある「こめかみ」が
痛くなる。

さて、その部位をどうして「こめかみ」と言うように
なったのだろうか?

日本人の主食は古来から「米」であった。
現代の日本人が口にする米はやわらかく
食べやすいが
古代の米の食べ方はは、炊かずに生のまま食べていたので、
とても硬かったのだ。その硬い米は何度も噛まなければならなくなる。
そうなると、
目尻から耳の間にあるがピクピク動き、痛くなってくる。
それから、目尻から耳の間の部位を「こめかみ」
と言うようになったのだ。






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貫禄 ~ たくさん米が取れる領主の殿様や、給料たくさんもらえるお侍さんは、偉く見えるよなあ~

立派で、威厳がある人のことを
「貫禄がある」と言うが、
これは、武家社会から生まれた言葉である。

室町時代において、当時の通貨の単位として
「貫」が使われていた。

その時、ある武家が統治している領地の田から
収穫できる石高を通貨換算して表示する時に
「貫」が用いられた。


また、
仕官するものに与えられる給与のことを「禄高」と言った。

領地から取れる石高の「貫」と給与の「禄高」
それは多ければ多いほど、その武士の評価は高くなる。

評価が高まれば高まるほど、「威厳」が生じ、立派な人と
思え、人間的な重みを感じるようになる。

それから
領地から取れる石高の「貫」と給与の「禄高」の「禄」を
合わせてできた「貫禄」という言葉が
威厳がある人間的重みのある人物という意味で
使われるようになった。






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防衛省疑惑は第2のロッキード事件になる? ~ ヒラリークリントン大統領誕生に向けて、日米をまたがる大疑獄事件となる?

ここ両日(2007年11月5日・6日)のニュースは
小沢民主党代表辞意問題がトップニュースになっているが、
今から半月後、あるいは1ヵ月後には
このニュースを吹っ飛ばすような別のビッグニュースが
トップニュースになっているかもしれない。


それは、防衛省の守屋前事務次官にまつわる疑惑であるが、
それが、アメリカのGEを巻き込んだ
第2のロッキード事件になるかもしれないというニュースである。

この防衛省問題は、
守屋氏が山田洋行の元専務で、現在、日本ミライズの社長の
宮崎元伸氏が
防衛庁の次期輸送機(CX)に使用される
GE(ゼネラル・エレクトリック社)の
エンジンの納入業者を選定する
「装備審査会議」の議長を務めていた守屋氏に
度重なる接待ゴルフをしていたことが贈収賄にあたる
と見られている疑惑である。
既に東京地検特捜部が立件に向けて捜査を詰めていると
される。

週刊文春11月8日号に
「これは第二のロッキード事件になる」と検察幹部が明言した

と書かれていたそうだが、

どうして、これが第2のロッキード事件になるのか
そのことについて、

元外交官の原田武夫氏のブログで11月2日に公表された
「GE事件」について考える

で、原田氏は
この防衛省疑惑を「GE事件」と命名して
アメリカの政治情勢の変化を背景に
第2のロッキード事件となる「GE事件」について
説明している。


アメリカの次期大統領に
第42代クリントン大統領の妻のヒラリークリントン氏が
なると予想されている。
つまり、民主党が政権をとるのだが、
民主党政権の時は、アジア政策において、
日本よりも中国重視になる傾向があるとされる。
特に夫のクリントン大統領の時は、
日米関係は貿易交渉において厳しい対決があり、
日本を素通りして中国に大統領が訪問することがあった。

その過程で、どのようにして
GEが第2のロッキード事件と化していくのか
原田氏の分析を要約すれば、

要約すれば、

①ヒラリークリントン政権樹立に当たり、日米関係を悪化させるため、日本国内に反米感情を惹起させる必要がある。

②ヒラリークリントン政権樹立に向けて、国防総省は、発注先をGEなど巨大化した大企業からベンチャー企業にシフトを始めた。アメリカを支配する奥の院が大企業を用済みと考え、GEなどを弱体化させる必要がある。

③ ①と②の目的を達するために、日本国内でGEに防衛省の贈収賄事件を発覚させて、第2のロッキード事件を作る必要がある。



と要約できると思う。

もし、GEがアメリカ国内で違法行為が表面化し、
それが摘発されるとすれば、どのような法律が該当するか。
それは、
アメリカがロッキード事件を受けて1977年に制定した
外国公務員に対する商業目的での
贈賄行為を違法とす
る「海外腐敗行為防止法」
(FCPA : Foreign Corrupt Practices Act)
だろうか?

この法律の刑事罰、
賄賂1件につき企業に最高200万ドルの罰金
役員や従業員などの個人には最高10万ドルの罰金
または5年以内の懲役、もしくは両刑が科せられる。


この法律をベースにOECD加盟国は
「OECD外国公務員贈賄防止条約」を締結し、
外国の公務員に対する贈賄行為を違法としている。


この防衛省にまつわる疑惑が
第2のロッキードになると述べている原田氏は
今年の5月27日に彼のブログで

再び動き出したマネーを巡る北朝鮮情勢と「第2のロッキード事件」の可能性

で、

今年の秋から来年の春にかけてまでの間、これまで日本の政財官をまたがるネットワークの「ボス」として君臨してきた人物とその企業が大きな苦難に陥る可能性が高い。そしてその周辺にある日米両国間をまたぐ人的ネットワークがあぶりだされることによって、状況により、事態はかの「ロッキード事件」の時のような大騒動にまで発展する可能性が排除できない。ちなみに「ロッキード事件」が発覚し、日本のみならず各国でスキャンダルとなるのが1976年2月。民主党のカーター大統領が政権を共和党から奪った大統領選挙が米国で行われた年である。


と書いていた。

今年の春の時点で、今年の秋に第2のロッキード事件が表面化すると書いていたのだ。これが今回の守屋氏の疑惑とGEのこととなるのだ。
そして、ロッキード事件が共和党から民主党に政権が移った時に発生したことが、今回、次の大統領が共和党から民主党に移行されると予想されている状況とオーバーラップさせている。


そして、原田氏は
「GE事件」について考える



米国議会の下院にある「歳入委員会(Committee on Ways and Means)」では、来る11月15日に、実に2年ぶりの「日本問題に関する公聴会(Japan Hearing)」を開催するとの情報がある。ところが、その議題は未だ決定されていないのだという。――――不可思議な話だ。


と書いている。

ここ部分を読めば、ロッキード事件を知っている方は
この事件の発覚のことを思い出すだろう。

1976年2月
アメリカ上院の外交委員会多国籍企業小委員会公聴会で、
ロッキード社の副会長のコーチャンが
日本の政府高官に8億5千万円の賄賂を贈ったと証言したことで
ロッキード事件が表面化したのだ。

同じようなことが
11月15日の
アメリカ下院の「日本問題に関する公聴会(Japan Hearing)」で
起こるのだろうか?




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小沢氏民主党代表辞意表明 ~安全保障と憲法をテーマにして、国民に信を問う必要がある***大連立の背景に、読売新聞とアメリカの影?

小沢民主党代表が、
福田総理から提案された大連立政権構想の提案を
民主党幹部に否定されたことを理由に
民主党の代表の辞意を表明した。


辞意表明会見の様子は

ビデオニュースドットコムの
小沢民主党代表が辞意


で、全てを無料で見ることができます。



政権交代が可能が二大政党制を目指す、
自民党政権に「No」というつもりで
民主党に投票した方々から見れば、
自民党との大連立は納得いかないと思う人は多いだろう。

ここでは、連立の是非ではなく、
会見で小沢氏が語った内容で、福田総理との
安全保障政策での合意に関してである。

記者会見で小沢氏が次のように述べている。


民主両党がそれぞれの重要政策を実現するために連立政権をつくりたいと要請された。また、政策協議の最大の問題である我が国の安全保障政策について、きわめて重大な政策転換を決断された。

 首相が決断した1点目は、国際平和協力に関する自衛隊の海外派遣は国連安保理、もしくは国連総会の決議によって設立、あるいは認められた国連の活動に参加することに限る、したがって特定の国の軍事作戦については、我が国は支援活動をしない。2点目は、新テロ特措法案はできれば通してほしいが、両党が連立し、新しい協力体制を確立することを最優先と考えているので、あえてこの法案の成立にこだわることはしない。

 福田総理は以上の2点を確約された。これまでの我が国の無原則な安保政策を根本から転換し、国際平和協力の原則を確立するものであるから、それだけでも政策協議を開始するに値すると判断した。




つまり、国連決議の承認なしには、自衛隊を海外に派兵しない。
ということは、アメリカの自衛にもとづく対テロ戦争のための
自衛隊派遣をしない。

ということになる。

そして、福田総理は
連立政権になれば、対テロ特措法の新法成立にはこだわらないと
述べたというのだ。

それについて、福田総理は
インド洋での自衛隊の給油活動は続けたいと主張していると
対テロ特措法の新法成立にはこだわらないと述べたことについては
否定している。
一方で、
国連決議の承認なしには、自衛隊を海外に派兵しない
ということに関しては、
「そのような話をした」と言っている。

これは、「ただそのような話をした」というとなのか
「そのような約束をした」ということなのか、

これは、両方にも解釈できることであり、
思わぬ混乱をもたらす可能性がある。

「ただそのような話をした」と言う言い方だと福田総理が
言い続けるなら、
民主党側からすれば「総理は嘘を言ってる」
自民党は「小沢氏が勘違いしただけ」と
水掛論になるかもしれないが、

小沢氏の原理原則論から言えば、
国連決議の承認なしには、自衛隊を海外に派兵しない。
ということは、アメリカの自衛にもとづく対テロ戦争のための
自衛隊派遣をしない
という
首相からの確約がなければ、連立に乗ることはなかっただろう。

これは国会で、民主党と揉め事の原因になりそうだ。

一方で、一国の安全保障問題の大原則が
このような形で変更・決定されていくことが
妥当なのかどうかということもある。

ただ、安全保障問題は憲法と関わる問題であり、
憲法問題(改正・護憲とわず)、つまり、
憲法をどうするか、その上で日本の安全保障をどうするか、
海外派兵の要件をどのように決めるか、
それについて、国民的議論を惹起して、
曖昧な解釈改憲ではなく、
意思決定をしていく必要性があるのではないかと思う。
憲法改正を国民に問い、国民の審判を仰ぐ必要があるのでは
ないかと思うのだ。
安全保障政策と憲法をテーマにした総選挙および
国民投票をする必要を感じるのだ。


そして、小沢氏は記者会見で


福田総理との党首会談に関する報

道について、報道機関としての報道、論評、批判の域を大きく逸脱しており、強い憤りをもって厳重に抗議したい。特に11月3、4両日の報道は、まったく事実に反するものが目立つ。

 私の方から党首会談を呼びかけたとか、私が自民、民主両党の連立を持ちかけたとか、今回の連立構想について、小沢首謀説なるものが社会の公器を自称する新聞、テレビで公然と報道されている。いずれもまったくの事実無根。党首会談、および会談に至るまでの経緯、内容について、私自身も、そして私の秘書も、どの報道機関からも取材を受けたことはなく、取材の申し入れもない。

 それにもかかわらず事実無根の報道がはんらんしていることは、朝日新聞、日経新聞を除き、ほとんどの報道機関が、自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それによって、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な中傷であり、強い憤りを感じる。

 このようなマスメディアのあり方は、明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。報道機関が政府与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争に突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。



これは、特に読売新聞、それも読売新聞の
渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役会長に対する
牽制だろうか。
読売新聞は自民と民主の大連立賛成の主張をしていて、
今回のこの党首会談の仕掛け人は
渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役会長
だと言われている。



私も小沢氏から連立を働きかけたと言う報道を聞いて、
その情報ソースが気になっていた。
官邸側が、小沢から連立を提案して来たという情報を
流すことで、国民の民主党不信を惹起することを
狙っているかもしれないと思ったからだ。


その小沢氏のマスコミ批判に対して
読売新聞が受けて立つ構えになっていて、

読売新聞の「小沢氏は真実を語れ」


党首会談は小沢氏の方から持ちかけたもので、「大連立」構想も小沢氏の提案だった、といった点は読売新聞も報道した。小沢氏の批判がこれを指すのであれば、「事実無根」などと批判されるいわれは全くない。
いずれも首相周辺をはじめ多くの関係者が証言しており、確実な裏付けを取ったうえでの報道だ。

と書いている。

さらに、読売新聞は
党首会談で「小沢副総理」一度は合意、17閣僚の配分も決まっていた
と言う記事を出している。

小沢氏の言っていることが事実なのかどうかわからない。
もし、読売新聞が事実を報道しているのか、裏づけのない情報を
出しているのか、デマを流しているのか
わからない。

裏づけのない情報だとしたら、読売新聞の大連立構想実現の願望から
でているのかもしれない。

デマであるとすれば、
ここからは、事実かどうかわからんが、
お楽しみな陰謀論を紹介していく。


文芸評論家の山崎行太郎氏の
ブログの


読売と小沢の全面戦争か?

で、次のように書いている。


読売新聞が、連日、「小沢つぶし」を狙ったと思われる謀略情報を垂れ流しまくっているが、ついに小沢・福田会談で話し合われたと言う「閣僚名簿」まで暴露してきたのには、正直のところ驚きを越えて唖然とせざるをえない。福田官邸がそこまでやるはずはないから、これもナベツネ主導の秘密情報暴露合戦だろう。ナベツネのアワテ振りが目に見えるようだが、しかしそれにしても、なんでそこまでやる必要があるのだろうか。大連立工作の仕掛け人が読売のナベツネ、中曽根、森、中川(女)あたりであるらしいことは、ほぼ明らかになっているが、この連立工作の失敗が、彼らの命取りになろうとしているということが理由かもしれない。



もし、読売新聞が「小沢つぶし」をしているとすれば、
その理由について、

副島隆彦氏が、彼のHPの
今日のぼやきの2007.11.5 に
次のように書いている。


小沢一郎と、福田康夫首相の党首会談を仕組んだとして、中曽根康弘と、読売新聞のナベツネの名前が、公然と出てきた。 このキッシンジャーの子分ふたり程度の、たいしたことのない丁稚(でっち)どもに、何かの力があるのではない。小沢への仲介をやらされただけだ。
「無理にでも、福田首相との会談を行っていただきたい。あなたが、そうしなければ・・・・」

森善朗と青木幹雄と中川秀直(なかがわひでなお)ごときの、日本の汚(きたな)い土人(どじん)の大親分程度の連中にも、何の力も無い。彼らも全員、真実を知っている。

真実とは、チェーニー副大統領(イラク戦争の最高責任者、ネオコン派を動かす総帥)が、怒り狂って、「私に刃向かう、日本の小沢をつぶせ。あいつの資金源を洗え。 日本の警察・検察を使って、逮捕させて、政治生命を奪え」と、命令を出したからだ。


と書いている。
まあ事実かどうかわらんが、
小沢氏がCIAから何らかの弱みを握られ
脅されたのではないかという説も飛び交っているが
これも事実はわからない。

未だに、アメリカの意向に反する政策をすることは
日本で大きな困難がともなうという
アメリカ恐怖症が政治家にこびりついていると
いえるかもしれない。




テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース


健気の語源 ~ 普通ではありえず、特別なことであった

何か物事に対して、良い心がけで
真面目に取り組んでいる姿を見て

「健気だなあ」と言うが、

その「健気」の意味には
良い心がけ以外に「殊勝なさま」という意味がある。

「殊勝なさま」ということは、
普通ではない、格別という意味であるが、

「健気」という言葉は
普通ではない、格別という意味の
「異なりげ」(けなりげ)が転じて生まれた言葉であり、
昔は、健康という意味で使われていたようだ。

「異」という漢字が使われていることは
「違う、いつもの通りではない」という意味を受け取ることが
できるので、健康は普通でなくありがたいものであったのだろう。

それが、
「勇ましく気丈なさま」
「心がけがよく、しっかりしているさま」
「年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま」
という意味で使われるようになった。

それらのような意味ことも、普通ではないことだったので
「異なりげ」(けなりげ)という意味の言葉が用いられたのだろうか?


「勇ましさ」「良いこころがけ」「困難に立ち向かう」という意味の
「けなげ」に漢字の「健」と「気」が用いられている。
それは当て字だという説がある。

「異なりげ」が「健康」という意味で使われていたこと、
そして、「勇ましさ」「良いこころがけ」「困難に立ち向かう」
という気持ちが、ある種、健全な気持ちと感じられるので、
「けなげ」に漢字の「健」と「気」が用いて
「健気」になったのかもしれない。



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健康~体が健やかで心が安らかな状態であり、全体性との調和のとれた癒された状態である


「心」の語源は?







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秋望 ~ ヴィジョンを描いて、時代の波をサーファーのように乗り越えていく

今から5年前の秋に書いた次のような詩がある。


秋望

来し方の喜楽の光景(とき)と言霊を
胸に抱きつつ
暮れなずむ今津線の車窓から見ゆる
ほんのりとした赤い光の秋望に心が動く
須磨浦の山並みの稜線と瀬戸内の海の上に
浮かんでいる幾重もの雲が成す
赤き細波に身を乗せつつも
行く末に向け渡り行く



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



秋望は、秋の眺め
西宮市にある高架橋の阪急今津線の車窓から見える
神戸の須磨浦公園の山並みから瀬戸内の海の上の空に、
幾重にも重なる
細長い雲に夕陽の赤いほんのりとした
光によってできた夕焼けは、まるで
細波(さざなみ)のように見え、
また、感動し、楽しい気分になった。
 夕刻という一日の終りに、
その日にあったこと、または、その日までにあった
ことで、喜んだり楽しんだりした時の光景や
心のこもった誰かからのメッセージ
や自分の思いなどという過去の大切なことを胸に思いつつ
夕焼けの光景を見て、明日のことを考える。
ただ、明日のこと、将来のことは、
どのように展開するかはわからない。
まるで、それは、
幾重にも幾方向から迫る波に身を乗せるサーフィンのようだ。
ただ、その幾方向から来る波に身を委ねるのではなく、
ゆるやかなヴィジョンを
持って、前に進みつつ、
刻々と波のように変化する出来事に対応しつつ、
波と一体となってめざすべき方向に向かうことが
できれば良いなととうことです。
これは、ある田坂広志氏が、
著書「まず、戦略思考を変えよ」で、
述べられていることである。
田坂氏は、そのことを、偶然と意思の弁証法と言っている。
つまり、ある方向に進みつつも、
予期せぬ出来事を積極的に活用しようと
いう発想である。
今までは、山登りのように決められた地形があり、ルートを決めて
目標に進めば良かったが、
これからは、変化が速く、地形も天気図のように1日で
変わってしまうような世界になってくると、
目標に向かって、決められたルートを進み
たくても、将来は正確には予期できない世界になってくる。
波乗りに比喩すると、
予想もしなかったような波が突然やってきた時、
その波を真っ向から否定するのではなく、
また、それにただ流されるのではなく、
その波を好機として巧みに乗りこなし、
その波の力を生かして前に進んでいくスタイルが
求められるというお話しを、
暮れなずむ今津線の車窓から見える秋望を成していた
細波のような幾重もの雲を見て、思い出したのであった。
また、夕焼けの赤い光は、地球上
最も遠くまで進む光だとも言われる。
遠い将来まで、微かながらも、進み行く
のが、赤い光なのだ。


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田坂広志氏のコメントを引用した記事
言霊 ブログ開設2周年 ~ 世界秩序の変動で日本語の重要性が高まるだろう、情報洪水の中、物語を感じ取るには言葉の力は重要である


赤い光にちなんだ詩
空には星が綺麗~Blue is short Red is long








テーマ:言霊(格言・名言・自分の考え) - ジャンル:学問・文化・芸術


言霊 ブログ開設2周年 ~ 世界秩序の変動で日本語の重要性が高まるだろう、情報洪水の中、物語を感じ取るには言葉の力は重要である

本日で、
このブログ
「言霊(心豊かに、言葉を生み、人生を潤す)」を
開設して、満2周年になる。

2005年11月2日以来、
毎日365×2日、欠かさず、更新してきた。

本日の
カテゴリー別の数値を
昨年の2006年11月2日の時点と比較してみる。
前の数値が昨年の11月2日、後の数値が
今年の11月2日の数値である。



ブログ挨拶 (1)⇒(1) +0
ブログ開設 ○○周年 (1)⇒(2) +1
哲学・思想・人生観・世界観 (5)⇒(13) +8
語源・名前の由来など (131)⇒(247) +116
言葉にまつわるおはなし (2)⇒(6) +4
名言・格言・心に残る言葉(3)⇒(5) +2
花ことば(7)⇒(10) +3
お気に入りのうた (27)⇒(37) +10
ヒット商品列伝 (19)⇒(24) +5
発想法・編集法 (1)⇒(14) +13
時事ネタ~政治・経済・社会など (90)⇒(100) +10
時事ネタ 2007年 (0)⇒(75) +75
 「時事ネタ合計で85増加」
ちょこっとメモ (64)⇒(84) +20
ちょこっとメモ 2007年(0)⇒(33) +33
  「ちょこっとメモ合計で53増加」
ちょっと雑学(0)⇒(28) +28
今日は何の日(14)⇒(47) +33
何かの歴史 (0)⇒(3) +3
名勝負・名場面 (1)⇒(1) +0
読書メモ (0)⇒(1) +1
ちょっと、広告です (1)⇒(1)


と昨年と比較すると、
「語源」のカテゴリーが
最も増えていて、最も数値が多い。

日本語の語源を調べると
仏教や日本の伝統文化・芸能の影響が大きいことがわかる。

仏教に由来する言葉として、
「愛敬・愛嬌」「諦める」「挨拶」「以心伝心」「一期一会」「一連托生」「覚悟」「玄関」「金輪際」「ジャンケン」「食堂」「しょっちゅう」「図に乗って」「世界」「退屈」「醍醐味」「台無し」「大丈夫」「スジャータ」「当意即妙」「投機」「どっこいしょ」「ナイショ(内緒)」「冥利」「足を洗う」「めっぽう」、「秘密」などがあり、
さらに、
仏教に由来する「ダンナ(旦那)」と「デート」という言葉は、
ある古代サンスクリット語を共通の語源としている。

日常、何気なく使っている言葉で
仏教に由来している言葉が多いと知り、
現在の日常生活で仏教に触れることは葬式以外なさそうだが、
仏教の面影が、日本人の日常生活の言葉の中で
生きているのだなあと思う。

また、「恋愛」という言葉は
「Love」の訳語として生まれたのだが
どうして「恋愛」と訳されたのか、
その背景には仏教によってもたらされた感性が
影響していることを知った。

詳細は
恋愛 ~ 「Love」の訳語として明治以降に普及したが、どうして「恋愛」となったのだろうか?
に書いています。


日本の伝統芸能などから生まれた言葉として
次のような言葉がある。

「音頭を取って」「頭取」「打ち合わせ」「二の舞」は、
雅楽や能に由来する言葉であり、

「派手」は三味線から
「段取り」「十八番」は歌舞伎から
「挙句の果て」「付き合い」は連歌から生まれた言葉なのだ。


ふだん、何気に使っている「付き合い」という言葉が
連歌から生まれたものだと知り、驚いた。
日本の伝統芸から生まれた言葉が、
現在の日本人の日常会話に深く入り込んでいるのだなあと
思うと、よりいっそう、日本文化・日本語のルーツを
知りたくなるのである。

その日本語は「真名」と称される漢字の表意文字と
ひらがな・カタカナの表音文字が併存しているのだが、

その日本語の可能性について、

日本語が世界の標準語となる日 ~ 表意文字と表音文字を持つ日本語が、中国の台頭とIT化で、世界の公用語になる?

と、日本語が世界の標準語になる可能性を秘めているのではないかと
推察してみた。

「中国の台頭」と「IT化」を根拠にしているが、
もう1つの根拠として「アメリカの衰退」をあげている。

「アメリカの衰退」ということに関して言えば、

このブログの「時事ネタ2007」でたびたび、
サブプライムローン問題とそれによるドル安について
そして、ドル基軸通貨体制の動揺について
コメントしてきた。

そのようなアメリカの指導力の低下と中国の台頭という
世界秩序の変動において、
日本語が世界の標準語になる可能性を秘めていると推察するからには
より、いっそう、日本語の語源について、いろいろ
詳しく知りたいと思うのだ。


このブログの名前

「言霊(心豊かに、言葉を生み、人生を潤す)」である。

言葉に魂があり、その言葉によって、物事を知り、
心が豊かになり、人生が潤っていくと思うのだ。

例えば、
「美しい」という言葉の語源を知れば、
「愛情」や「思いやり」という心・魂から生まれてきた言葉だとわかる。「美しい」の語源の詳細については
美しい ~ 愛でる心・人に対する思いやり、神の意思が表れる善で真なるもの


そのような語源を知ることで、人生観や世界観を知ったり、考えたりするのであるが

このブログのカテゴリー
「哲学・思想・人生観・世界観」の中から1つ紹介したい。

大型台風接近で思うこと ~情報のエントロピー増大が、意味のネゲントロピーの多様性と豊かさをもたらす

である。

これは
今年の2007年7月13日に
大型台風4号が日本に接近している途中の沖縄沖通過中の時の
気象衛星画像の地球全体図(2007年7月13日16時)を
見た時、

20070713172422.jpg



沖縄にある台風にインド洋から雲が連なっている画像を見て
書こうと思った内容である。

これを見たとき、
熱力学第二法則エントロピー増大の法則と
ネゲントロピーの関係を思い出したのだ。

エントロピーは、「無秩序な状態の度合い」を数値で表すものである。
つまり、
無秩序な状態ほどエントロピーは高く(数値が大きく)、
整然として秩序の保たれている状態ほどエントロピーは低い
(数値が小さい)とされる。

熱力学第2法則によれば、
ビッグバン以降宇宙は秩序から無秩序へ向かい
熱としての死を迎えるが、
地球上では、それとは逆に生命は
太陽や地球といった低エントロピー資源の散逸(エントロピーの増大)を通して
自らのエントロピーを減少させ、進化させてきた。
(太陽から散逸されたエネルギーにより
植物が光合成し、その植物を生命がエネルギー源としていること)

まさに台風もそうなのだ。

太陽からの光と熱のエネルギーの散逸(エントロピーの増大)
により、水が蒸発し、上昇気流が発生していく、
それにともない、潜熱がエネルギーを作っていくが、
それがある移動する中心地点に集中していき、
水蒸気の気流が集まりエネルギーが集中されていく。

まさにエントロピーが低減し、ネゲントロピーとなる。

エントリピーの概念が情報理論や社会科学に応用されている。

例えば、ヒトは
様々な五感や言語を通じて、様々な乱雑な
情報に接している。
情報のエントロピーが増大し、無秩序・無意味に
晒されかねない状況にあるのだが、
いるのだが、その中で意味づけを行い、
差異化していき、
体系化して、秩序立てて理解していく。

そして、意味づけに基づいて、
行為の選択を行っていく。

つまり、ヒトはエントロピーを低減し、無秩序からの秩序を
作っている。

多くの拡散した情報により
無秩序混乱となるが、
意味づけを行うことにより、
秩序化できるのだが、

拡散している情報が多い分、
多様な意味づけの秩序化が可能であり、
意味の多様さと言う豊かさをもたらすとも言える。
それは多様な選択肢からの選択と同じこと。

エントロピーの増大が、
多様なネゲントロピーをもたらす。

それは、社会システムにおける行為の他の可能性が増え
社会の豊かさをもたらしているのだ。


多様な意味というのは言葉から生まれ、また
その多様な意味を統合して、大きな意味付けをしていくには
言葉の力が必要である。

そのことを書いていると、

著名なコンサルタントの田坂広志氏の著書
「プロフェッショナル進化論」において、

「コンステレーション」の重要性について
書いていたことを思い出す。
それは、バラバラに見える意味の事柄を統合された
物語として意味を知ることである。

「コンステレーション」は次のような意味で、
その感性とは次の通りである。


「コンステレーション」は「星座」を意味している。

例えば、オリオン座を構成している恒星は
地球からの距離が全く違っているのだ。
有名なオリオン座の三ツ星それぞれの地球からの距離は

 ミンタカ  1000光年
 アルニラム 1300光年
 アルニタク  800光年

オリオン座の四隅にあるベテルギウスは400光年、
リゲルは700光年と

全くバラバラの場所にあるのだが、
地球から見ると同じ距離に見え、
古代ギリシア人達はその星々を
ギリシア神話に登場するオリオンに見立て、
オリオン座という星座にした。

そのようにバラバラな星が
意味のある正座として見えることを
「コンステレーション」というのだ。


その「コンステレーション」の感性について、
田坂氏の著書から原文に近いかたちで引用すると

(書籍コーナーに積まれている本を見て)
「社会のコーナー」には「団塊の世代」についての書籍、
情報技術コーナーには「ナレッジ・マネジメント」の書籍、
ビジネスコーナーには「コンサルタントになる方法」などの書籍
がある。

それらを眺めていると、ふと、一つの物語が浮かび上がってくる。


これから団塊の世代が大量に定年退職を迎える。しかし、それらの人々の中には、会社を辞めても、自分の専門分野の知識を使って、コンサルタントなどを開業したいと考えている人が少なくない。しかし、コンサルタントになるためには、それまでの職業人生において自分が身に着けた「知識」や「智恵」を棚卸して、第三者に容易に提供できるようにしなければならない。そのためには、従来の企業の内部で行われてきた「ナレッジ・マネジメント」(知識管理)を「個人」の内部で行わなければならず、これからその技法が求められてくるようになっていく。

これは、書店の店頭において、様々な書籍のキーワードが
「コンステレーション」を起こし、「物語」が浮かび上がり、
感じ取った事例である。


田坂広志氏著「プロフェッショナル進化論」
P71~72より

と田坂氏は記述している。


この
「コンステレーション」の感性が
無秩序な事柄の情報のエントロピーを
ある意味のもとに秩序化することにより、
情報のエントロピーを低減し、
ネゲントロピー化して、
物語として理解するということだろう。


情報エントロピー状態の
それは様々な個別のキーワードを
あるストーリーによって結びつけることにより
ネゲントロピー化して、理解でき、使えるものとしたのだ。
バラバラの情報を物語化するのにも
「言葉の力」が要る。

言葉の力があることで、
エントロピー状態の個別バラバラな情報を
意味のあるものとして物語化して
使えるものとなり、
使えるものとなれば、自分自身を豊にしていくことになる。


言葉を知ることで世界を知り、世界が行く方向性を知り、
自分の人生を潤していくものになるのだ。

そのため語源を知りたいと思うし、
特に、日本語の語源については、
アメリカの覇権の終焉と中国の台頭という世界秩序の変動において、
日本語の重要性が高まると思うので、
今後とも、このブログを書くにあたって
調べ続けて生きたいと思う。



このブログでの関連リンク

○仏教に由来する言葉

愛敬・愛嬌 ~ 仏様の柔和で慈悲深い表情を見れば

諦める ~ もともとは仏教用語で、「断念」という意味と違う意味であった

おはこんばんちは・・・・・挨拶

以心伝心 ~ 花を捻りて微笑する

一期一会~once-in-a-lifetime encounter

一連托生~同じ蓮の花の上に生命を托す相手を間違うと大変

覚悟 ~ 真理・正法を悟る 

玄関~奥深き道理を悟るための関門

金輪際~大地の最下層の極限の果て

ジャンケンは天の意思である!

食堂~食べる事も修行

しょっちゅう ~ 「初中後」・初めも、中ごろも、終わりの時も

図に乗って、お坊さんが声楽を唱える

世界は「時空」 ~仏教から生まれた言葉

退屈 ~ もともとは仏教後 困難に退き屈してしまうと、やることが無くなる

醍醐味 ~ もともと仏教に由来し、日本のある有名な乳酸飲料の語源にもなっている

台無し ~ 台が無ければ、値打ちが下がる

大丈夫、菩薩様がいるから

コーヒーフレッシュの「スジャータ」~由来は釈迦を救い癒した娘にあり

ダンナさんとデートする ~「ダンナ」と「デート」は同じ語源であった!!

当意即妙~仏教に由来する熟語である「当意即妙」の判断は命を救う事がある

投機~もともとは仏教用語で、師匠と弟子の心機一致の意味である

どっこいしょ~何処へ行くんだ?六根の汚れを清めに山にいくのだ!

ナイショ~もともとは、心のうちで悟りを得た証明という意味だった!!

何かの「冥利」につきる喜びは、神様・仏様が授けてくれたもの

足を洗う

めっぽう ~ 仏教の滅法に由来。法が滅べば、なんでもありでめちゃくちゃ

秘密 ~ 仏教に由来する言葉・・教義の秘奥深密の真意は隠して伝える


○日本の伝統芸能に由来する言葉

挙句の果て~連歌の締めの句から

「音頭を取って」もらうようにお願いに、「頭取」のところに「打ち合わせ」に行くよ。えっ、頭取は雅楽に精通してるの!

図に乗って、お坊さんが声楽を唱える

「段取り」「十八番」「かぶきもの」~歌舞伎から生まれた言葉

付き合い~歌と歌で人をつなぐ

二の舞 ~ 雅楽の舞から生まれた言葉

派手やねえ~三味線から生まれた言葉

漫才~ダウンタウンは現代の陰陽師?

メリハリ~高い音と低い音を取りれて、曲にメリハリをつける












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月桂樹・花言葉「勝利・栄誉」 ~ アポロンが恋焦がれたダフネの生まれ変わりの月桂樹を冠にした・・・・日露戦争の時、月桂樹が日本で知られ、ある酒造メーカーの名前となった。

月桂樹という草がある。
地中海沿岸原産の常緑低木で、
4~5月ごろに黄白色の花をつけ
その後、1センチぐらいの果実をつけ、
10月ごろには、その果実は暗紫色に熟す。暗紫色に熟す。

20071101162904.jpg


ギリシア神話で
月桂樹にまつわる次のお話がある。

テッサリアの川の神ベネイオスの娘ニンフのダフネ。
彼女は月の処女神アルテミスを崇拝していた。
父親の願いにもかかわらず結婚することを拒み、毎日アルテミスや侍女達とともに森で狩りをして過ごしていた。
そのような日々を過ごしていたダフネに太陽神アポロンが惚れてしまい、求愛してきたのだ。
どうして、アポロンがダフネに求愛してしまったのか?


太陽神アポロンは、弓矢で遊んでいたエロスをからかった。
激怒したエロスは
恋心を抱く矢である「金の矢」をアポロンに、
恋を拒む矢である「鉛の矢」をダフネにそれぞれ放った。

それで、アポロンはダフネに恋焦がれてしまったのだ。
しかし、ダフネには、その気はなく、逃げ回る。
アポロンから逃れるためダフネは
父である川の神ベネイオスに自らの身を変える事を願った。
するとベネイオスは娘の願いを受け入れ、
ダフネを足から硬い樹木に覆い、腕も髪も月桂樹の木に
変身させてしまった。
アポロンが、その木に駆けつけたときダフネの最後の心臓の鼓動が聞こえていたが
どうすることもできず
アポロンはとても悲しみ、月桂樹の枝をかき抱いてくちづけし、

「あなたを妻にすることは出来なくなったが、
私の神木にして、冠としてかぶりましょう。」

その愛の永遠の証として月桂樹の枝から月桂冠を作り、
生涯身に着けて、
自分の能力のシンボルとした。

そのことにより、月桂樹は
アポロンの聖木となり、
彼が音楽、弓術、詩歌の神であることにちなみ、
月桂樹は
竪琴と矢筒および詩人の額を飾る誉れの印となった。

誉れの印ということから、
月桂樹から作られた月桂冠は
古代ギリシアにおいて、
詩人や学者が学問上の栄誉を受けた時に
さらに
オリンピック競技の勝者の頭に載せられるようになり、
また、古代ローマにおいて、
ユリウス・カエサルが凱旋の時に
ローマの民衆がカエサルの頭に月桂冠を載せて
戦功を祝った。


20071101165211.jpg

HAYAさん製作の絵

そのようなことから
月桂樹の花言葉は
「勝利・栄光・栄誉」となった。

学士のことを「バチェラー」「バカロレア」(bachelor)
と言うが、これは
中世ラテン語の「baccalaureatus(月桂樹の実)」に由来する。

先程説明した通り、
古代ギリシャで詩人や学者が学問上の栄誉を受けた時に
月桂冠を戴冠したことから、
学業が完成した者という意味で
「baccalaureatus(月桂樹の実)」に由来する
「bachelor」が学士を意味するようになった。



月桂樹が日本に伝わったのは明治時代の後期、
1905年(明治38年)
日露戦争の日本勝利の記念樹として、
月桂樹が日比谷公園に植樹されて以来、
日本全国に知れ渡るようになった。

また、この時、京都の伏見にある大倉酒造が
凱旋記念に発売した日本酒に「月桂冠」と名づけ、
商標登録をする。
やがて、これが企業名となる。



このブログでの関連リンク

○ギリシア神話に由来する花言葉
アイリス~天上と地上を結ぶ虹の橋を渡り、恋のお使いをする

蓮華草 ~痛みを和らげ、めでたさを感じさせ、稲の命を育む花


○ギリシア神話に由来する語源
4月 ~卯の花が開き、愛と美の女神アフロディテに捧げる月

イージス ~ ゼウスが娘に与えた盾 イージス艦建造のそもそものきっかけは日本のあの攻撃であった

「パニック」と「テンパる」 ~ ギリシア神話と麻雀

台風~シチリア島のエトナ火山の下で火を噴く「typhon(テュポン)」

エイプリル・フール~「ウソも100回言えば本当になる」 、「デマ」となるか「ピグマリオン効果」になるか
エイプリルフールの語源でないが、「ピグマリオン」がギリシア神話に由来する。



○ギリシア神話に由来する故事を題材にした時事ネタ2007年
ダモクレスの剣 ~ 伊藤一長長崎市市長とケネディ兄弟


○カエサル関連
7月~日本で文を綴る月は、西洋では英雄の月である

「乾坤一擲」「賽は投げられた」 ~ 歴史を作った英雄の運命を賭けた決断

賽は投げられた!~川を越えて、ライバルに向かう


○日露戦争関連
天気晴朗なれども波高し~1905年5月27日 日本海海戦において示された明治人の言語力

正露丸 「征」を「正」に変えても・・・・・・






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