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「本日は晴天なり」のフレーズがマイクテストで使われる理由は?
マイクテストで、 「本日は晴天なり」というフレーズがある。 どうして、「本日は晴天なり」と言うのであろうか。
もともとを遡ると、 アメリカで無線放送のマイクテストに由来している。 そのアメリカでマイクテストで使用されたフレーズが
I'ts fine, today
である。
どうして、「I'ts fine, today」のフレーズが使われたのか? これには合理的な理由がある。
響きが厳しくなりやすい・・・「ts(ツ)」 マイクを吹きやすい・・・・・・「F」 低音でオーバーレベルになりがちな・・・「D」
などの音が含まれていること
また、
破裂音があること・・・・・it の 「t」 が破裂音で消え、「イッ」 に聞こえる。
「fine」に、撥音(「ん」)、促音(「っ」) があること、
多くの母音が含まれること
などなど、数多くの発音の要素が含まれているので、 マイク放送に
「I'ts fine, today」
と言うフレーズが使われている。
それが日本に伝わった時に 「I'ts fine, today」の訳として、
「本日は晴天なり」
が使われたのである。
この「本日は晴天なり」のフレーズを初めて使用 されたのは1925年(大正14年)2月のことであったとされる。
1925年(大正14年)2月に、気象庁の前身である 中央気象台が気象情報を伝える1ヶ月に及ぶ試験放送で、 「本日は晴天なり」というフレーズを使った。
中央気象台の試験放送は1ヶ月で終わったが、翌月の3月 NHKの前身である 東京放送局が放送を開始する際にマイクテストにも 「本日は晴天なり」が使われた。 それが他の放送局でも使われるようになり、 慣例化していった。
そして、慣例化を通り過ぎて、公的に義務化されている。
総務省令 無線局運用規則第三十九条
『無線局は、無線機器の試験又は調整のため電波の発射を 必要とするときは、発射する前に自局の発射しようとする 電波の周波数及びその他必要と認める周波数によって聴守し、 他の無線局の通信に混信を与えないことを確かめた後、 次の符号を順次送信し、更に一分間聴守を行ない、 他の無線局から停止の請求がない場合に限り、
「本日は晴天なり」
の連続及び自局の呼出符号一回を送信しなければならない。
この場合において、 「本日は晴天なり」の連続及び自局の呼出符号の送信は、 十秒間をこえてはならない。』
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