言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。.当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

プロフィール

くわどん

Author:くわどん
世の中の森羅万象のことに好奇心を持つものです。
いろいろの世の中をことを知り、いろいろ言葉を
つづっていきます。
また、過去の各記事にアクセスしやすく
するため当ブログの目次専用ブログを随時更新中です。
目次専用トップページ http://blogs.yahoo.co.jp/
kuwadong/64865881.html 



最近の記事

2015年11月2日まで、10年間毎日更新してきましたが、その後は、週1回プラスアルファのペースで更新していきます。



カテゴリー



語源由来辞典からの引用

当ブログにおいて、語源のコメントを する時は、語源由来辞典から引用しています。

語源由来辞典へはここをクリック!!



リンク

このブログをリンクに追加する



フリーエリア



お買い物しませんか?



最近のトラックバック



最近のコメント



月別アーカイブ



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



広告ですたい!



フリーエリア



カタカナ(片仮名)が外来語表記に使用される歴史的理由は?

「テレビ」や「ストラテジー」などの
外来語にカタカナ(片仮名)が使用されるが、
外来語に片仮名が使用される由来は
片仮名が生まれた背景に遡るという。

それは片仮名は当時の日本にとって
外来語である漢文訓読するための補助文字として
作られた文字にあった。

そう片仮名はもともと
外来語である漢文を読むために作られたものだった。
その名残で、現在では、西洋からに外来語の
表記としてカタカナが使用されているのだという。

スポンサーサイト

テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術


え!「五輪ボラ?」新種のボラ???・・・日本でオリンピックを「五輪」と表現するとなったきっかけは・・・西洋由来のオリンピックマークと東洋由来のインド発祥の世界観

今日は、平成30年(2018年)6月9日 土曜日

昨日のヤフーニュースのニュースタイトル一覧を
を見ていると

えっ!なんだ!新種の「ボラ」か?

五輪ボラ 

と一瞬思ったら、

「五輪ボラ」とは、東京オリンピックへのボランティアの
ことで、自宅や滞在先から活動場所までの
近郊交通費に見合う分が提供されるというニュースのために
「五輪ボラ」という略語を用いたと思うが、

オリンピックのボランティアのことを知らない方が見たら、
オリンピックに向けて、新種のボラを人工的に作ったのとか?

あるいは、「五輪」を「いつわ」と読み
「いつわボラ」というボラでもあるのかな?
とか。

続けて、近接交通費とタイトルが続いていたので、
ボランティアのことかと理解できた。

「五輪ボラ」は、ニュースタイトルの字数制限のため
略語で表記されたのだろう。

さて、もし、「五輪」というオリンピックを表す日本語表記が
なかったら、この「五輪ボラ」はどう表記されただろう?

考えられるのは

「オリボラ」と考えられるが、
それを読んでも
プロ野球のオリックス球団のボランティアと思うかもしれない。

あるいは、お笑いコンビ
オリエンタルラジオの略称が「オリラジ」なので、
「オリボラ」というお笑いグループがいるのかと
思ったりするかもしれない。

そう思うと、オリンピックを「五輪」という日本語表記に
しているのは、少ない単語で理解させるということで有益に
なっている。

さて、先ほど、

「五輪ボラ」は、ニュースタイトルの字数制限のため
略語で表記されたのだろう

と書いたが、オリンピックを「五輪」と日本語表記する
きっかけは、新聞の字数制限に由来している。

それについての記事を引用してみる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「オリンピック」を「五輪」と表記したのは誰?
(NIKKEI STYLE ライフコラム ことばオンライン 2012年7月4日)


なぜ日本では五輪と表記するようになったのでしょうか。
「当て字・当て読み 漢字表現辞典」(三省堂)のオリンピックの項目には

「『五輪』はゴリンと読まれ、戦前に日本で新聞記者がスペースを節約する
ために造り出したもの」とあります。

この記者というのが読売新聞記者だった川本信正氏(1907~96年)です。
(中略)

 川本氏は40年夏季五輪の東京招致(38年に返上)決定を巡る取材をしていた36年、
オリンピックは6文字で新聞の見出しには長い、略せないかという相談を
紙面の編集を担当する整理部から受けました。

「国際運動」「国際運競」などと考えるなか、五つの輪がオリンピックの
シンボルマークだから「五輪大会」はどうかと思いついたといいます。

「『文芸春秋』に菊池寛さんが、宮本武蔵の『五輪書』のことを書いたんです。
私、それを読んでいまして、あっ、これだと思ったんです。(中略)
なるほどマークだし、五輪が、オリンピックのオリンと語呂が
合うと言うんですね」(昭和史探訪3「戦火に消された『東京オリンピック』」)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

とある。

まず、
五大陸をあらわす五つの輪を組み合わせた
オリンピックのマークで、「五輪」

そして、「ゴリン」がオリンピックの「オリン」と語呂が合う。

最後は、宮本武蔵の兵法書である「五輪書」。
この「五輪書」の「五輪」は
仏教で万物を構成するとされる
「地・水・火・風・空」( 五大 )のことを意味していて、
「五大」を円輪にたとえている。

これは、オリンピックのマークの五つの円輪と
五大の円輪と合わさる。

この「五大」の世界観はおおもとの由来は
古代のインド哲学にあり、仏教に取り入れられた。

西洋由来の近代オリンピックの「五輪」マークと
古代インドの東洋由来の「五大」の世界観が
ある日本人記者の脳内で融合して、
オリンピックを「五輪」と表記する
略語が生まれたのであった。




テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術


喫茶店を営む60代の女性が「メイド喫茶をしています」・・・・漢字と英語由来の外来語の同音異義語・・・「めいどのみやげ・・・」

今日は、2018年(平成30年)3月 7日 水曜日

今日のNHKラジオのすっぴんで
喫茶店を営む60代の女性から

「メイド喫茶をしています」

という投稿があった。

その「メイド」とは、
秋葉原にあるようなメイドカフェのメイドさんという意味ではなく、
60代という年齢ということで、あの世を意味する「冥土」である。

同じメイドでも同音異義語によるダジャレであるが、
漢字と漢字、または、英語と英語のそれではなく、
漢字と英語由来の外来語の同音異義語である。

「メイド(Maid)」と「冥土」という
その異なる種類の表現による同音異義語に
面白さを感じた。

ちなみに、英語に同音異義語が少ないのは、
漢字という表意文字ではなく
アルファベットの表音文字を使う英語は
音の種類が少ないと似た音の表現で正確な意味を
伝えづらくなるので
音の種類が多くなっているからである。

テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術


「今季」と「今シーズン」、どちらの表現を使いますか?・・・民間気象会社のウェザーニュースは「今季」と表現したり「今シーズン」と表現したり

今日は、2018年(平成30年)2月 7日 水曜日

強い寒気が日本列島に来ているというニュースで

「今シーズン最強の・・・」

と「今季」と言わずに
「今」という漢字と「シーズン」という
季節を意味する英語の「season」からの
外来語表記を混在した表現を使用している。

私は、NHKとフジテレビ系列のニュース報道で
「今シーズン」という表現を音声と文字テロップで
見聞きした。

せめてNHKぐらいは
「今シーズン」ではなく「今季」という
昔ながらの日本語のままで表現して欲しいなと
思いつつ

英語の季節の意味の「season」=「シーズン」が
日本語として定着化しつつあるのかと思った。

「今シーズン」という表現は
気象報道だけでなく、スポーツ報道でも
見られるが、

一方、スポーツ報道の中でも

今季0勝の沙羅 五輪勝てるか
なぜ勝てない?女子ジャンパー高梨沙羅は平昌五輪で雪辱を果たせるのか

今季11戦ゼロ勝のまま平昌五輪を迎える高梨沙羅は奇跡を起こせるのか?

2018年2月6日 10時22分
(THE PAGE) Yahooニュースより

というように「今季」という表現を使用している。

面白いと思ったのが、民間気象会社の「ウェザーニュース」の
気象ニュース情報

週前半は今シーズン最強の寒気が襲来
2017/12/10 05:13 ウェザーニュース


週中頃は今季最強クラスの寒気に注意
2017/12/04 13:13 ウェザーニュース



と「今季」と「今シーズン」という表現が
同じ気象情報会社でありながら混在していて
面白い。


このブログ内の関連記事

「ストレステスト」と「耐性試験」・・・表音文字のカタカナ表記と表意文字の漢字表記・・・外来語を表意文字の漢字表記に和訳すれば、さらに理解度は高まり、世界に発信できる言葉の力を得るのでは

「竜巻」と「ダウンバースト」・・・「竜巻」という上昇気流の方は漢字という表意文字で、「ダウンバースト」という下降気流の方はカタカナという表音文字が使用されることについて

水害での「バックウォーター現象」という外来語を翻訳もせず伝えることへの違和感・・・明治の日本人なら日本語に翻訳しようとしていただろう

日本語は「てにをは」を鋳型にして、外来語をどんどん吸収してきた・・・日本語の「詞-辞」構造で、

加速度を増す商品経済化とグローバル経済化と表音文字であるカタカナの外来語の氾濫で言葉が軽く扱われやすくなる・・・明治の知識人は外来語を表意文字の漢字に翻訳して言葉の本質を理解しようとしてきた・・日本語の「てにをは」を鋳型にした日本語の「詞-辞」構造ゆえに


テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術


日本語の「敬語」はもともとは親愛の気持ちの表現方法であり、それゆえに親愛なる女性へ発せられたのが敬語である

今日は、2018年(平成30年)1月24日 水曜日

平成11年(1999年)の雑誌「ウエッジ」の9月号に
日本文学者で万葉学者の中西進氏が執筆した
「日本人の忘れもの」というコーナーで、
日本語の「敬語」について説明されていた。

日本語の「敬語」はもともとは

親愛の気持ちの表現方法だったようで、
8世紀ごろまではそうのような機能を果たしていたという。

やがて、

 親愛→敬愛→尊敬

というように変化して、尊敬の意味としての
敬語になってきたようである。


そのような敬語の歴史をふまえて、

中西進氏は

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

だからあくまでも、敬語は相手を愛する気持ちの表現方法なのだ。
愛は尊敬がなくては生じない。尊敬の気持ちのない愛があったら、
お目にかかりたい。それがごく自然に出ているのが本来の敬語、
さっき親愛をあらわすといったものだ。

だからそもそも敬語は女性に対して発せられた。(中略)
そもそも日本人の女性の扱いは、
愛と尊敬にみちていたのである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

と記述している。

私も含めた日本の男性のみなさん、
日本語の組み込まれている敬語の本来の意味をふりかえり
女性の方々に、愛と尊敬の気持ちで敬語を
使いましょう。

テーマ:ことば - ジャンル:学問・文化・芸術