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言霊・楽習社(がくしゅうしゃ) ~心豊かに、言葉を生み、人生を潤す~
語源、雑学など、時事ネタなど。また、楽習社とは私の脳内にある架空の企業です。所属組織や職業が変わろうとも、生涯、理系・文系を多様な知を楽習(がくしゅう)して、生きていきたいので、架空企業名を勤務先にしています。それを退職する時は私の人生が終焉する時です。当ブログ各記事に誘うための目次専用ペ ージはカテゴリートップにあります。PCページは画面左サイドに、スマホ画面からは下のマークの真ん中からカテゴリーにいくことができます

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「狂犬病」と「狂牛病」

昨今、
日本で、久々に狂犬病で亡くなるニュースが相次いだが、
ふと思ったのが
マスコミで「狂犬病」は言うが、「狂牛病」は「狂牛病」と
言わず、BSEと言うようになっている。

「狂牛病」は、ヨーロッパの農家の方々が
いつもと牛の様子が違うということで
「mad cow disease」と言い出し、それを直訳したものだ。

「狂犬病」のように
「狂う」「凶暴」「攻撃的」というイメージを抱かれるのは
不適切ということで
「牛海綿状脳症」(Bovine Spongiform Encephalopathy)
のBSEと表現されるようになったのだという。


ただ、必ず「狂う」=「攻撃的」「凶暴」となるのだろうか?

無我夢中に踊る状態を
「踊り狂う」と言ったりするが、
それを聞いて、「凶暴」と思う人は少ないのではないか?

そう神経質に「狂牛病」という言葉を使うことを避けることも
ないんじゃないと思ったりする。






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円安リスクを煽る外貨投資の宣伝 ~ 所得収支黒字増加で、今すぐ、大幅な円安はないように思えるが 

昨日、MSNに

外貨投資で資産倍増計画

外貨投資の宣伝があり、
そこに次のようなことが書かれていた。


.円安になっても資産が減らないので安心!
日本は、資源に乏しい貿易立国です。原油や鉄鉱石、食料品などを輸入し工業製品を輸出しています。ところが、食料自給率を考えてみると、日本の食料自給率は40%弱にすぎない(2002年)。言い換えれば、日常生活の中で食べているものの60%は輸入品なのです。イタリアやフランス製のブランド品がユーロ高になると値上がりするように、輸入品は外貨に連動している価格が動くことが多いのです。

これがもし、円安になったらどうなるのでしょうか。今まで1ドル=100円で輸入して売られていたものが、1ドル=200円になると2倍に値上がりします。これが円安による輸入インフレです。円安になった際、日本人にとっての外貨リスクは円高リスクではなく、円安リスクになるのです。このリスクは、外貨資産を持たないことによって発生するリスクなのです。



この文章を見て、もっともらしく思えるが、
「うわ~、ひどい、詐欺師みたい」
と思ってしまった。

1ドルが100円から200円になってしまうとインフレになり
円安リスクになるという事例を紹介しているが、
理論的にはそうなるが、今、すぐに円の価値が半減することは
ありえないのに、なんか不安を煽って、外貨投資を誘おうとする
ものを感じて、感じわる~と思った。


日常生活の中で食べているものの60%は輸入品なのです。イタリアやフランス製のブランド品がユーロ高になると値上がりするように、


とも書いているが、
それまで、食料など食料自給率の低さについて述べて、それによる
円安リスクを述べようとしているが、実際の事例が
ユーロ高によるブランド品の値上がりというのは
なんか違和感感じるなあ。それぐらいしか、
円安による物価上昇の事例を紹介できないのでしょうなあ。


それぐらい、日本が円安で大きく物価上昇する事態は
あまりないのかもしれない。


今、経常収益収支のうち
海外に投資した外貨建て金融商品などから生じる
外貨利息分を示す「所得収支」の黒字が増え続けている。

円安要因となる海外投資が増加すればするほど、
逆にそれから発生する外貨利息分も膨らみ、
その額の大きさから円高要因になっている状態なのだ。

なのに、円安リスク、それも円の価値が半減するような
事例を煽って、外貨投資を誘おうとするのは
詐欺師みたいだなと思ってしまった。

まあ、15年~20年後には、
日本の経常収支が赤字になって、円安になっていく可能性が
あるかもしれないし、

この外貨投資の宣伝も後のページを見ると
ハイリスクとハイリターンとそれを恐れるなら
堅実な方法を取るように呼びかけているので、
全部読めば、それほど、あくどいものは
感じなかったですが、

ただ、宣伝の導入部の円安リスク不安を煽った
ものは、姑息なものを感じてしまった。



テーマ:通貨・為替 - ジャンル:政治・経済


私は見た!黄色のゴミ袋をつつくカラスの姿を!

私の職場のある京都市では、
ゴミ収集の有料化に踏み切り、
その家庭用ゴミ袋として黄色のゴミ袋を売っている。


どうして、黄色か
宇都宮大学農学部の杉田昭栄教授(動物生産学)によれば、
カラスは黄色を見れば
半透明の黄色でも、
カラスの目の細胞にある「油球」という組織により
真黄色に見えて、
中身が見えなくなり、カラスはそれをつつかなくなるという。

実際に、東京都杉並区で、他の袋と実験をしたところ
黄色の袋に対するカラスの被害がなかったので
杉並区で黄色のゴミ袋が使用されるようになり、
それで全国に黄色のゴミ袋が広がっているのだ。

ところが、私は昨日
黄色のゴミ袋をカラスがつついているのを見た。
私は駆け寄りカラスを追っ払おうとしたが、
一時はカラスは逃げるが、すぐに戻って、黄色のゴミ袋を
つつくのであった。


これはどういうことだろうか?
カラスが学習してしまったのだろうか?

ネットで、そのことでちょっと調べてみると、
【動物】青森のカラスには黄色いごみ袋「効果なし」 黄色の袋の秘密を見破った可能性も によると

青森市の9ヶ所で、
黄色いゴミ袋を使った実験をしたところ
9か所のうちの5か所で被害が発生し、そのうち1か所では黄色のごみ袋の1割に被害が出たというのだ。
また、全体でも被害率は黄色のゴミ袋が1.6%と他のゴミ袋の
1.4%よりも高くなっていた。
それゆえに、青森市では明確な効果が立証されなかったという
ことで、黄色のゴミ袋納入を見送ったという。

ゴミ袋を開発した「大倉工業」(香川県丸亀市)では
黄色のゴミ袋を納入した他の自治体では
効果が出ているので、黄色のゴミ袋に効果なしというのは
他の要因が絡んでいるかもしれないとコメントしている。

弘前大農学生命科学部の城田安幸助教授(行動生態学)は、
「カラスには学習能力だけでなく、問題を解決する能力もある。黄色の袋の秘密を見破った 可能性もある」と指摘している。



教えて!goo カラスのゴミ荒し防止対策:黄色いゴミ袋に寄せられたコメントを見ると

ちなみに家は杉並区ではありませんが、ゴミ有料化を実施している所に住んでいます。
 不燃物用のゴミ袋が「半透明の黄色」なのですが、猫が袋をあさりその後カラスがほじくるので、黄色のゴミ袋はあんまり役に立ちません。


というコメントがあった。
このようなことから、黄色のゴミ袋の中には
えさがあるとカラスが学習してまったのかもしれない。




東京では、ゴミに覆われた網を
複数のカラスがチームプレイで、網の端を持ち上げて取り、
ゴミ袋をつつくようになったという。
そのような事例からも、カラスが黄色のゴミ袋の秘密を
見破った可能性はあるかもしれない。

進化するカラスとの戦いはまだまだ続きそうだ。






テーマ:雑学・情報 - ジャンル:学問・文化・芸術


そして伝説へ ~ 飛翔ディープインパクトのラストラン

ディープインパクトが
第51回有馬記念(グランプリ)を制して、
史上3頭目GⅠ7勝、
3歳クラシック3レース(皐月賞、日本ダービー、菊花賞)を
制した馬がGⅠ7レースを制し、7冠達成を果たしたのは
シンボリルドルフ以来21年ぶり、史上2頭目である。


ディープインパクトは
サラブレッドとしては小柄で、
サンデーサイレンスの産駒14頭中、9番目の価格で
馬主の金子氏に引き取られるほど、まさか
大化けするような馬になるとは思われていなかった。

金子氏は
馬の瞳の強さの衝撃に惹かれて、買ったという。
その衝撃から、人々に衝撃を与える馬になって欲しいという
願いを込めて「ディープインパクト」と名づけたが
まさしく、日本競馬会史上、また、多くの人々に強烈な記憶に深く残る衝撃をもたらす名馬になった。

皐月賞では
スタート直後につまづき、外によれたが
見事に優勝。
このとき武豊騎手が
表彰式でインパクトの背中の上で、
左手の人さし指を突き出した。
これは、21年前に無敗の三冠馬となる
シンボリルドルフに騎乗していた岡部騎手が
皐月賞の表彰式で
シンボリルドルフが名馬になることを予感して
まずは「1冠」という意味で掲げたことを意識した
ポーズで、武豊騎手は、このときから
ディープインパクトが名馬になると確信しており、
「走っているより飛んでいる感じ」と言葉を残している。


そして、日本ダービー、
またもスタートで出遅れるが、
最後の第4コーナーを回ってからの直線で
大外から一気にスパートを駆けて、前の馬馬を追い抜き
残り150メートルで、その時点での先頭の馬より前に出て
5馬身の差をつけての圧勝劇には
あまりのすごさに笑ってしまった。
まさしく、ディープインパクトだった。


私は小学生5年の時にシンボリルドルフが無敗の
3冠馬になったときことを強く覚えているが、
それ以来のすごい馬が現れたのかと思った。

そして、菊花賞直前には、列車の吊り広告に
21年前に無敗の三冠を達成したシンボリルドルフの写真と
ともにディープインパクトの写真があり、
これで、ディープが勝てなかったらどうなるのだろうと
思ったが、第4コーナー手前で、
先頭とは10馬身差もあったが、
あっという間にぶっちぎり、
2馬身差で勝った。


翌年は天皇賞春、宝塚記念を制し
(シンボリルドルフはけがのため宝塚記念に出走できなっくなった)
凱旋門賞は3着失格と残念な結果になったが、
何とか国際招待レースのジャパンカップに勝ち
6冠と達成し、有馬記念で有終の美を飾って7冠達成できるか
どうかが話題になった。

レースはいつも通り、ディープがスタート後は後方で進む展開から
第4コーナー手前で外から抜け出し一気にスパート
直線では鞭を1発入れたのみで手綱だけで走り、
2着に3馬身差をつける圧勝にまたも笑うしかなかった。

(今年の有馬記念の観客は昨年の16万人よリ5万人少ない
11万人で、ディープだけが強いつまらないレースになり、
また、商業主義的なディープ人気に嫌気がさしたフアンが多いという
指摘がある)


7冠を達成し、引退するディープインパクトについて
武豊騎手が
「飛ぶように走る」と表現する。

それについて、JRA競走馬総合研究所の平賀氏が
昨年の菊花賞のレースの映像を詳しく分析したところ


「飛んでいる時間」とされる四本足全てが
地面から離れていた時間に関して、
ディープインパクトの「飛んでいる時間」は
他の馬のそれより平均値より短かったが
飛んでいる時間のディープインパクトの
進む距離は、ほかの馬より20センチも長いことがわかった。

つまり、上下運動が少なく流れるように走っている状態で、
それが飛んでいるという感覚になり、「飛翔」ディープの
強さの源であったのだ。


飛翔ディープインパクトがもたらした深い衝撃は
記録として、また人々の記憶に残り
伝説として語り続かれていくだろう。

そして、ディープインパクトの子孫に
飛翔のDNAが受け継がれ、
新たな飛翔伝説が生まれるかもしれない。




テーマ:競馬 - ジャンル:スポーツ


天皇誕生日で思うこと~有馬記念と天皇賞、昭和19年と平成19年

今日は、今上天皇の誕生日である。
昭和天皇の誕生日は4月29日であったが、
その日に合わせて、中央競馬の天皇賞が行われていた。

天皇賞も現在、昭和天皇の誕生日にそって、
4月の第4日曜日と秋の天皇賞は10月の第4日曜日あたりに
行われている。

もし、天皇賞が今上天皇の誕生日に合わせて、
12月23日に行うとなれば、
12月の第4日曜日に行われる
グランプリ有馬記念と重なってしまうので、
天皇賞は昭和天皇の誕生日の時期のままの日程に
なったのだろう。


年を明ければ、平成19年になる。

前の元号の昭和の19年の時は、
日本はアメリカ、イギリス、中国と
第2次世界大戦の激闘を行っていた。

平成が終わり、次の元号になり19年になった時、

平成の19年は、
世界第2の経済大国になった日本が
長期経済低迷と格差拡大に苦しんでいた。

と書くことになるのかなあ。


テーマ:思うこと - ジャンル:学問・文化・芸術