携帯電話から目の前の50cm前にあるパソコンにデータが数秒で届いたが、データの移動距離は50cmどころか、何km移動しているかはわからない
今日は、2014年(平成26年)12月6日 土曜日
西宮市今津駅近くにある 自宅のパソコンの前で 私のガラケーの携帯電話を動かして、 画像をメール送信した。
さて、どこに送信したかと言うと、 そのすぐ目の前にある私のパソコンのメールである。
携帯電話で数秒もしないうちに送信を終わり、 送信終了後に1秒もしないうちに パソコンのメールソフトで受信をクリックすると、 届いていた。
その時、携帯電話から目の前のパソコンの画面まで、 距離は50cmもない。
ただ、 その時の送信データが移動した距離は50cmだったのかと言えば、 そうではない。 50cm前のところにデータを送るために、いろいろ距離的には 遠回りしていたのだ。
まず、私の携帯電話は旧ウイルコムのPHS電話であるが、 自宅からもっとも近いPHS基地局は、自宅から約200mのところにあるが、 まず、おそらく、その基地局にデータが飛び、 そして、その基地局につながっている おそらくNTTの回線を通じて、 おそらく日本のどこかにある 私のPHSのメールアドレスのサーバーを通過し、 そして、インターネットを通じて、 また、おそらくは日本のどこかにあるパソコンのメールアドレスの サーバーを通過し、 そして、自宅のアパートにつながるNTTの回線を通じて、 光ファイバーを通過して、私のパソコンに届いているのである。 実際、インターネットの回線のどのくらいの距離を移動 してきたのかわからないが、少なくとも km単位はあるだろう。
50cm前のものにデータ移動させるために、 はるばるといろいろなところをめぐりめぐって、 遠回りして届いているが、それが数秒で、 特に送信終了後は、1秒以内で受信できる状態になっている ことに、不思議さを感じつつ、技術の進歩が 培ってきた偉大さを感じるのである。
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