安倍首相の靖国参拝で、尖閣での日中戦争は不可避になるかも・・・その前に、アメリカの意向で、安倍内閣はスキャンダル報道で倒閣されるかも
今日は、2013年(平成25年)12月27日 金曜日
昨日、安倍首相が靖国神社に参拝した。 その是非はともかく、 中国と韓国との首脳会談は しないということだなと思った。
安倍首相の靖国神社に参拝 中国の対日強行国内世論は沸騰し、 尖閣諸島の領有権問題で 中国との外交的解決は絶望的になり、力と力のせめぎ合いでの 勝負に決着に向かうかもしれないと思った。
最悪の場合、安倍首相在任中に 尖閣をめぐって、軍事的衝突が発生することも あり得るかもしれない。
その軍事的衝突が尖閣だけにとどまらず、 沖縄の八重山諸島、沖縄本島などに 戦線が拡大することもあるかもしれない。
もし、尖閣諸島をめぐって、日中の軍事衝突が 勃発して、サイバー空間での戦争、 中国から日本にいろいろサイバー攻撃が仕掛けられて 様々な障害が発生して、日常生活に影響を及ぼすことが あるかもしれない。
その時、何も政府関係が仕掛けるだけでなく お互いに怒り沸騰した国民同士が、ゲリラ的に自分のPCから、 F5アタック(Webブラウザの「再読み込み」機能を何度も連続して行なう ことにより大量のページ送信要求を送り、Web サーバに過大な負荷をかけて 停止させる手法)を仕掛けられたら、 特に、人口が日本よりも圧倒的に多い中国国民の多くが 日本に対して、F5アタックを仕掛けたら 次々と接続障害が発生するかもしれない。
少なくとも、今回の安倍首相の靖国参拝で 中国は、尖閣国有化の時と同じように 日本との貿易を、税関検査で滞らせたり、 在中日本人ビジネスマンをスパイ容疑で拘留したりと してくることがあるかもしれず、 また、反日デモが大々的に行われ、 日系の店舗や工場が焼き討ちにあったり、 中国にいる日本人に危害が加えられたりして 命に関わる事態もあるかもしれない。
安倍首相が靖国参拝をする前日に 沖縄の米軍基地の普天間から辺野古への移設をめぐって、 沖縄県におカネをたくさん貢ぐことによって、 沖縄県知事が辺野古埋め立てをOKできるようにして、 アメリカが望む方向に導くようにしたことで、 アメリカが難色を示していた靖国参拝も アメリカはそう強く言ってこないだろうと 安倍首相は思ったかもしれないが、 アメリカ政府は異例の早さで 安倍首相の靖国参拝に対して「失望した」と 声明を出した。
アメリカとしては、尖閣をめぐっての 日中戦争に巻き込まれたくないのが本音で、 靖国参拝で尖閣問題の外交的解決が絶望的な 状況にはして欲しくないのだろうか。
今のオバマ政権にとっては 安倍首相は扱いにくい存在と思っているかもしれず、 安倍首相を退陣に追い込むことはできないかと画策を 始めるかもしれない。 そうなると、いろいろ安倍内閣関係者に対する 政治献金などのスキャンダル報道がいろいろ出てきて、 安倍内閣が持たない方向に動いてくかもしれない。
安倍首相の外交姿勢について 私のブログ記事で、 第1次安倍内閣の時の 2007年(平成19年)6月29日の記事 安倍総理は「愛国者」か「国粋主義者」か? ~ 安倍総理のパーソナリティと安倍内閣の対北朝鮮外交で、
社会学者の宮台真司氏のコメントを引用して次のように書いた。 その部分を以下に再掲する。
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社会学者の宮台真司氏は自身のブログの
田中康夫氏と「グローバライゼーションと日本のセルフイメージ」について対談しました。 で、
経験値が乏しいが故に、愛のあるセックスを彼女にしてあげる事が少なく、 彼女に浮気をされてしまう若い男性達を例に引き合いに出しながら、 安倍総理のことを次のように評価している。
経験が乏しいがゆえに、見当違いの噴き上がりで自爆する若い男子の姿は、 安倍晋三に重なります。「野党に妥協するのかあ」と、憲法改正に向けた 憲法調査会特別委員会での着実な与野党合意をひっくり返して、 憲法改正を百万光年彼方に遠のかせた安倍晋三。 「北朝鮮と取引するのかあ」と、馬鹿の一つ覚えの制裁継続と協議拒否で、 拉致問題の解決をあり得なくした安倍晋三。 「従軍慰安婦の強制連行に政府は直接関与していない」という正論を、 文脈を弁えずに喋り散らして、アメリカ議会の国辱的な決議案を招き寄せた安倍晋三。 望んだ着地点に向けて戦略を構築してこその愛国者なのに、この体たらくじゃね。
とコメントしている。 つまり、今の日本も安倍総理も外交の経験値が乏しく、 外交力が無いが故に、 常に敗者と弱者が頼る正義の論理で、 ただ怒りをぶつけるだけで、 結果的に何の利得も得ることができないという ことだろう。
宮台氏が 「望んだ着地点に向けて戦略を構築してこその愛国者なのに この体たらくじゃね。」と 安倍総理を批判しているが、
本当の愛国者とは 冷静な計算で利得を得る外交をする者であり、 憤激にまかすがままに強硬策に出て、 何の利得も得られず、さらには、損失を被る外交を するのはただの国粋主義者である。
そのような主旨の発言を宮台氏がしていたと思うが、 そうなると、 経験値が乏しく、世論の憤激にまかすがままに 強硬策に出て、何の利得も得られない外交をしている 安倍総理は愛国者ではなく、 ただの国粋主義者となるのでしょうね。
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テーマ:安倍晋三 - ジャンル:政治・経済
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